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2023南投世界茶葉博覧会に行った! ①行き方などの記録
すっごい楽しかった!!!
台湾のお茶フェス!印象としては静岡の世界お茶まつりが近かったです。規模めちゃくちゃでけー!
公式サイト↓
2023南投世界茶業博覽會
行く前に調べても日本語の情報が非常に少なかったので後日や後続の方(いるのかな?)のために記録しておきます。
特に行き方は調べてもいまいち確証が持てなくて不安だったので参考になれば嬉しいです。
イベント来訪日:2023年10月12日(木)
開催地
公式サイトからコピペ
◆中興新村 大會堂
地址(住所):南投市光榮北路一號
◆中興新村 青少年活動中心
地址(住所):南投市中學路一號
…どこよ?って地図で調べるとこの辺。
![](https://assets.st-note.com/img/1697332003294-y4uxa13Fpb.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1697332292076-vBBVyXAwtd.jpg?width=1200)
わあ、茶産地近いなぁ…ほぼ山…
ぎりぎり麓のあたりです。
行き方/アクセス
先に結論:バスで行けます
大きな鉄道駅(台北駅、台中駅、高鉄台中駅など)から長距離バスで行けます。どのルートでも最低1時間は乗車します。
乗るバスはこれ
台北駅から:國光客運1831(南投行き)3時間〜
台鉄台中駅から:總達客運6333(水里行き)約1時間
高鉄台中駅から:統聯客運1657(南投行き)45分〜
(行く前にこういうまとまった情報が欲しかった!
…と思ったので書いておきます。ご活用くだされば是幸い)
降りるバス停は「中興新村の中學路」です。正しいバスに乗れば下車駅に迷う心配はないです。着けば分かる。
バスの種類や時刻はGoogleマップで割と正確に調べられます。バスのアプリはこの件では非推奨。(2023年時点)
ここから詳細。
はい、これも下に公式サイト情報をコピペします。
コピーしないでリンクだけだと来年以降も生きてるか分からないからね。
茶博のサイト、毎年同じアドレスを使い回してて合理的なんだけど、翌年になると前年までの情報が上書きされて失われるって面もあります。
【大眾運輸】
1.搭總達客運6333由台中直達中興新村,可於中學路站下車,即可直達會場。
2.搭彰客6875或國光號1831由台中直達中興新村,可於中學路站下車,即可直達會場。
公式情報その1、台中駅から「總達客運6333」のバスに乗り、中興新村まで来たら「中學路」という駅で降りると会場直通。
公式情報その2、「彰化客運6875」または「國光客運1831」のバスで、同様に中興新村の「中學路」で下車で会場直通。
※彰化客運6875は南投-中興-埔里を繋ぐ路線
※國光客運1831は台北駅と南投駅を繋ぐバスのうち中興新村を通るもの
事前の検索だと
・台北から長距離バスで行く(上記の國光客運1831)
・高鉄台中駅から長距離バスで行く(統聯客運1657という路線がある)
というのは先人様の情報で出てきたのですが、今回私たちは台中市内で滞在して朝から会場へ向かうという方法を取りました。上の「總達客運6333」ってやつです。
台鉄=ローカル線の台中駅と高鉄=新幹線の台中駅は、横浜駅と新横浜駅みたいな感じで割としっかり離れてる。電車で5駅ある。間違えると大変(フラグ)
実際の感じ:台中から会場、会場から台中
總達客運(バス会社)時刻表のサイトはこちら
https://alldaybus.com/time/
行き
08:35 台中駅のバス乗り場から總達客運6333に乗車
(約1時間乗車)
09:30過ぎ 目的地のバス停到着、下車
帰り
14:09 会場前のバス停から總達客運6333に乗車
(約1時間乗車)
15:10 頃、台中駅付近で下車
朝、ホテルを出てバス会社の発着所「總達客運干城站」へ移動。台中駅の大きなバスターミナルとは別の場所なので注意。
道の角にあるカウンターでチケットを買い、ここが乗り場だよと教えてもらいました。
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発車2分前くらいだったので慌てて乗車。時間があれば町中で水のボトルと軽食を買っておけたら良かったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1697335923229-Kt5X4d5qi5.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697335924948-bzNN8GhBGH.jpg?width=1200)
中興新村に近付くと茶博の案内やのぼりが目立つようになってきて、会場が近いと分かります。この頃には乗車客がほとんど茶博目当ての人だけになっていて降りるバス停に迷うこともありません。到着するとみんな降りる。
バスの中では最初から乗ってたおじさんが他のお客さんの座る場所を指示したり試飲用のマイカップを見せたり名主のように振る舞っていて楽しそうでした。余談。
降りてトイレを済ませ、会場へ。
正面入口ではなく近道みたいなところから入ったので第一会場の角っこに出ました。こちらは後で撮影した正門?の写真。
![](https://assets.st-note.com/img/1697336427407-ahPwiHLRK1.jpg?width=1200)
帰りのバスの時刻表を撮影しておこうと探したのですが、時刻表がどこにあるか分からなかったです。結局Googleマップで調べた。eSIM便利。ネット回線は何かしら持ってた方がいいです。割とGoogleで調べた通りの時間に運行してました。
![](https://assets.st-note.com/img/1697336733447-ufq3dogFdb.jpg?width=1200)
帰路は同じ總達客運6333の逆ルート。14:09発。
体力さえあれば夕方までいてもまったく回りきれないボリュームですが(2日通ってちょうどいいくらいかな)、疲れ果ててしまって販売エリアはあまり見ないで離脱しました。夕方はもっとバスが混むかも。
バスに乗れるか微妙なラインでしたがとりあえず乗ることには成功。1時間に1本か2本しかなく、次が1時間後だったので助かりました。
でも立っての乗車となり、車体が行きのバスより古くて小さくて(立ち乗りの空間が広くて人数がやや多めに乗れたのは良かったのですが)、全体的に埃っぽくて、1時間の行程はかなりハードでした。疲労と飲んだお茶によるダメージとが重なって相当グロッキーになりました。
バスに関してもうちょっと:他のルートや調べ方
台北からバスで行く場合、1831のバスが乗り換えなしで3時間10分の所要時間です。きっちり1時間に1本あるみたい。
ここまで長距離の路線なら比較的設備の良いバスじゃないかなと想像。行きはいいんだけど、帰りも台北行きだと大変そうです。逆に別の場所へ出るとするとスーツケースを預ける場所がないのが難しいところ。
旅行者にとっては、新幹線で台中に出て高鉄台中駅からバスというのがスマートなのかしらという雰囲気でした。そちらの1657のバスは1時間に1便か、2時間に1便ほど。やや少ないです。
バスはGoogleマップで調べるのが一番やりやすかったです。台湾もバスアプリはあるんですが、中長距離路線はバス会社ごとの独自のアプリで調べることになり、結局あまり役に立ちませんでした。
電車とバスの組み合わせが出てしまうけどバス1本で乗り換えせずに直行したいという時は、オプションからバス優先にすると良いです。逆に想定と違ってバスばかり案内に出てしまって電車優先にさせたい時もここで設定可能です。
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![](https://assets.st-note.com/img/1697450290553-UrQSkVtqNe.jpg?width=1200)
バスの出発時刻は、Googleマップで移動したい日の朝6:00など早めの時刻を出発に設定してルート検索→バスの情報にある「次発」をタップし→「その他の出発情報」を開くと、上のような画面が出ます。
簡易のバス時刻表として使えるのでスクショしても良し。曜日でダイヤが違うことがあるので、出発日の設定は間違えないように注意してください。
※バスやアプリの話を含め、情報はすべて2023年10月時点のものです
持ち物とか
必携
・カップ
・ネット回線(ルーターやSIMなど。私は今回KKdayでeSIMを購入、中華電信が入りました)
・スマホ(マップの他、カメラ翻訳も結構助かる。これはという生産者がいればLINEやインスタで繋がるのも良し。QRコードちょこちょこあります)
日本のお茶イベントと同様に、自分のカップ持参推奨です。ものすごい量の試飲ができます。会場でも茶器は売ってるけど会場が広すぎて、そっちに辿り着くのも大変なので持っていってしまった方が楽だと思います。
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もちろん茶杯は持参して、どんどん飲ませてもらいました。小さめの茶杯にしたのは大正解。それでも次々杯が重なり本当に大量にお茶を飲みました。
— 三月うさぎ (@teacamera) October 12, 2023
写真は休憩中。台中で買って持参した洪瑞珍のサンドイッチと現地購入の冷茶。試飲が大量かつ美味しいものばかりだったので冷茶はやや持て余しました。 pic.twitter.com/aKE7QVlhrg
現地の人たち、割と大きめのカップが多かったですが、カップが大きいとたくさん注がれてしまうので小さい方が良いと思う。飲みきれないもん。切実に吐器が欲しかった!
あると便利
・ティッシュ、手拭き(タオル、ウェットティッシュ等)
・ノートとペン(特に茶葉や茶器の購入相談がしたい場合)
・日焼け止め、折り畳み傘(当日の天候による)
・ミネラルウォーター(茶酔い防止)
・軽食(同じく茶酔い防止。会場でも屋台がたくさん出ています)
・体力(切実)
・会場内マップ
水と食べ物は茶酔い防止です。
屋台がたくさんあって肉でも麺でも色々ありますので台湾の食が口に合うなら現地で買って食べると楽しいです。八角が苦手とか、口に合わないものもある、という方は念のためパンとかおむすびとかの軽いものを町のコンビニで買っておいてイベント中に補給すると安心です。
強いお茶をいくら飲んでも大丈夫!何リットルでもどんと来い!という猛者は心配ないですが、長年お茶を大量摂取してきた茶沼人には、いかにお茶が体や胃を攻撃しているか実感するようになった方々も多いのでは。お茶って飲むとダメージが入りますよね…。時々何か食べると胃が休まります。気温が高いのと歩き通しなのも相まって体力は相当必要です。
ちなみに台湾は全土かつ通年で蚊が生息していて、自分が普段から非常に蚊に刺されやすいのとデング熱が出ているようだったので念のため虫除けをスプレーして行きましたが、幸運なことに今回は特に被害はありませんでした。スプレーのおかげかは不明。
会場マップは正門のあたりで配っていたらしいのですが別の入口から入ったこともあって入手しないままでした。配ってることに気付かなかったけど記念に一枚欲しかったな。
当日、マップはウェブで見れば良いかなと思っていましたがアクセス集中で開催時間はサイトが重く使えなかったです。事前にダウンロードしておけば良かったと思いました。
こんな感じで中身のガラッと異なるたくさんの会場が、ぐるりとたくさん並んでいた中興大操場。こちらがマップ。(これが全部ではなく他にも会場があります)
— 三月うさぎ (@teacamera) October 12, 2023
マップは先にダウンロードしておけば良かったです。ウェブで見られると思いきや日中はサイトが重すぎてアクセスできませんでした。 pic.twitter.com/Tf3Iimz2e6
こちらは出展事業者一覧。多すぎて何が何やら。
— 三月うさぎ (@teacamera) October 12, 2023
お茶の小売ブースの並ぶ臺灣優質茶業展售區は目が合うとお茶を注がれてセールストークが始まるので逃げるのが大変でした。美食區は屋台街。農特產品展售區はファーマーズマーケット。行ってみて初めてこの図の見方というか、一覧の意味が分かりました。 pic.twitter.com/6ibdtVHJvr
トイレ事情など
利尿作用のある飲料を飲んで飲んで飲みまくるイベントなので気になるあたりですが、素晴らしいことに、トイレやゴミ箱にはまったく困りませんでした。仮設トイレも元の設備も潤沢にあり、行列も穏やかなものです。これは瞬く間に激混みであふれかえる日本のイベントも見習ってほしいです。
トイレによっては、たまーにトイレットペーパーが切れていることがあったのでティッシュを持っておくと安心です。
来場関連の情報は以上です。
決して便の良いルートではないですが(というか便数が少ない)、覚悟していたよりは全然すんなり行けて驚きました。日本語情報が少なかったのでもっと不便かと思っており。行くだけで時間もかかるし大変だけど、ガチの台湾茶好きならほんとに楽しい巨大イベントです。これ書きながらすでにまた行きたい。
実際の会の内容とかはまたいずれ。