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螺旋状に山手線を一周する

久しぶりに自転車で、山手線界隈を一周した。

1つの予定として、店で使う、食器洗いのスポンジ等の水切り台を買う。

100円ショップでも売っているけど、もうちょっと、使っていて気持ちが良くなるものを買いたかった。

まずは合羽橋へ。

最近、テレビでよく取り上げられる、「飯田屋」は、かゆいところに手が届く品揃えで、他の店よりも高いが、まさにこれが欲しかった、というものがたくさんある。

しかし、今回は自分が欲しかったものは見つからなかった。

別にいい。

それを、探すために自転車で山手線を一周するのだから。

 ◇ ◇ 

品川方面に向けて南下する、

日本橋でお祭りがあり、通行止め。

吹奏楽のパレードが聴こえる。

横道にルートを変えると、日本銀行前の横道。

たくさんの警察系の車が駐車していて、警察系のブラスバンドが待機をされている。

その中に、バトントワラーの人達もいたんだけど、天と地がひっくり返るくらい綺麗な人がいた。こういう人って本当にいるんだ。

どういう人生を送ってきたんだろう、と思いながら通り過ぎた。

私は、どちらかと言うと、天と地がひっくり返らない人が好きだ。

 ◇ ◇ ◇

品川から目黒方面は、地形的には平地なんだけど、小さな川や線路をまたぐ橋がいくつかあって、上り坂がいくつかある。

目黒川沿いに走ると、ほとんどの勾配を避けられ、信号も交通量も少なく中目黒に行けるので、最近はその道を行くようになった。

中目黒、いつものフレッシュネスバーガーで休憩。

読みかけの本を読む。

この本は最初に、日本全体の話からはじまり、終わりに向けて、ホワイトカラーや、エッセンシャルワーカーがどうなっていくべきかの、具体的な話になっていく。

今回の衆議院選挙と、この本を読むタイミングが一緒だったのは、まさに変化の時代のど真ん中なんだと思った。

昭和になってから、100年らしい。

政治のシステムも、日本を支えてきた経済の形も、まさに今、転換期にあって、その瞬間に立ち会っていることに微かな興奮を覚える。

日本人が、後回しにできればしたかったことが、ついに耐えきれず決壊したかのようだ。

 ◇ ◇ ◇

私は、今回、国民民主党を相当に推している。

国民民主党は当然神様とかじゃないので、弱点もいろいろ思いつく。

次の衆議院選挙では違う政党に投票しているかもしれない。

たくさんの関連する動画を見た。

目頭が熱くなるものもたくさんあった。

興味深かったのは、40代以下の人達に影響力のある、ネットでのインフルエンサーが結構国民民主党を、あからさまに評価していること。

彼らとしては、国民民主党が政治に力を持って、自分達の望む政策を、その党を通じて実現させていきたい、と思っているのだろう。

自分もそれには概ね賛成で、しっかり政党として足腰を鍛えてもらいたいと思うし、結党の時の理念を忘れずに、進んで行って欲しい。

そして、今回、相当議席を伸ばすと思う。

何より願うのは、対決(ネガティブキャンペーン)より政策議論で、戦いあえる他の立場の政党が増えて、意見を戦わせた上で、資源のない日本という国で、若い人や子供達が希望と誇り、大きな視野を持って日本が良くなっていくこと、それが人類や地球環境の安定にもつながっていく国に少しでも近づいて行って欲しい。

 ◇ ◇ ◇

池袋のニトリで、最近さらに暗くなった商店街を、ささやかに明るくしようと、イルミネーションを買った。

螺旋状らせんじょうにグルグル曲がりながら、前に進んでいこう。