東京タワー外階段上りRTA、攻略解説
コロナの影響で東京タワーの展望台の営業が停止になり、5/28より営業が再開したのですが、なんとエレベーターはしばらく禁止で(密を避けるためだとか)、外階段でしか展望台に登れないというマゾイ仕様!
ネタ動画作成のためにさっそく登ってきたのですが、今後登る方のために攻略チャートを残しておきましょう。
<コース分析>
最寄り駅:御成門、神谷町、浜松町、赤羽橋、芝公園、麻布十番、六本木一丁目
入場料:大人1名1200円(詳細は公式HP参照)
入場券売り場:タワー下の建物の1F
スタート地点:屋上の外階段1段目から
ゴール:メインデッキ2Fの600段目の階段を踏んだところまで(ニコ動レギュ)
平均タイム:12~13分らしいです
最速タイム:2分1秒?(※コース閉鎖したレース時の531段までの最速記録、通常営業日に記録更新狙うようなRTAは他のお客様の迷惑なのでやめた方がいいでしょう)
高低差:階段600段、私のGPS高度計では高低差約100m
<一般人向け攻略チャート(準備編)>
1.マスクをもって行きましょう。2020/6/6時点では、階段ではマスク装着義務はありませんが、展望台では着用を求められます。
2. 最寄り駅から東京タワーへ。暑い日は日陰を歩くことを意識しましょう。
3. 水分補給が必要な方は1Fですませておきましょう。トイレは先にあります。
4. 1Fでチケットを買い、5Fまで登ります。エレベーターもあると思いますが、受付で階段で行くよう案内されたので、5Fまでのエレベーターも停止しているのかもしれません。
5. その階段の途中にトイレがあるので、軽量化をすませましょう。
6. 屋上から外階段の入口があり、チケットをもぎられて熱中症対策のアメを頂くと、スタートできます。屋上にも自販機があり水分補給可能ですが、トイレに行く順番を考えると、1Fで補給しておいた方がスムーズです。
<一般人向け攻略チャート(攻略編)>
都会人にとって攻略とか特にありません。車社会で階段の上り下りをしなくなった田舎の人は別として、都会人は通勤通学で階段の上り下りを平日毎日しているはずです。
つまり、階段上りに必要な最低限の体力と技術は、備わっているのです。あなた方はRPGにおける村人並みの弱さと思っているかもしれませんが、村人が畑仕事Lv50みたいなのと同様に、通勤通学で階段を毎日登る基礎トレを欠かさず何十年もこなしたあなた方は、階段上りLv50の勇者のはずなのです。
普段と違うのは、やや長時間、やや長い段数になることですので、その対策を書きますと、
・軽量化
・はきなれた靴
・頑張らない
です。
この登りは、自分の体重を100m高い位置まで運ぶ作業とも言えます。軽いほど楽なのです。なので余計な荷物は最初から持ってこない、場合によっては駅のコインロッカーにしまってくる、服や靴もスポーツ用の軽量のものにするのがベストでしょう。残酷なことを言うと痩せている人が有利、太っている人が不利な競技です。
もっとも獲得標高100m程度のチャレンジなので、普通の服装や靴でも大丈夫です。ただ、靴だけは履きなれたものにしましょう。
最後のポイント「頑張らない」というのは、ウサギと亀の例えでいうなら、ウサギのように頑張ってから途中で休憩していると、地道に登ってきた亀に抜かされるぞ、みたいな話です。
あとはメンタルの話になりますが、600段とか獲得標高100mとか12分の登り難易度が「余裕」と分かっていれば余裕になりますが、「勝つか負けるかわからない難易度、怖い!」のように思っている人は、
階段の折り返し部に現在〇〇〇段、と書いてあるので、それを見て現在どのぐらい登って、残りはどのぐらいと把握すると、あせらず頑張れることでしょう。
<ガチ勢向け攻略チャート>
FGOのカエサルのノリで、「来た!」「見た!」「登った!」って感じで余裕で終わると思うのですが、
レースイベントでは真剣に競えるみたいなので、そこに出てタイムを競いつつ、その練習として1回1回大切に登るのがいいでしょう。1回の試走1200円ですからね。
追記:ガチ勢向けに1Dayパス2200円があるそうです
また、階段上に人が多いとタイムロスになるので、人が少ない時間帯を選びたいものですが、現在平日も外階段開放されているので(2020/6/12まで)平日がねらい目でしょう。
現在、ゴール付近で写真撮影を案内されたり、完走賞の授与が行われています。前の人がつかえているとここでタイムロスが出るので、極力人が少ない時間に挑むことが重要です。
(むしろ、そこでタイムが決まると言っても過言ではないでしょう)
<補足1:最寄り駅について>
ちょっと遠い駅でも、最寄り駅と数百mの違いしかないので、最も近い駅にこだわらず、乗り換え含めて楽に到着できる近そうな駅を選べばいいと思います。
<補足2:飲料携行の必要性について>
展望台にも自販機(通常価格)がありますし、12分程度で水分不足になることは普通はないので、熱中症に備えて飲料を携行しなきゃ!みたいな備えは不要と思います。RTAスタート地点にたどり着くまでに大量に汗をかいてしまってるような場合は、RTAスタート前に水分補給と休憩とトイレを済ませるのが重要になるでしょう。
<補足3:日焼け止めやサングラスについて>
時間帯によるかもしれませんが、11時14分に登った経験では、直射日光の直撃もなく、ほぼ日陰になっているので、サングラスや日焼け止めの必要性は感じませんでした。
<登頂中の追い越しについて>
前の走者がペアでなく1人なら、横から安全に追い越し可能です。追い越される際も、踊り場付近で待機したり、踊り場の更に横に休憩スペース撮影スペースのような場所がある時があり、そこに退避して、後ろからペースの早い人が来た時に追い越させることが容易ですし、自分が少し長めに休憩したい時もそこで後ろの人の迷惑とか気にせずゆっくりできます。
<階段でのマスクについて>
私はこのマスクを使って登りました。スポーツ用なので、普通のマスクよりは呼吸がしやすいはずですが、多少口周りに汗をかいたり、マスクなしに比べると無意識に呼吸量が減っていた気がします。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07THMYBDP/
マスクがあると少々ハンデになるのは事実です。ですがマスクをしないと、人目が気になってパフォーマンスが落ちる恐れもあります。撮影した動画を投稿する場合、マスク警察に絡まれるリスクも計算する必要が出てきます。マスクの装着は、この辺のメリットデメリットを考えて自己判断お願いします。
<最後に>
私の記録は、途中休憩数十秒、写真撮影待ちのロスを数十秒含めて、10分20秒ぐらいでした。子連れで登り降りしている家族もたくさんいらっしゃって、難しくないわりに自信がついたり思い出になったりして、いいイベントだと思いました。では皆様も楽しいRTAライフを!
<追記>
動画投稿しました。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36997315
分析スキルが高くなると、勝負する前に勝ち負けがわかってしまって、勝負がつまらなくなってしまうのは良くないですね。攻略本を見てゲームをクリアするのは効率的で負けを避けることができる一方、予習せずにがむしゃらに勝負に挑んで勝つか負けるかわからない時の方がワクワクして楽しいみたいな。
次に動画にするときは、貧脚詐欺と言われようと貧脚詐欺に徹した動画にするか、(自粛期間のリハビリを終えてから)強敵に挑む普通の動画を撮らなきゃね、っと思いました。
本物のガチ勢の方の解説はこちら。私はゆるふわです!
(https://www.youtube.com/watch?v=P4yaV6OVYf8)