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目指せ余暇人!/余白について考える
60歳を前にして余暇人を目指すことにしました。今週は自分が目指す「余暇人」とはどんな人なのか考えます。今日のテーマは「余白について考える」です。
人生にほんの少しの余裕を持ちましょう、想像を絶する出来事や出会いのために
人生の余白としての余暇
書道では、余白があってはじめて文字として成立します。
人生における余白、すなわち余暇は、単なる「何もない時間」ではなく、人生を豊かにするための重要な要素と言えるのではないでしょうか。
そして、その質は、時間の長さではなく、いかに「書道的な余白」として機能させているか、つまり、どのようにその時間を活用しているかで決まると言えます。
1.人生という作品における「余白」
人生は、日々の活動、経験、出会いの積み重ねによって描かれる壮大な作品と言えます。その中で、余暇は、仕事や義務から解放された、自由な時間、すなわち「余白」となります。
この「余白」をどのように活用するかが、人生という作品全体のバランス、奥行き、表現力を決定づける重要な要素となります。
2.時間の長さではなく「質」
書道において、余白の量は作品全体のバランスを左右しますが、それ以上に重要なのは、余白の「質」、つまり、どのように余白を活かしているかです。同様に、人生における余暇も、単に時間の長さではなく、その時間をどのように活用しているかが重要です。
ただ漫然と時間を過ごすのではなく、心身のリフレッシュ、自己成長、人間関係の構築など、自分にとって有意義な活動に充てることで、人生はより豊かになるでしょう。
3.「余白」が生み出す効果
書道における余白は、文字を際立たせ、作品に奥行きやリズム感を与えます。同様に、人生における「余白」も、日々の活動をより充実させ、人生に深みと彩りを与える効果があります。
例えば、余暇に読書や旅行、趣味などを通して新たな知識や経験を得ることで、視野が広がり、人生観が深まります。
また、家族や友人と過ごす時間を大切にすることで、人間関係が豊かになり、心の支えとなります。
4.「余白」の創造
書道では、余白を意識的に配置することで、作品全体のバランスを整えます。同様に、人生においても、意識的に「余白」を創造することが重要です。
仕事や義務に追われるだけでなく、意図的に時間の使い方を見直し、余暇を確保することで、心身にゆとりが生まれ、より充実した人生を送ることができるでしょう。
人生は、仕事や義務だけで成り立つものではありません。
「余白」、すなわち余暇をどのように活用するかが、人生の質を大きく左右します。
書道における余白のように、人生における「余白」を意識的に創造し、有効活用することで、私たちは、よりバランスの取れた、奥行きのある、豊かな人生を創造することができるのではないでしょうか。
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素敵な出会いのための余暇
冒頭ご紹介したアメリカの作家のAnais Nin(アナイス・ニン)の言葉。「人生にほんの少しの余裕を持ちましょう、想像を絶する出来事や出会いのために」少しの余裕を持つことが本当に大切だなと感じているので紹介しました。
人との出会いは、出会った時はそれがその後どんな広がりを持つのか知ることができません。それは振り返った時初めて知ることができます。
最近、「あの時、お誘いを断っていたら、今日の自分は無いな~」ということがいくつかありました。
人生の余白としての余暇。大切にしていきます。
今日、書道について書きましたが、私は書道家ではありません。私の想像の中での書道です。近いうちに本当の書道家の方に会ってお話しを聞いてみます。
この1週間、余暇人について考えてきました。明日はいよいよ今私が考える余暇人についてまとめて、そんな余暇人を目指す、長い、終わりのない旅に出発します。