若衆barやまと男ノ娘に3日連続で行ったよ
名古屋滞在中に、どうしても行ってみたいところがあったので行った。
「若衆barやまと男ノ娘」というお店なんだけど、私が昔からずっと(彼女が井上魅夜時代から)店主のすずさんのファンだというのがあったからだ。
自身がMtFトランスジェンダーである私は、ある時期ずっと自分の生き方を見つめ直すために、当事者が執筆した書籍をせっせと集めていた(研究室がいっぱいになるので、その多くは本務校の図書館に寄贈したけど)。
そのうちの一冊が、 井上魅夜著『化粧男子 男と女、人生を2倍楽しむ方法』 で、井上魅夜というのはすずさんの昔の名前です(amazonでまだ売ってるのね... すごい)。
>>男と女、どちらかを選んでしまったら、どちらかを捨てなければならないのだろうか? 昨日「男」だった人が、今日「女」でいたらいけないのだろうか?
>>「男性と女性の中間に佇み、性別を行き来して人生を楽しみたい」 「女として愛されたいけれど、同時に男として愛したい」 そんな望みを叶える生き方が、ここにあります。
これは女性として生活したい私のスタンスとは異なるのだが、色々と面白いことが書いてあって、直接会って話をしてみたいと思ったのだ。
初日(2月6日)は17時頃まで学校で仕事をして、その後、行きつけのKitchen Witchに18時~19時居て「名古屋行くんだ~」的な話をして、その後新神戸駅から新幹線に乗って、コンフォートホテル名古屋伏見にチェックインして、若衆barやまと男ノ娘には21時過ぎに行った。
行く前はなんかドキドキで、わざわざ電話して「今から1人で行っても大丈夫ですか」的なことを訊いてから行った(こういうところ、私が真面目なのかびびりなのかよくわかんないけどね)。
1日目は店主のすずさんが結構忙しそうで、私の相手をしてくれたのは、20代のいづみさんとあおいさんだった。20代の子たちとうまくお話できているか不安になって「こういうところって客としてどう振る舞えばいいんですか」と真面目な質問をしたりして... 今思い起こせばなんかおかしいねw
2日目(2月7日)は20時の開店時に行ったら、店主のすずさんはまだ来てなくて、昨日と同様、いづみさんとあおいさんに相手してもらった。カウンターの横に座ってたお客さんたちとも少しお話ができて楽しかった。
ニューハーフのやってるbarに来るお客さんって、意外とふつうなんだなっていう印象を受けた。カウンターの端に座ってたお客さんの1人(年配の女性)が、私に胸があることに気づいて、何か(パッドのようなもの)入れてるのか尋ねてきて、これは女性ホルモンで膨らんだ的な話をしたら、へえーっていう反応があったり... 意外とみんなそういうことリアルには知らないもんなんだなって思った。
店主のすずさんが来たのは21時半過ぎで、あまり話せなかったので、この時私はもう1日来ようと決心したw
3日目(2月8日)も懲りない私は20時の開店時にお店に入ろうと思って、19時55分にお店の前に行くと、いづみさんが看板を出していて、そのままお店にいれてもらった。
この日は昨日まで居たあおいさんが居なくて、さやさんっていう新人の子がいて、なんか初々しくて可愛かった。今後どう変わっていくのか楽しみだから、またお店に見に来ようと思った。
この日は結局、23時45分までいて、すずさんとさやさんと遅くまでお話してた。
私の髪型がただのロン毛ではなく、姫カット(前髪パッツンで触覚のような髪の毛作ってあるいわゆる女子的な髪型)なのをすずさんに気づかれて、やっぱバレるもんなんだなって思った。
すずさんのしゃべり方、時々、演説口調になってて、面白いなって思った。
すずさんがさやさんに語っていたことや、私にお話ししてくれたことは、非常に興味深かったし、3日ともお店に通って、この日遅くまで居てよかったなーって思えた。
1日目と2日目はお酒を飲まなかったんだけど、3日目はお酒飲んだ私が壊れて、隣に座ってたおにーさん交えて、自分のきわどい話色々聞かせてしまったのはちょっと反省してるよwww
また名古屋来ることあったら、絶対このお店来ようと思う。いやー、名古屋の夜は楽しかったよ。
p.s. お店出てホテルへの帰り道、いつも伊勢町通から錦通に曲がる角(錦通伊勢町の交差点の北西側の角)で、同じおにーさんたちに「おねーさん、どこ行くの?」と声かけられて、この人たちはどういう人たちなんだろうと思った。ある日は「おねーさん、プロ?」とか訊かれて、何のこと? こんな年食ったプロがいるのか? とか思ったよ。錦の歓楽街は怖いなーw