雪でも水浴び。ガチョウの足の仕組みのおはなし。
ガチョウが雪の中でも水浴びしていられるのは皆様ご存知あったかな羽毛で包まれているのと、包まれていない足は血管にちょっとした仕組みがあって、体温が下がらないようになっているから。
このことを知らないうちは心配で仕方ありません。
寒い日は心配のあまり足湯したりもしてました。
真冬だって水浴びします。寒くないのか、霜焼けにならないのか、風邪ひかないのかと心配は絶えません。
でも大丈夫。
鳥には足丸出しでも大丈夫な仕組みがあります。
この仕組みは脛足根血管網とよばれます。
これは胴体と足の付け根あたりにあって、動脈(あたたかい)のまわりに静脈(冷たい)がネット状にめぐることで温度の交換を行っています。
動脈の血のあたたかさが静脈の血につたわり身体(胴体)部分へ行く血は暖まり、逆に静脈へ暖かさを伝えた動脈は冷えて寒い足先へ向かいます。これにより身体全体が冷えてしまうことを防いでいるそうです。
ちなみに胴体と足先の温度も違うようです。
そんなわけで足が水の中でも人間とは違う身体の仕組みで大丈夫みたいです。ご心配ありがとうございました。
もっとも寒さを感じないわけではないらしくて、冬でも外で過ごす時にあんまり寒いとぺちゃんと座り、もぞもぞッと動いて足も羽の中にしまいこんでいました。
こちらの記事にいただいたコメントご質問から寒さに関してのおはなしでした。コメント感謝です。
水曜日の水鳥ガチョウの日。と題してガチョウの可愛さをお伝えしているガチョウマガジン。時々(けっこうしょっちゅう)水曜日であることを忘れるのですが今日は(も?)あっぶないところを救われました。
皆様の水曜日が素敵なものでありますように。
さてさて冬至。これから日ものびていきますね!
いつもありがとうございます。
読んでいただきありがとうございます。 暮らしの中の一杯のお茶の時間のようになれたら…そんな気持ちで書いています。よろしくお願いいたします。