台中のこと①宮原眼科と春水堂
note楽しいのでもうちょっと書こう。
直近3回の台湾旅行では台中に滞在しました。台中は近年高雄を抜いて台湾第二の都市になったとも聞きますが(聞きかじり)、市内観光についてはあまり情報がないですね。旅行客にとっては、夕日の美しい高美湿地や、紅茶の有名な日月潭など、台湾中部の観光地へ起点という感じの場所です。
今年(2023年10月)は台中2泊で台北1泊とほぼ同じ金額でした。中心地でもお宿が安くて助かります。
宮原眼科(とその系列店)
台中といえば…ぐらいの有名店。一社だけ飛び抜けて気を吐いています。
日本統治時代の古い建物(宮原先生がやっていた眼科だったんでしょうね)をリノベーションして、現代的かつレトロなエンタメ空間を提供。とにかくデザインがすごい。軽く異世界を楽しむような感覚があります。
台中駅の近くの「宮原眼科」、そこから同じ道を200メートルほどの距離にある「第四信用合作社」(信用金庫の建物のリノベ)、もっと行って台中公園そばの「櫟社」は、同じ「日出」グループの系列店になります。台中駅から徒歩15分圏内の同じ方角にまとまっているので、お散歩しながらお土産を見たり建物を見比べていくだけでも楽しそうです。
注文したアイスクリームの数だけ無料トッピングが選べるシステム。パイナップルケーキとかも頼める。ざくっと刺してくれます。なんだかんだお茶のアイスを頼んじゃう。このアイスと前のドリンクの写真は第四信用合作社で食べた時のもの。第四信用合作社は宮原眼科と同じアイスが座って食べられます。
宮原眼科はだいたい混雑していますが、テイクアウトやお土産はすぐ買えます。
パッケージがすごく良くて賞味期限の短いものが少なく品質も値段相応に良いのでお土産には最適。バラマキではなく良いものを渡したい人を思い浮かべて品物を眺めます。(今年は時間が合わなくてお土産は買わなかったけど)
春水堂創始店
今回初めて行きました!
タピオカミルクティーで有名な春水堂の一号店です。
タピオカミルクティー、夜で気温が下がっていたので暖かいのにするか悩みましたが、アイスミルクティーをシェイクするスタイルがご自慢のお店ですので冷たい方で。
大きいのと小さいのの2サイズあり、深く考えずに大きい方を頼んだら本当に大きかった!美味しいけど飲みきれない。台湾のドリンク頼むの久しぶりでボリュームを見誤った!ちくしょう美味しいな!
軽食のメニューもとてもたくさん。
タピオカミルクティー、坦々麺、大根餅を食べました。タピ茶がめっちゃ美味しくて食べ物は普通。大根餅にはずれがないのはさすが中華圏です。タピオカドリンクはお茶というよりスタバのフラペチーノとかみたいなスイーツのカテゴリですね。回転の良い流行ってるお店ほどタピオカの状態が良い気がします。
注文のルールがちょっと良く分からなかったんですが、どうやら
メニュー表に注文を書き込む
1を会計カウンターで渡して注文し、お金を払う
渡されたレシートにある「テーブル番号」の席に座る。この数字は注文番号とは別(写真の100番は注文番号)
お茶や料理が到着したら召し上がれ
というシステムだったみたいです。
地下で勝手に好きな席に座っていたら席が間違ってると移動を案内されました。お客さんが少なくて席はすいていたので元の席で食べちゃ駄目かなーと思いましたがうまく伝えられませんでした。
店内のムードは意外と伝統的というより新しくて明るい感じです。一階では賑やかなグループ客が多かった模様。仕事帰りのような感じで一人でさらっと食べていく人もちらほらいました。決して敷居は高くなく、ファミレスのように日常に密着した印象です。
より落ち着き・高級感のある店舗としては、ここからさらに1.5kmほど行った国立台湾美術館の中に『秋山堂』という茶館があるそうです。春の水に対して秋の山と対になるイメージの店名でしょうか。食事をしたり甘いドリンクを飲んだりわいわいやる春水堂と、お茶席を主体にした秋山堂という感じみたい。そちらも面白そうです。
国立台湾美術館には普通の春水堂もあって、コンセプト違いで二店舗持ってるということ。さすが地元。春水堂強い。国美は審計新村や綠光計畫・范特喜文創聚落などのリノベスポット、中美街夜市なんかの方角にあるので一緒に散策するのも楽しいかも。
リノベエリアは土日の方が賑やかで楽しいと思う。こちらの記事が参考になりました。
春水堂創始店に話を戻します。
内装はところどころ可愛い要素もあって、レトロポップとシックの両方の成分が入ってる感じ。デザインした人、無印良品とか好きそう。
手前の机に自由に押して良いスタンプがたくさんあってきゃーっとはしゃいでしまいました。こういうの大好きです。販売しているグッズにポストカードがあり、来店の思い出にスタンプを押して出すことができるみたいです。商売がお上手。
春水堂ではタピオカミルクティーをシェイクで作る体験教室(シェイカーのお土産つき)も予約制で開催していて、このカウンターで開催しているのかなという雰囲気でした。そりゃ体験が終わったらせっかくなのでポストカードのひとつも買ってスタンプ押して行きますよね。商売がお上手(2回目)
マスキングテープの実物があったらちょっと見てみたかったです。可愛かったら欲しい。
お茶の価格は季節変動ありって良いですね。阿里山烏龍だけ「60g・2入」なのはなんだろう。60gの包みが2個で700元だとすると一つ350元になって紅茶より安いことになるけど。(ミルクティーに一番使う基本の茶葉なのかな?)
左手前の階段から地下の席へ降りました。
右奥の一階も座席があり、注文カウンターは一階を入ってすぐです。
空港のあれ
春水堂は以前は台北松山空港に入っていて、帰国前の飲み納めにドリンクを一杯いただくのが好きでした。現在は翰林茶館が入っていますが、春水堂好きなので帰ってきてほしいなぁ。
タピオカミルクティー好きです。ブームの前から好き。ブームが去っても好き。