8月1日水の日
「水の日」だそう。
当たり前にあるものは大体有難いものだけれどその中でも私にとって有難さを感じやすいのが水。
フィフィが水鳥だということ、それでもってお水が大好きだということもあるけれど、水って有難いものだと思う。
フィフィはタイトル写真のガチョウの子の名前
水の日を調べてみた。国土交通省のHPによると
水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めるため、毎年8月1日を「水の日」、この日を初日とする1週間(8月1日~7日)を「水の週間」
8月1日~7日は水の週間
水資源の有限性とあらためて文字で見ると、水って有限なんだと考えてしまう。
こどものころは無限のように感じていた。蛇口をひねればじゃんじゃん出てきて、水道の水はごくごく飲めた。
世界にはそうできない場所があり、水を買う国がほとんどだったり、何キロメートルも水を運ぶのが子供の仕事で学校に行かれない国もあると知ったのはいつだったろう。もっとも私も山を降りて暮らすようになってから水を買うことも増えた。
どこかで読んだおはなしをおぼろげな記憶をたどりながらひとつ
昔むかし、あるところにふたつの水桶がありました。
水桶は毎日、水源から館まで水を運ぶのに用いられました。
けれどひとつの水桶には小さな穴が開いていました。
館へたどり着くまでにぽたぽた水が漏れてしまい水を上手に運べません。
穴の開いている水桶は自分の出来損ない加減を嘆きます
しかしその水桶を運んでいる人が言います。
「道をごらんなさい」
水桶は天秤棒で運ばれていました。
穴の開いた水桶が通る道の側だけが緑で花が咲いていました。
「あの花は君がこぼした水によって命を繋ぎ、ご主人様の食卓や館を彩っているのだよ」
※ ※ ※
このおはなしの教訓が何だったか、ちょっと思い出せないままに記すいい加減さよ。興味のある人は調べてみてください。
もしかしたら穴の開いていない水桶が「君は出来損ないだね。水桶として生まれておいて、きちんと水を運べないとは!」と笑ったかもしれないし、君のようにきちんと運べないと嘆く穴の開いた水桶に「君の通る道には花が咲いているんだよ。水をきちんと運べるのは僕の誇りだけれど、君の通る花の道の方が僕は好きだ」と羨んだかもしれません。
いずれにしても暑い日々、くれぐれもどうぞこまめな水分補給を。