都会は法治で田舎は人治?

都会から田舎へ移住して驚いた事は沢山あるけれど、契約については一つ書いておきたい。田舎移住する人にも参考になると思うからだ。私のイメージでは都会で契約と言うと、その時した約束を後になっても守るために契約をする、違反をすれば罰金があったり契約破棄になったりすると思ってた。しかし田舎に来たらそうではない。約束をして契約書を・・・なんていうと「私の事が信じられないのか。」と言わんばかりに嫌な顔する人もいる。逆に「田舎は契約書なんていらない口約束なんだけど形だけ契約をしよう、これはひな形だから、押印して」などと言って、後から「契約書の通りにしてくださいね!」と手のひら返しする人なんかもいた。あまりにもブッチャケ言うと怒られそうだけど、こんな話もある。ある時からたびたび家に来て「実は親戚が家を使いたいから出てってくれないか?」と言われ、退去が決まったら「君たちが引っ越すから親戚に使わせることにした。」なんて、、、話だ。なお、これは不動産だけの話ではなくて雇用でもしばしば起こるし、日常茶飯事だともいえる。もはや、約束が反故される事がアタリマエと思って構えていた方が気が楽なのである。全ては人によって決まるのだ。

※すべての田舎がこうであるとはいいません。あくまで田舎の一例として呼んでいただければ幸い。

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