大学生って何なの?

何かと話題にされがちな大学生ですが、今回は特に「存在」の価値についてちょろっと書いてみました。

「大学は人生の夏休み」

「人生の夏休みを謳歌している」。今の大学生に対するパブリックイメージは大体こんなもんでしょう。今現在大学生をやっている僕も実際にこの言葉を言われたことがあります。でも、すごく悔しいんです。

映画やドラマなどで描かれる大学のシーンは何となくはっちゃける内容のものが多いように感じます。というか、そういった作品の方が好かれる傾向にあるかと思っています。だからなのかしれませんが大学生(特にFラン大学の学生)に対するパブリックイメージがネガティブなのかもしれません。

パブリックイメージの形成を簡単に考えてみた。

大学生になるとお酒やたばこなど大人に近づくキッカケがすぐ近くに転がってきます。大学生は子どもと大人の狭間にいます。そんなときにキッカケが近くに転がってきたら誰だって試したくなるものです。(そうそれこそが好奇心!)周りからの縛りも薄くなる年頃ですから好奇心はどんどんエスカレートしていくのだと思っています。

赤ちゃんも初めてのものをみるとあれこれ触ってみたくなるように人間初めてのものはうずうずしちゃうんですよ。本能です。ただ、本能は同じでも周りの環境がまるで違いますよね。一番大きなウエイトを占めるのは周りからの抑制。これによって好奇心のリミッターはどんどん外れていき、今のパブリックイメージが作られてきたのだと思います。

「人生の夏休み」なんかじゃない!

周りを覗けば皆さんの描くような「大学生」がたくさんいます。まあ確かに僕も勉強することは疲れますしできれば楽したいと思っている派の人間ではあります。ですが、僕にとって勉強することは楽しいです。何なら遊びよりも楽しい!なんて思っちゃう日もあります。

僕の周りも学びが楽しい!という人が意外といます。(意外って言ったら失礼かもしれませんが。)「人生の夏休み」なんて一見聞こえがいいように思えますが、こんなのはただの皮肉です。これに気付けなかったらもう終わりだと思います。周りに勉強が楽しいといっている人がいたり、自分自身も楽しいと思っている中でそんな皮肉を言われたらやっぱり悔しく思います。「人生の夏休み」といった人間をすぐに見返してやるよ!

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