個人事業主が抱きやすいお金の管理の不安
フリーエンジニアとして働き始めるときに不安になりやすいのが、お金の出入りに関する管理業務が発生することである。会計処理を正しく行って記録していかなければ納税の義務を果たせなくなってしまうからであり、何が必要経費として認められるかをよく理解して適切に帳簿を作り上げなければならない。
所得税を少しでも減らすためには必要経費を増やす必要があるものの、経費として認められないものを計上してしまうと税務調査が入った際に問題が生じてしまうリスクがある。その正しい理解ができているかが不安になりがちではあるものの、大抵のエンジニアはうまく会計処理をできるようにしてフリーエンジニアとして活躍している。
不安をなくすために最低限押さえておく必要があるのが、仕事に関連する出費については全て領収書を保管しておくことが欠かせないという点だ。領収書が存在していれば帳簿はいつでも作ることが可能であり、納税の時期が近づいてきてから慌てて作成しても問題はない。紛失してしまった領収書がある場合にも事実を覚えていれば取引先に問い合わせると再発行をしてもらえる場合もある。
しかし、トラブルの原因となりやすいので原則として費用が発生したときには必ず領収書を請求して保管するという習慣を付けておくのが良い。土壇場になって帳簿を作るのが大変だと感じられたら税理士に依頼して作ってもらうこともできる。個人事業主向けに安く対応してくれる税理士もいるので調べてみると良いだろう。
その他、フリーエンジニアとして知っておくべきお金関連の事柄がこの(http://kojinjigyonushi-kyuryo.com/)で詳しく解説されていたので、覗いてみることをおすすめする。