かわいさ&おいしさ振り切ってる日本茶ブランド、L'Essentiel Teaを全力で讃えてみようと思う
ステマじゃないよダイマだよ!まずは一杯!
目下、幸せへの最短ルート
どうも、ごぶさたしてます。新茶時期どころか年始から本業が忙しく、下書き160本残してnoteを放置しておりました…(いいわけ)
年初に今年こそ残業しないと誓いを立てたものの、残業&残業に次ぐ残業で休日ほんっとヨレヨレ。本記事はそんな私を夏の終わりごろから支えてくれた日本茶ブランドL'Essentiel Tea(レソンシエル・ティー)を讃えるスレ、じゃないエントリです。
なお経営者でテイスター&ブレンダーのMayaさんとは日本茶インストラクター仲間ですが、これはステマではありません。堂々、かつ純然たるダイマです。
とはいえ私はお世辞が大変に下手なので、友達ってだけでは絶賛しませんし(ってかできません)、彼女に頼まれたわけでもありません。いちファンとして自主的に勝手に書いております。だまされたと思って買ってみて。何が言いたいかというと、
買うと幸せになれるよ?幸運の壺より確実よ?🏺
L'Essentiel Teaの何がすごいのか:こんな方にオススメ
今のところ私がL'Essentiel Teaでオーダーしたものはすべていわゆるセンテッドティー(香料ではなく、花びらやスパイスをブレンドしたお茶)なのですが、なにがすごいってひとえに「香料なしのナチュラルフレーバーなのにしっかり香り高く、ばっちり美味しい上に見た目までかわいい」こと。
香料なしの…つまりハーブやスパイス、ドライフルーツブレンドでのナチュラルなフレーバーって実はとても難しい。ほぼ香りのみをつけることのできる香料と異なり、どうしても添加するハーブやフルーツの味が加わるので、それを考慮する必要があるからだと思います。
そのせいか「無難な程度に混ぜただけ」、もしくは逆に「ガチャガチャっとしてまとまりがない」ものも散見されます(少なくとも、今まで飲んでみた限りでは。そもそも難しいわけだし、香料も別に簡単ってわけではないので…)。
しかし、L'Essentiel Teaは「おいしい・きれい・いい香り」。混ぜる花やスパイスを巧みに使い、ラベンダーのような癖が強い素材も綺麗にお茶となじむどころか美しい味と香りの重なりと余韻、拡がり、奥行きを作り出しています。
しかも日本茶メインなんだよ!
そのうえ、L'Essentiel Teaのお茶はチャイを除くほとんどが日本茶。「日本茶=日本で作られているお茶」なので緑茶はもちろん、紅茶もウーロン茶も国産です。前述の通り私が今まで購入したのはすべて花やスパイスなどをブレンドしたタイプですが、素のお茶ももちろんありますよ!
伝統も大事。けれど「茶道のようにきちんとしなきゃ」「素で飲まなきゃ」、逆に「タダで出てくるでしょ?」というイメージを払拭し、日本茶をより楽しんでほしい…その思いをここまで可愛く美味しく体現したお店を、私は他に知りません…(もっと増えたらいいな)。
素のお茶も信頼のおけるセレクションです🍵
今までに飲んだラインナップ
開封の儀からテンションがブチ上がります
さてさて。例によって長くなりましたがここからはバンバン今まで飲んだL'Essentiel Teaのお茶を紹介していきます!
※気になるお茶だけ見たい場合は目次に戻ってね
※各商品のリンクに表示されてる値段はほぼ50gのもの。気軽に試せる30gやティーバッグもあるので見てみて!
まずね、開封の儀だけで幸せになれるんですよ。やっばいかわいい。
L'Harmonie / ラルモニ ~ラベンダーと和紅茶&ほうじ茶が織りなす至高のハーモニー~
L'Harmonie、フランス語で「ハーモニー、調和」のことですが、この名前以外ありえないと思っちゃうくらいの名ブレンド。うんまい。「ナチュラルフレーバーでこんなに香ってこんなに美味しいお茶ってこの世にあるんだ!?」が第一印象でした。
ラベンダーとジンジャーが和紅茶とほうじ茶の中でふんわり余韻長く香り、優雅な気分に浸れます。ポットを開けた瞬間の香りだけで癒される…。
このお茶、ブレンドされてるジンジャーがすごくいい仕事をしています。ほうじ茶の焙煎香って実はこういうブレンドで妙に鼻につくことがあるのですが、香りがジンジャーに綺麗につながっていくので全く気になりません。
なお、がっつりミルクを入れると大変罪深い美味しさのミルクティーができます。アレを飲むとすべてがどうでもよくなるんだ。キケン。
à la lavande / ア・ラ・ラヴォンド (グリーンウーロンベース)~爽やか系ウーロンにラベンダーが甘く香る夏の味~
"à la lavande(ラベンダー入り)"シリーズ、実は4種あります。「ラベンダーをシンプルに楽しむ」というコンセプトで、緑茶・紅茶・ほうじ茶・グリーンウーロンの4種。
同じラベンダー入りでもラルモニはふわ~っと温かみのある癒し系。こちらは後味さわやかで濃く淹れると口も頭もスッキリ!だいぶ印象が異なります。国産ウーロン茶のさわやかさと、ラベンダーの香りがすーっととけあっていて良いリフレッシュ&リラックスになりました…。
オレンジピール系のものが入ったケーキと合わせてみたい、そんなお茶です。アイスティーにしても美味しいですよ。残暑厳しすぎる時期に何杯飲んだことか。
LET Original Chai / LETオリジナルチャイ ~インド料理屋のおじちゃんの想い出チャイ~
圧倒的スパイス量を誇るオリジナルチャイ。めちゃくちゃ贅沢な香りでぴりっとおいしい…!このチャイ、昔住んでたところのインド料理屋さんで不馴れな私におじちゃんがサービスで出してくれたチャイを思い出す味なのですよ…。
Mayaさんによると、カナダ在住時にインド系移民のスパイス屋のおじちゃんおばちゃんに聞きまくって試飲もしてもらい、オーセンティック(正統派な)ものを作ることを目指したそうで…納得です。
この圧倒的スパイス量ゆえ、なんとクラフトコーラを作ることも可能。
レモンと炭酸水でさわやかおいしいいぃ…!As you know, this chai is 有能.(言いたかっただけ)
煮出す時間がなくても、普通に淹れてミルクティーにするだけでなめらかおいしい。モコモコ長く煮出したものとは牛乳の舌触りが変わるので、両方試してみるとよいと思います。
なおこのチャイに入れる8種類のスパイスそれぞれに下準備をし、クラッシュするサイズや香りのフレッシュさにもこだわって作っているというMayaさん、私がこのエントリを書いている今、高知までショウガ掘り&乾燥作業に行ってらっしゃいます…。ポスト二度見したよ。脱帽です。
Vénus / ヴェニュス ~美の女神の名に相応しい、バラの香り溢れる麗しい紅茶~
いやー、これは好きすぎて何書いても陳腐になりそう…。ローマ神話の愛と美の女神の名を冠した、バラの花びらたっぷりの紅茶、Vénus。カップは…エリザベスローズ ピンク オーバン byエインズレイ、君に決めたッ!
これはもう、初めて飲んだ日の自分の感想ツイートをそのまま引用したほうが感動ポイントが伝わるんじゃないかなと思います。
初日から3杯も飲んだんかい。道理で減りが早いわけだよ!もうリピしたよ!
そう、バラの香りは本当にしっかりはっきりしているのに、同時に飲み物として心地よいのです。あと紅茶のやわらかい渋みがすばらしい。
最近は、蜂蜜をほんのちょっとだけ入れて通勤のおともにしています。電車から降りた後、一口口に含むとパッと気分が明るくなるのね。とってもゴージャス、かつエレガントなお茶🌹
お菓子ともぜひ。バターっ気があるものに合います。
Aurora / オーロラ ~焙煎香の中にシナモンがほわっと香るほうじ茶~
Mayaさんのブレンド技術のみならず、ネーミングセンスにも驚かされること多々なのですが、これはオーロラ。本当にオーロラ。なんていうか姫。眠れる森の美女。おうちがディズニー。
ほうじ茶の強めの焙煎香にシナモンとローズのあたたかみのあるふんわり素敵な香りが乗ってきて、まさに森の中で歌い舞うオーロラ姫!口の中と鼻腔にほわっとまるく拡がります。
実はシナモンがそんなに得意ではないのですが「L'Essentiel Teaなら大丈夫だろう」という謎の確信があってオーダーしたところ大正解でした…!
寒い夜に飲みたい。朝にも飲みたい。むしろ今日飲んできた。
Merci Mon Amour / メルシーモナムール ~なめらか&上質なチョコを紅茶にしたらこうなる~
メルシーモナムール、「ありがとう、愛するひと」。
これは…名前と味を考えるとバレンタインデーに贈りたい!けど、あげる前に自分で飲んじゃってなくなる気しかしない、そういう紅茶です。正確に言うと「ほうじ紅茶」。紅茶を焙煎したものに、カカオハスクとバラがブレンドされています。
比較的シンプルなブレンド、なのに上質なダークチョコレートをそのまま飲んでいるような味わい。
去年からものすごく気になっていて、ワクワクしながら飲んだらものすごく美味しいハイエンドなチョコレート感に度肝を抜かれました。バラが本当にひそやかにこっそりと上質感を演出しているのかなと思います。ミルクを入れても美味。
Sugar Plum Fairy / シュガープラムフェアリー ~オレンジとカルダモンが口の中で軽やかに踊る紅茶~
シュガープラムフェアリー=バレエ「くるみ割り人形」の金平糖の精、愛らしい衣装で軽やかに優雅に踊る、お菓子の国の女王様です(ググった)。音楽を聴けば「あ!聞いたことある!」ってなる人も多いはず。
オレンジピールの香りをカルダモンが軽やかに拡げるクリスマスティー。カルダモン好きにはたまらないさわやかさ&華やかさ…!
これはサンプルでいただいたティーバッグですが、リーフを買ってティーソーダにもしてみたい…🍹
Claire / クレール ~口の中でひとつひとつ桜の花が開くような、桜葉と柚子の紅茶~
淡き光たつ俄雨
愛しおもかげの沈丁花
溢るる涙の蕾から ひとつ ひとつ 香り始める
…「春よ、来い」の歌詞が期せずして浮かんでくるような、まさに3月のお茶。
最初に桜葉の、つまり桜餅系のちょっとパウダリーな香り、そのあとぽわ…ぽわ…とピンク色の花がひとつひとつ開いてゆくような…🌸
そしてはらりはらりと散り、積もって余韻を残して消えてゆくような…儚げなのにくっきりその光景が目に浮かぶような、そういうお茶です。
あまりお茶で情景浮かぶことないのでびっくり。
余韻が淡いのにとても長くて、ぼーっと桜をながめているような気分に浸れます🌸
淹れているとき、ローズペタル(バラの花びら)の色が少しずつ抜けていって最後には桜みたいになるのがまたよい…
ぜひ、バラ満載のVénus(ヴェニュス)と一緒に手に入れて儚さと華やかさを比べてみてほしい逸品です✨期間限定だからお早めにね!
おいしい日本茶を、かわいくたのしく。 ~L'Essentiel(レソンシエル) って?~
いやはや、めちゃくちゃ長くなってしまいました…。どれも大好きなものでつい。これでも「ちょっとここ足りなくない…?書ききれてなくない…?」って思うくらい。それほどL'Essentiel Teaとの出会いは衝撃的でした。
「日本茶=素で飲む」イメージがありますが、平安時代の宮中で大きな仏教行事の後にお坊さんたちにふるまわれたお茶は、ハーブや甘味料でお好みカスタマイズ可能だったといいます。いつの時代だって、お茶の楽しみ方は無限にある。それを改めて思い出させてくれる、L'Essentiel Teaにはそんなお茶が揃っているのです。
ちなみに、L'Essentiel Teaという店名の由来は『星の王子様』のこの有名な一節なのだそう。“l'essenciel”…フランス語で「(本質的に)一番大事なこと、もの」。
心でお茶を見たとき、本質的に大切なものってなんでしょう?私は「美味しい&楽しい」はやっぱり大事なんじゃないかな、と思います。
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