【愛用カードブチギレ解説】「ルイ・キューピット」について、お話しします
今回紹介するカードはこちら、「ルイ・キューピット」。こちらのカードは一見するとただのシンクロチューナーに見えますが、実はとんでもない馬鹿性能をしております。
私の記事では自分が愛用するカードを第三者の視点になってブチギレながら解説するというものが主になります。
とにかく無法地帯なので、苦手な方はブラウザバック!それでは解説開始
ルイ・キューピットって?
ルイ・キューピットとは、レベル4の天使族シンクロモンスターであり、シンクロモンスターでありながらチューナーとしての力を持つ連続シンクロ御用達のモンスターとなっております。
天使族・光属性という種族、そしてレベル4という性質から「宣告者」デッキとはシナジーが合うと見られます。
①の効果は強制効果で、レベル4のシンクロチューナーとして扱うことは不可能となっております(一応、「エフェクト・ヴェーラー」等の効果無効を当てられたらレベル4に戻る)。使い方としてはレベルを調整して状況に応じたシンクロを出そう!とか割り切ってレベル◯チューナーとして使うのが主となっております。
②の永続効果での最大打点は2800とレベル4としては破格のステータスになりうる逸材です。さらに、このレベル参照は他のカードの効果を受けても適用されるため「ギャラクシー・クィーンズ・ライト」等でレベルを変化させたら更なる打点上昇が見込めます。クソカードと名高いウンch「絶望神アンチホープ」などを利用してレベルを12にすると脅威の打点4800とレベル4って何!?と言わんばかりの脳筋キューピットを生成することも理論上可能となっております。
ですが、これらの効果は全てカードのシミに過ぎません。問題は③です。
シンクロ召喚されたルイ・キューピットがシンクロ素材になると、出したシンクロモンスターのレベル×100のバーンダメージを与え、『その後』レベル8以下の守備力600のモンスターをサーチできます。いやいや、守備力600ってどんな微妙なサーチ先やねん!と突っ込みたくなる気持ちを抑えて語りますが、この効果で持って来れる強力カードの中には「ジェネクス・ウンディーネ」「SRベイゴマックス」「TGロケット・サラマンダー」など様々であります。まさかこの効果で「バビロン」を加える人はいないでしょうが、意外と守備力600のモンスターは豊富だったりするんですね。ですが、これらのカードはいずれも汎用中継点としては弱いため、言わば「シンクロ好きしか使わない」ちょっと尖った中継点となっております。……奴が来るまでは。
ネメシス・コリドーとかいう奴
皆様は「ネメシス・コリドー」というカードをご存知でしょうか。ネメシスというテーマに属し、彼らの効果は除外されているカードを参照したり、逆に除外して大型エースを出したりするといったテーマで、単体の出張は見られるが純で組むとお世辞にも強いとは言えないようなテーマとなっております。その中でもコリドーはテーマ下級最高打点と一見アタッカーに見えますが今回こいつは殴りません。なんならフィールドで活躍すらしません。じゃあ一体何をするのか?ここでコリドーのテキストを見ていきましょう。
見てわかるとおり、守備力600とルイ・キューピットのサーチ可能対象となっております。しかし、こいつがヤバいところは種族と①です。
発動場所が手札で自己特殊召喚ができる雷族。ん?手札で効果を発動する雷族?
そう、例のアレです。
ルイ・キューピットでコイツが出ます。
超雷龍は場持ちの良さに加えて何を血迷ったのかあらゆるサーチを封殺するという現代遊戯王がゲロ吐く効果を持っています。つまり、ルイ・キューピットを絡めたシンクロ展開をするだけで自分の妨害盤面に+αしてサーチ封殺能力を付与してしまうという犯罪まがいのことを平然とやってのけます。しかも、コリドーは素引きしても十分に強いので出張としてピン刺ししてもムーブにほとんど支障をきたしません。これもうルイ・キューピット紹介noteではなくネメシス・コリドー紹介noteじゃないですかやだ!
ですが、上述した通りルイ・キューピットはレベル4シンクロチューナーと連続シンクロ御用達カードなためシンクロ多用デッキでなければ使えません。よほどぶっ飛んだデッキでなければ制圧盤面に超雷龍を添えることなどできないのです。だからルイ出張はただのロマンで留まっているのです!はいこの言葉を信じたそこのお前!落第ッ!
このギミックを簡単にこなしつつ、なんと横に制圧札を並べる簡単ギミックがあります!その夢を叶える最強カード、それがコイツです。
出ーたーなー!!オ◯ニー助長クソボケアホカスAirplane!!!!てめぇのせいで何人の決闘者ぶち56されたかわかってんのかゴミカスが!!!!!!海外同様一生地獄でマスでも掻いてろや!!!!!!!!!!!
少々取り乱しましたが解説を続けます。
なんとルイギミック、アウローラドン一枚で簡単にこなしてしまいます。アウローラドンといえばハリと組んではやりたい放題ハリが死んだらバリに変えてやりたい放題とロクなことしないやつ代表であり、これまでのマスターデュエルのイベントではシンクロ・リンクフェスなのにコイツは投獄されるとかいう公式がヤバいと確信するほどのカード、まあボケナスです。
ではこのボケナスをどう使うか?ラドンだけでも大分ヤバいのですが、今回は数多あるラドン展開の一種「タリラドン」について紹介します。
タリラドン展開
「タリホー!スプリガンズ」を使用したラドン展開、いわゆるタリラドン。やり方は簡単、スプリガンズ・メリーメイカーをエクシーズ召喚するだけ。素材はたったのレベル4モンスター2体。つまりうにの軍貫一枚で出せます。
と、このように軍貫デッキを一瞬でソリティアデッキに変貌させる激ヤバ展開ですが、実際中身はどうなんだって話ですよ。ルイ・キューピットのコリドーサーチを利用して何ができるのか?大事なのはそこです。では実際に展開ルートを見ていきましょう。
まずはメリーメイカーを特殊召喚、着地時の効果で「スプリガンズ・ロッキー」を墓地へ落としてその後「ギガンティック"チャンピオン"サルガス」を重ねてエクシーズ。起動効果で「タリホー!スプリガンズ」をサーチしてそのまま発動。サルガスのエクシーズ素材を3つ取り除いて「スプリガンズ・ブラザーズ」をサーチしつつ手札からそのまま特殊召喚、墓地からはロッキーとメリーメイカーを特殊召喚。そしてブラザーズとメリーメイカー、サルガスで「幻獣機アウローラドン」をリンク召喚、効果でトークン3体特殊召喚。起動効果で自身とトークンをリリースして「幻獣機オライオン」を特殊召喚、オライオンとトークンで「アクセル・シンクロン」をシンクロ召喚、オライオン効果でトークンを生成。アクセル・シンクロンの効果で「ジェット・シンクロン」を墓地に落としレベルを一つ上げます。ジェット・シンクロンの効果で手札を一枚切って自身を特殊召喚、トークンとジェットで「ルイ・キューピット」をシンクロ召喚、レベルを一つ上げます。あとは簡単、ロッキーとアクセルで「フルール・ド・バロネス」、トークンとルイで「ヴァレルロード・S・ドラゴン」、ルイの効果でコリドー加えてジェット戻して自身特殊召喚、リリースして「超雷龍サンダー・ドラゴン」。文字だけじゃわかりにくいですね、実際に完成した盤面を見てみましょう。
万能2妨害にサーチ封殺!?!?!?!?!?
バロネス・サベージだけでもかなり強いのに超雷龍添えたらダメでしょ!?!?!?!?!?
ただでさえ固い万能無効2に!!!!ルイ・キューピットが絡んだせいで!!!!サーチすらも封じられてしまいました!!!!!!!!
X召喚できたらそれすなわち勝利宣言アヘ顔ダブルピース!!!!そんなゲームが許されていいのでしょうかぁ!?!?!?!?いや、だめです!!!!ラドンは早く地獄に送られろください!!!!!!!!F******ck!!!!!!!!!!!
まとめ
今回紹介したのは「ルイ・キューピット」。その性質のせいでコリドーにアクセスし、お手軽サーチ封殺を達成してしまった激ヤバカード。アウローラドンと絡めることにより制圧札を横に並べることも可能になってしまいました。私としてはソリティアが捗るから大大大好きなカードなのですが、使われる側からしたら「あっコリドー加わるな」と絶望しか感じません。ラドン展開以外にも、レベル4シンクロを出せるデッキであれば全然採用の価値はあります。
これからの記事でも、自分の愛用するカードをブチ切れながら解説していこうと思うので、ソリティア滅すべしと感じる方は是非次の記事も期待してください!それでは解散!
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