見出し画像

スマホ水没で気づいたこと

先日、スマホをトイレに落として使えなくなった。

実は、そろそろ買い替えたいと思っていた。

そういう時は使い方も乱暴になるのだろう。

酔っ払ってトイレに入り、手から滑り落ちて水没。

少しずつ動作がおかしくなり、使えない画面の部分が増え、最後にはロックを外すことができなくなり終わった。

私は、格安スマホを2年毎ぐらいに買い替えている。だいたい二万円台のもの。

SNSがスムーズに使えれば、問題ない。

はずだったが、「おサイフケータイ」機能が欲しくなってきた。

きっかけは三井住友VISAカードを作ったことから。

私は楽天カードを使っていた。
利用料金の1%がポイントになるのは大きい。

公共料金を始め、店の仕入れなどもカードで払うと、ポイントがどんどん貯まる。

1年で数泊分のビジネスホテル代が貯まるので、一人旅が好きな私には最高だ。

ところで、この数年、財布を落としたり見当たらなくなることが続いた。

財布は幸いにも警察に届けられていたり、家の変なところに落ちていたり、居酒屋の主人が届けしてくれたりと、ほんとうの紛失はなかった。

しかし、紛失したと思い一回カードを止めて、新しいカード番号をすべての登録先に変更手続きをするのは恐ろしく大変だった。

カードの持ち歩きを、やめた。

普段の生活には、カードが無くてもどうにかなる。現金商売をしているので、現金はある。あまり好きではなかったPayPayも始めた。

困るのは、旅先だ。

財布の中にたくさん現金を入れておいて、その財布をなくしては意味がない。PayPayではJR切符は買えない。万が一の時のクレジットカードは大事で、やはり便利。

気づいた。

もう一枚、クレジットカードを持てば良いんだ、と。こちらは、ちょっとした飲み代や旅行先で使うだけだ。楽天は、様々な引き落とし用で、家においておけば良い。

失くしてカードを止めても、ダメージがこれならないだろう。再発行までは待てる。

年会費無料でVISAなら何でも良い。

探していたら、三井住友VISAカードが理想的に見えた。年会費無料。カードには番号が書いていない。ICチップにデータがあるから、それでタッチ決済や差し込みで、支払いができる。

かなりの大型チェーン店で、タッチ決済だとポイントが5%のキャンペーンがあった。更にスマホのタッチ決済だと7%になる。

これは素晴らしい。私はサイゼリヤで外食するのが習慣なので、この7%バックはとても良い。

きっと三井住友VISAは、PayPayに脅威を感じているんだと思う。

だから、スマホを使ったタッチ決済の便利さを知れば、PayPayに勝てるのではないか、とこのキャンペーンをやっているのでは。

実際、私はVISAのタッチ決済のほうが好きだ。

東京で暮らす分にはこれでいい。

ただ、旅先のローカルファミレスで、現金かPayPayのみ、という店もあったので、PayPayもあったほうが良さそうだとは思う。

新しく買ったスマホは同じく二万円台だが、おサイフケータイ機能が付いていて、昨日サイゼリヤで試したが、スマホをオンにして、タッチするところに持っていくだけで、支払いが済んで滅茶滅茶楽だった。

この機能が付いていると、モバイルSuicaやマイナポータルも可能で、スマホがどんどん凄いことになっていると感じた。

今度は逆に怖いこと。

持っていたスマホが使えなくなったのでパソコンで、次に買うスマホを探して購入手続きをしていた。

ネットで家電関係のものを買う時は、必ずと言って良いほどお世話になっているネット通販の激安有名店。クレジットカードは使えない。

金額と振込先口座がメールで送られてきたので、パソコンから、自分のソニー銀行の口座を使って送金しようとすると、スマホで承認することで完了するという。

スマホが必要なのに、スマホがないと送金できない…

面倒だ。

結局すったもんだの末、手続き途中の会社にはキャンセルの連絡をして、無事に承認され、改めてクレジットカードで買える店舗を探していたら、買おうとしていた機種よりも安くて、スペックが一緒で、発売日がより新しいものがあったので、それを買って、今この文章を書いている。

FacebookのMessengerもスマホからじゃないと、何だか新しいメッセージを受け取れないとかなんとか、なんだか面倒くさいことに。

いつの間にか人間よりスマホの方が偉くなってしまったんじゃないか。

自分を証明するのすら、スマホがないと…

人間が歩いているんじゃなくて、スマホが人間を携帯して歩いている感じだ。

そう言えば、店で仕事をしている時、普段音楽をスマホからかけているが、使えないので災難時用のラジオを持ってきて、ラジオをかけていた。

その番組の特集で、死亡時のデジタル遺産、というのをやっていた。

サブスク。

突然ある人がなくなると、そのサブスクを解約するのがとても大変らしい。

解除するのに必要で、特に大変なのが故人のスマホの解除。

それができれば解約もしやすいが、それができないと、サブスク側も簡単には解除しないらしく、大変面倒臭いことになると…

確かに、これは大変だ。
↓詳しくはこちら

スマホの解除、といえばこんな話も。

突然外で倒れたり事故を起こし意識不明の時に、身分証明書がなくてスマホだけ持っているパターンって、割とあるらしい。

救急隊員は、本人の情報を知ろうと、どうにかしてロックを外せないかと、画面に残った指紋の跡とかで、解除できた時もあるらしいが苦労するらしい。

スマホに緊急の連絡先や、その大きなヒントを書いておくのは、大事かもしれない。自分なら例えば「西尾久 天ふじ」とか。

突然ですが終わります。届いたスマホが思ったより大きくて重いので、手首がつかれます。

それにしても、中国製のスマホの進化と値段がすごすぎる。

日本、大丈夫かなぁ。

おやすみなさい。