訪問看護で一度働いたらやめられないと思います。それだけ魅力があるんです。
こんにちは、テトテの広報です。本日は昨年12月にいきいき訪問看護ステーションにご入職された宮近さんにお話を伺いました。長らく訪問看護に関わり、訪問看護の職への愛が溢れている宮近さんに「いきいき訪問看護ステーション」で働いてみての感想や、訪問看護のお仕事の魅力をお聞きしました。
ー 宮近さん、本日はお時間をいただきまして、ありがとうございます!さっそくですが、ご経歴を簡単にお伺いできますでしょうか?
訪問看護に携わる前は長らく病院勤務をしてきました。同じ病院で循環器内科や外科、外来など幅広い分野で看護の経験をしてきました。
40歳を前にして自分の親を看取る経験、そして病院で多くの患者さんを看取ってきた経験から思うことがあり、今よく言われる〝学び直し〟をすることを決意し、大学に入り直しました。大学では人間を社会学的、心理学的、宗教学的、教育学的に人間科学を学んできました。
大学を卒業するタイミングで改めて看護師としてどう働くかを考えたとき看護師が働くのは病院だけでないと思い、訪問看護の世界に入りました。
ー いきいき訪問看護ステーションに転職されたキッカケは何だったんでしょうか?
私が横浜で働くとは思ってなかったんですよ(笑)それまでは都内の訪問看護の会社でケアマネと看護師の兼任をしていたんですが、その時に知り合ったケアマネさんに「面白い訪問看護の会社があるから来てみない?」と言われて見学させてもらったのがキッカケですね。
ー ご入職されてどうですか?
ご紹介いただいた方にテトテは、すごく忙しいけど若手の方も多くて活気がある。何より柔軟で面白いと聞いていました。
実際に入職してみて思うのは、テトテはまだ組織としてできたばかりでまだまだ発展途上。でも聞いていた通り、若いスタッフの方も多く、勢いがあるので伸びしろがあるとすごく感じますね。大変であってもそれを調整していく柔軟さもあるのでこれからどんどん変わっていくんじゃないですかね。
ー いきいき訪問看護ステーションではどんな風に働いていきたいですか?
自分ができることとしては、今までの経験を若手の方へ必要な時に、必要なだけ吸収してもらえればと思ってます。やっぱり病院勤務でも訪問看護でも経験が浅いうちは悩むことが多いんですよね。そんな時に私を使ってもらえればと思ってます。
訪問看護ってやめれないんですよ。面白くて。
私のように面白いと思えるようになるまではやっぱり悩むんですよ。子育てしながら仕事する大変さや、経験のありなしであったり。
そこは経験者に大いに頼ってもらって、お役に立てればと思っています。
ー 「訪問看護は面白い」とおっしゃってましたが、どんなところが面白いですか?
人と出会えることですかね。
病気になり、支える家族の方々や孤独に頑張る人、利用者さんご本人だけでなく多くの人と私たちは関わるんです。看護の仕事は人の良い面ばかりではなくて、悪い面を見なくてはいけないことも多いんですよね。そこで見えてくる色々な人生に私たちも関わり、その方々の人生を見させていただくんです。面白いと表現してしまいましたが、それが私の看護の仕事のやりがいなんです。
ー 宮近さんは訪問看護をされる際、どんなことを心がけていらっしゃいますか?
「愛」しかないですよ。一人ひとりに想いを馳せて、どうしているかな?と常に想っているんです。病院から帰ってきてどう生活をするのがベストかな?、痛みはでていないかな?、眠れているかな?と想いを馳せるんです。愛がないとやはり看護の仕事はできないと思っています。なので、私は利用者さんの皆さんのことが大好きなんですよ。
そんな風に一人ひとりに想いを馳せることができるのが訪問看護で働くということだと思います。病院だとどうしても業務としてこなすといった感じになってしまいますからね。訪問看護ですと利用者さんのご自宅にお邪魔し看護するわけです。1対1の状況なので、その方にその時にベストな方法を考え、オンリーワンの看護をすることができるんです。
宮近さん、今回は貴重なお話を聞かせていただき本当にありがとうございました。
「いきいき訪問看護ステーション」は、より多くの方へ訪問看護のサービスをお届けできるよう保土ヶ谷区にサテライトオフィスを新たに設けました。サテライトオフィスのメンバー体制も整い、これから本格的に稼働いたします。訪問看護のご用命やお問合せなど、どうぞお気軽にお問合せください。
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