キャンプファイヤーの某炎上事件について
ここ数日、自転車界隈のTLがざわついてまして、
ttps://camp-fire.jp/projects/view/601314(リンクはわざと切ってます)
どうやらこれが原因のようです。何故炎上しているかは詳しく書きませんが、まあ「無作法」とか「利己的」と感じるだろう出来事がありました。
皆さんの怒りには理解しつつ、相手が若い女性でなかったらもっと過激に皆さん攻撃してたんじゃないの?自分を含めて差別感情あるなーとか思いつつ、揉め事はスルーしてたのですが、
こうした事件は「今後も頻発してもおかしくないよね?」「これ特別な事件ってほどでもないよね?」と思ったので、その理由を書いてみます。
今回の炎上の原因を推測すると、いろいろあります。
・本人が「強い」ゆえに謙虚さが失われたのではないか?
・短期間で強くなったから、強さに見合う「空気を読む力」が育たなかったのでは?
・トップを目指す人間は、トップを獲るためならなんでもやるというメンタルも必要で、それが裏目に出たのでは?
・若者世代では超マイナーな個人スポーツなので、礼儀作法などを指導される機会が少ないのでは?
あっ、ちなみにスポーツ界ってそもそも良い人ばかりじゃありませんよ?TVや新聞だけ見てるとスポーツが健全な心を育むみたいに感じるかもしれませんが、社会人になってみるとスポーツガチ勢には、
・弱者の痛みがわからない人
・パワハラ気質の人
・国語力も指導力も高校生レベル
の癖に管理職になっちゃった人がいるのも見てきましたので、「強い」からといって特別視してはいけません。逆にパワハラの餌食になりやすいので注意しましょう。
そして自転車界隈としての特徴としては、次の要素があると思います。
・個人競技(集団競技に比べ礼儀作法を学ぶ機会が少ない)
・女性層が薄い(天狗を生みやすい)
・仲間のアシスト(例:ヒルクライムで男性トレインで女性を上位に引っ張り上げるとか)や機材(=資金)など、個人競技でありながら不平等な「他力」も影響する。
さて、ここからが本題です。時代は変わりました。
今後も同様の事件が起きるだろうと思った要因は次の3つです。
・ルールの枠内で数字を最適化するテクニックの普及
・タイトル詐欺とか錯覚資産みたいなテクニックの普及
・Youtubeなどの影響で素人の芸能人化
これ自体に善悪はありません。情報化社会になればこうなるのも当然ですし、効率化努力や自分を良く見せる努力は競争社会での基本とも言えます。
ただ「明文化されてないけどやってはいけないこと」「やったら信用を失うこと」などについては、誰かに指導を受けたり、子供のうちに自分や仲間がやらかして反省する機会が得にくくなり、大人になっていきなりやらかして炎上するリスクが昔より高まりました。
また、アクセス数を稼ぐために過激に走るYoutube文化の影響や、自分を実像以上に見せる錯覚資産テクニックを使いすぎると、人を引き付ける魅力は芸能人に近いレベルまで向上できる一方、迷惑Youtuber的な悪い癖がつきやすい時代になったと思います。
今回の炎上事件も、
①勝つためには資金が重要と考える
②資金を集めるために全力を尽くす
③美辞麗句並べすぎたり反感を買う要素が含まれていることに気付かないで炎上
という感じではないでしょうか?①②まではギネス目指すなら当たり前に誰でもやることだと思います。そして、③でやらかすかどうか?そこはギネスのような高い目標にチャレンジ!みたいな精神状態だと、案外やらかしが起こりやすいんじゃないかと思います。
ギネスとまででなくても、Youtube収益化に必死になってる人や、ストイックにトレーニングしてる人達、SNSの承認欲求に振り回されて生きている人などは、一般人以上に気を付けた方がよいのではないでしょうか?
私自身も気を付けないといけないですね( ̄▽ ̄)