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海外一人旅|ニューヨーク最終日。旅する理由を考えてみる

5月29日
日本を離れて2週間。とうとう帰国が明日に迫りました。

この旅の道中でいくつかnoteを更新できたらと思いましたが達成できず。それも、後半から体調不良に陥り……笑(笑えない)
観光の時間を減らしたり、現地で薬を調達したり。こうなれば、外国の薬を試すことを楽しもう!と開き直って過ごしました。

幸いにも喉の痛みはだいぶ治りました。何はともあれ、今日はNY最終日を楽しみたいと思います。


さて、『どうして私はひとり旅が好きなんだろう?』
とロンドンにいる時から改めて考えていました。

学生の頃は、異世界へ足を踏み入れることや非日常へのワクワクが動機のほとんどを占めていたように思います。
また、友人やツアー会社に頼らず自ら宿や移動手段を手配することも、経験するたびに自信へと変わっていきました。

しかし今回の旅は3年ぶりの海外にも関わらずワクワクが殆ど無く、ただ冷静に『ロンドンってこんな感じかー』と。
これはロンドンに限らずニューヨークも同じで。(もちろん個々の魅力や感動はあります❕そのへんはのちほど)

自分で旅のプランを決めるのだって、もはや恒例になり今さら自信になるわけでもなく。

それでも今回の旅の決行に後悔は微塵もないし、おそらく来年、再来年も国内外問わずひとりでどこかふら〜っと行くのだろうなぁと思います。行き先へのこだわりは「なるべく行ったことがない場所」くらいでしょうか。

そこで気付いたのは、きっと私はひとり旅をしている時の自分が好きなんだなぁと。

なぜひとりかって、その方が自分との会話に集中できるから。そしてなにより、旅の間は“今”のことだけ考えていれば良いのです。

これはきっと私だけではないはず…?
毎日同じ日々の繰り返しだと、少し未来のことを考えては憂いてしまったり、過去に後悔してみたり。どうしても“今”に集中しきれないことが少なくない気がします。

一方で、旅は“終わりが来る”と分かっているから、”今”を集中して楽しめます。(これは私の場合の話ですが。)

今に集中していると、日本とは違う空気、空の色、自分自身の心情の変化など、些細なことにも気付けるようになります。

人生は”今”の積み重ねでしかないって、今さら知ったことではないけれど、とっても忘れやすい。
これって、別に旅の間じゃなくてもできることなんですよね。帰国後もこれからも大切にしていきたい心構えです。

私にとって、旅はそんなことを思い出させてくれる大切な時間なのかもしれません。


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