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KDP初入金のお知らせ
先日、アマゾンKindleで独占販売中の拙作『神々が現れるはずの夜』の売上が入金される旨のメールが届きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1658598308503-THSZZFBvhr.png?width=1200)
これは、私が初めて個人出版した電子書籍の初売上の初入金になります。こうやって実際に入金を伝えるメールを見ると、本当に自分の書いた本が売れたんだなあ、と実感すると同時に、非常に嬉しい気分になります。
ちなみに、今回入金されるのは5月分の売上なんですが、私が『神々が現れるはずの夜』を販売したのは5月21日なので、販売したばかりの5月中にこの『神々が現れるはずの夜』がごく少数でも売れたというのは、完全に運が良かっただけだと思っています。
正直な話、販売しても、最初の2ヵ月くらいは買われもせず、Kindle unlimitedでも読まれない状態が続くと予想していたので、5月中に『神々が現れるはずの夜』がどなたかに購入されたのは嬉しい誤算でした。なお、5月の売上は本の購入分だけで、既読KENPは0です。
既読KENPに関しては6月の1週目後半ぐらいから徐々に増えて行き、現在(※7月24日)は6月分の総既読KENPの3倍以上の数字を稼いでいます。この既読KENPの増加に関しても、当初自分が思い描いていた予想とは違ってハイスピードに増加していて、こちらの方も嬉しい誤算です。
『神々が現れるはずの夜』という小説は、執筆・校正・表紙作成・宣伝などを全て私一人でやっている、純度100%の完全な個人作成による電子小説です。こういった完全な独力による小説でもきちんと売れるので、「自分の書いた小説を発表する場がない」「販売してもどうせ売れない」と、やる前から後ろ向きになっている人は、とりあえず電子で個人出版してみてはいかかがでしょうか? あなたの書いた小説も、世界の誰かに発掘されるかもしれません。
で、私の書いた『神々が現れるはずの夜』。
このnote(↓)を読んだだけでは、
『神々が現れるはずの夜』の作品世界には、日本の土着文化しか登場しない感じがしますが、その要素はこの物語のほんの一面にしか過ぎません。
『神々が現れるはずの夜』には日本の土着文化だけでなく、西洋文化圏の歴史や神話もちゃんと登場します。そしてそれらがやはり、クトゥルフ信仰と結びついていくのです。
日本と西洋をオカルトで結び付けた時、ナチス・ドイツを外すわけにはいきません。
総統のアドルフ・ヒトラーは、地政学者であり駐日武官だったカール・ハウスホーファーの影響を受けてオカルトに傾倒し、ナチス親衛隊のハインリヒ・ヒムラーの思想は、カール・マリア・ヴィリグートというオカルティストの軍人に影響を受けています。
これらオカルティストの集団であるナチス・ドイツと日本は、第二次世界大戦で同盟を結んで、共に米英の連合国側と激戦を繰り広げています。
なんですが、
クトゥルフ神話の生みの親であるラブクラフトが生きた時代は、第一次世界大戦の時代でした。当時、第一次世界大戦は「最終戦争」と形容されていて、人類の歴史始まって以来の大戦争という扱いでした。
ラブクラフトの小説には、その第一次世界大戦でもアメリカの敵国だったドイツに関係する人や物が頻繁に登場します。その中に、ドイツ帝国海軍のUボート艦長であるカルル・ハインリッヒ少佐という人物がいます。創元推理文庫の「ラブクラフト全集5」に収録されている『神殿』に登場する人物です。
『神々が現れるはずの夜』では、このカルル・ハインリッヒ少佐が、ナチスとクトゥルフ信仰を結び付ける存在として登場します。
このハインリッヒ少佐以外にも、ラブクラフト好きにはお馴染みのあの人や書物など、ドイツに所縁のあるものが数多く作品の中に登場します。それらがどういった登場の仕方をして、どう扱われるのかは、ぜひ自分の目で、『神々が現れるはずの夜』を読んで確かめて下さい。
というわけで。
【宣伝】
ナチス・ドイツ台頭の裏側で暗躍する深海からの使者――。
狂人たちの見た夢が、運められし夜に世界を覆いつくし、
百年に一度の七夕の夜に、織姫が天の川を渡る――。
怪奇クトゥルフ夜話『神々が現れるはずの夜』。
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よろしくお願いします。
※『神々が現れるはずの夜』についての投稿はマガジンにまとめています。興味を持ってくれた方は、是非マガジンも参照して下さい。