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腹が減っては戦はできぬ

前述した言葉は誤りであると語りたい。
そもそも令和のこの時代。
私が生活の拠点としている日本。
平和である。
それは、まぁ、物騒な事件は度々起こるが。
では、この現代の日本における戦とは何なのか。

ズバリ、仕事である。

なので現代風に言い換えるのであれば 
「腹が減ってると脳率下がるし、仕事できなくね?」である。

だからこそ、誤りであると私は語りたい。
何故ならば、腹が満たされると眠くなるからである。

それは、もう、堪らなく眠い。理性でいかに目をこじ開けようと、首を振ろうと。

「あー今、このままベットに入り込んだら、どれだけ良質な睡眠が取れるだろうか」

そう考えながら意識はデスクの上で落ちていく。
失礼。
落ちかけていく。

何故こんなにも眠くなるのだろうか。
腹が満たされると眠くなる根拠を調べてみた。
様々な理由があるみたいだが、私が見た記事では本能的にそして医学的に論じられていた。

動物は、獲物を獲るためにオレキシンと言う神経細胞を覚醒させるらしい。そうすることによって意識を最高レベルで保てるらしい。
しかし、獲物を獲り、食し、満足した時にはオレキシンの活動は鈍るらしい。
極めつけには、血糖値が上昇することによって、さらにオレキシンの活動を低下させるのである。

つまり、腹を満たす=眠くなると言うのは、我々がまだ動物だった頃から変わらないものであると考えられないだろうか。

もしかしたら、戦国時代にもお腹を満たした状態で戦に挑み、眠気というもう一つの敵と戦っている武士がいたかもしれない。

マルチタスク…

「命のやり取りをしてるのだから、そんなわけないか」と思いつつ「本能に勝てないのが人間では?」とも思う。

言葉の意味が誤っていることも眠くなる根拠も
わかったところで、私がそれらを踏まえた上で新しいことわざを発表する。

「満たす時間とのんびりする時間と昼寝時間を含めて2時間は休憩がないと仕事はできぬ」

なんてワガママな主張。
こんなことを言ったら上司に口うるさく言われそうなので、腹を満たしてもらい、私と終わらない戦いをするのではなく、眠気と戦ってもらうのが良さそうだ。


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