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目指せ余暇人!/無事之名馬

今日、オンラインミーティングをしていた方から、今年1年どうでしたかと聞かれました。年始に計画したとおりとは行きませんでしたが、今年は大きな変化があり、目指す方向性が定まった年だったと言えます
そして、ふと、無事之名馬(ぶじこれめいば)という言葉が浮かんできました

無事之名馬

無事之名馬(ぶじこれめいば)とは、競走馬を指して「能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続ける馬は名馬である」とする考え方を表した言葉です
私は高卒で公務員となり、霞が関でいわゆるキャリア官僚と呼ばれる有名大学を卒業し国家公務員一種試験を合格した方々と一緒に仕事をしていましたので、自分の取柄は、「毎日、休まず、必ずそこに居ることだ」と思いながら、無事之名馬の言葉を頭の中で繰り返していたことを覚えています
そして、母に「丈夫に産んくれてありがとう」と幾度となく、お礼を伝えています

島根での乗馬体験

日常への感謝

改めて、一年を振り返り、「無事之名馬」という言葉をかみしめると、無事に過ごせたことへの感謝の気持ちが湧き上がってきます
朝、目が覚めて、温かい布団から起き上がれること。 仲間と顔を合わせ、目指す未来について議論を交わすこと。 仕事に向かい、自分の役割を果たせること。 心を解放できる人に出会えたこと。 夜、無事に家に帰り、安らかな眠りにつくこと。

これらは、当たり前のように思えるかもしれません。しかし、世界に目を向けると、紛争や災害、病気などで、このような当たり前の日常を送れない人々が数多くいます。

私たちがこうして平穏に日々を過ごせるのは、決して偶然ではありません。家族や友人の支え、職場の仲間の協力、そして社会全体が平和であることなど、様々な要因が重なり合って成り立っています。

また、健康に過ごせたことも大きな幸運です。病気や怪我なく、心身ともに健やかに過ごせたからこそ、様々なことに挑戦し、充実した一年を送ることができたのではないでしょうか。

日常への感謝

「無事之名馬」という言葉は、私たちに感謝の大切さを教えてくれます。無事に過ごせたことに感謝し、支えてくれた人々に感謝し、そして、この恵まれた環境に感謝します。

実は、このブログを始める少し前から、Gratitude Journal(感謝の日記)を始めています。感謝の気持ちを持つことで、心は豊かになり、周りの人々にも優しくなれます。
来年もまた、「無事之名馬」という言葉と共に、感謝の気持ち基盤にして一日、一日を大切にしていきます。