イギリスの食器「コーニッシュウェア」を個人輸入してみた

2020年8月17日 21:05

こんにちは。nmです。今年の6月にイギリスの食器「コーニッシュウェア」を個人輸入しましたので、その時のことをこちらにまとめます。購入の仕方など、参考になれば幸いです。

コーニッシュウェアとは

コーニッシュウェアは、ほぼ100年にわたって英国のシェフ、ベーカリー、ティーメーカーをサポートしてきた、イギリスを象徴するデザインの食器です。

コーニッシュウェアの製造元である、T.G.グリーンは1864年にトーマスグッドウィングリーンによって設立されました。T.G.グリーンの中でも、最も人気のあるラインの1つが、1924年に初めて製造されたコーニッシュウェアです。この食器の特徴は、なんと言っても青と白のストライプ模様！このストライプ模様が、イギリス・コーンウォールの青い空と白い縞模様の波を思い出させることから、コーニッシュウェアの名前の由来となりました。

ネットの古い記事によると、一時期はイギリス国外で製造されていたようですが、現在はイギリスの陶器の町であるストークオントレントでいくつかのラインが作られており、イギリスで製造されている製品も徐々に増えています。その証拠として、新しい"Made in England"製品を示す緑色のバックスタンプを確認することができます！こちらは、今回私が個人輸入したもの。ちゃんと"Made in England"を確認することができます。

日本では雑貨店で見かけることがあまりなく、百貨店の英国フェアなどで見かけるぐらいです。京都にあるスリーベアーズという英国式ティールームでは、青と白のコーニッシュウェアで様々なメニューが提供されており、実際の使用感を確認することもできます。こちらのティールーム、とてもおいしいので、もし京都にお立ち寄りの際はぜひ……！

私が個人輸入をしようと思った訳

私がこのコーニッシュウェアを欲しいと思ったきっかけは、京都のスリーベアーズに行ったことです。欲しいと思った私は、さっそくコーニッシュウェアの公式インスタグラムをチェックすると、青と白のコーニッシュウェアだけではなく、赤や白、黄色や白のコーニッシュウェアもあることを知りました！特に私が気に入ったのは、黄色と白のもの。どの料理もデザートも映えて、素敵だと思ったのですが……。

「日本で売っているところがない……！！！」

ネットで探しても青、赤のものはあれど黄色のものを販売しているサイトがないんです。諦めようかと思ったのですが、最後に公式サイトを確認してみました。すると……

ありました！リンク先の表は配送料の表なのですが、イギリス国内、ヨーロッパ、北アメリカと来て、その他の国々とあります。日本に配送してくれるのであれば、使わない手はありません。ということで、個人輸入することにしました。

どんな商品があるの？

マグカップ、カップ＆ソーサ―、プレート、アフタヌーンティースタンド、キャニスターにエプロンと様々な商品があります。

また、「Personalised」サービスもあります。こちらは好きな文字をプリントできるサービスです。このサービスを利用できるのも、公式サイトから購入することのメリットですね！

「Personalised」サービスを使用して、こんな素敵なクリスマス仕様のマグカップを注文することも……！とてもかわいい！文字入れサービスは、10ozマグカップであれば12文字以内（スペースも文字数に含む）であればできます。名前であったり、PAPA/MAMAなど誰のものかだけではなく、短いメッセージを入れる方もいます。

購入してみましょう

サイトにアクセスする

まずはサイトにアクセスします。下記リンク先です。

アカウントを登録する

アカウントを登録しましょう。メールアドレス、名前、住所を登録します。住所は日本での書き方と異なり番地から書きますのでご注意ください。

クーポンを獲得する

次に、忘れないうちにクーポンをゲットしましょう！パソコンの画面では、このような画面が出ますので、ご自身のe-mailアドレスを入力し、送信してください。

もし画面が出ないのならば、パソコン版もスマートフォン版も画面をスクロールすると一番下に入力フォームがありますので、そちらから送信してください。しばらくすると、メールが届きます。その中にあるクーポンコードを控えておきましょう。画像で黄色のところにクーポンコードが書かれています。こちらは、あとで使用します。

では、次に実際の商品をカートに入れていきます。この辺りは、通常の日本のショッピングサイトと変わりませんので、詳しい説明は省きます。

決済する

買い物カートからチェックアウトします。次に、Delivery address（配送先の住所）、Gift options（ギフトのオプションの選択）、Delivery options（デリバリーオプションの選択）にチェックを入れましょう。デリバリーオプションは、購入金額に応じた配送料が自動で設定されており、Standard Deliveryしか選択できません。

次の画面で、Payment method（支払方法）、Billing address（請求書先住所）を選択し、Place orderをクリックすればお買い物は完了です！

お得に買おう

せっかく買うんだったら、できるだけお得に買いたいですよね！お得に買うには、4つのやり方があります。

①レートを確認する

海外通販になりますので、日本円⇔イギリス　スターリング・ポンドのレートがお得に買うためのファクターになります。日々確認しておきましょう。私はすぐに買いたかったので、この辺りはあまり気にしていません。

②クーポンを使用する

先ほども述べましたように、クーポンをゲットするのを忘れずに！￡5は結構大きいです。

③2nd品セールを利用する

時期が決まっているわけではないのですが、2nd品、すなわちアウトレット品の販売をたまにしています。公式SNSかメールマガジンを登録して、いつ開始になるのか常に確認しておきましょう。ただすべての商品がアウトレットとして出品されるわけではありません。また、人気の商品はすぐに売り切れてしまうため、セール開始の日に購入することをおすすめします。はっきりとは覚えていないのですが、プロパー品の半額近くで販売されていたと思います。

④Free personalisationサービスを利用する

製品に限りがあるのですが、文字入れサービスが無料の時期があります。10oz マグで通常£6かかるところが無料になります。こちらに関しても、公式SNSかメールマガジンを登録して、いつ開始になるのか常に確認しておきましょう。

実際に届くまで

今回私が購入した際の流れを示します。

2019年6月3日（木）　注文

2019年6月11日（木）　発送連絡（私が文字入れサービスを利用したので、少し遅めかもしれません）

2019年6月15日（月）　自宅に届くも受け取れず。FedExでの配達でしたが、宅配ボックスは利用できないようです。

2019年6月16日（火）　FedExはネットでの再配達依頼ができないため、FedExに再配達依頼の電話をしようにも何度かけてもつながらず。自宅に戻ると、別の配送業者からの不在票が入っていました。この業者に電話連絡して、翌日の再配達を依頼。

2019年6月17日（水）　無事に受け取り！

というわけで、私が購入した際は注文から配達完了まで2週間かかりました。文字入れサービスを利用しない、タイミングよく宅配業者から受け取れれば、もう少し早く自宅に届くかと思います。

また、FedExへの再配達依頼は最初からしないようにしましょう。FedExで一度配達できないとなったら、別の業者に委託されるためです。電話さえつながれば当日配達も可能でしょうが、まったくつながりませんでした……！

いくらかかった？

私が今回購入したものはこちらになります。

プレートは悲しいことに4枚セットでしか買えません。2枚あれば十分なのですが……。ですので、そのあたり、私が思っていたよりも購入金額が高くなってしまいました。

また、明細を見ると配送料が結構高いですね。配送料は購入金額が高くなるにつれて高くなりますので、段階に応じてギリギリのところまで商品を買うのも手かもしれません。Discountは、クーポンの￡5ですね！また、もとの製品の価格自体もサイトに記載の価格より安くなっています。例えば、18cmプレートはサイトだと￡44ですが、実際には￡36.67で購入できました。イギリス国内の税が免税されたんだと思います。

気になるのは日本で買うより安いのか……というところ。私が調べた限り、送料を加味しなければマグカップやカップ＆ソーサ―は日本で買ってもあまり価格は変わらず、プレートは1枚あたりだと1000円ほど安いかな……と思いました。ただ、送料も結構しますし、プレートやカップ＆ソーサ―は4つセットでしか購入できないので、それほど必要なければ日本で買ったほうがよさそうです。私の場合は、日本で販売されていない黄色が欲しかったのと、マグカップに文字入れをしたかったので、公式サイトから購入しました。