無題

東京スカイツリーから見た風景

2018年2月‎8日の11時頃、私は東京スカイツリーに上っていた。

この日は平日の木曜日だったが、上るまでに若干の待ち時間はあった。でもどうしても上ってみたくてさ、わざわざ平日に東京に旅行してやってきたんだよ。

上ってみて天望デッキから周囲を眺めると、やっぱり高いなぁと思った。なんかそれだけのことなんだけど、ここからの風景を自分の目で見ることは、やっぱりここに来ないとできないことなので、ちょっと感動した。

わざわざSKYTREE CAFEでコーヒーを飲んだりもした。私のやったことって、今思い返すと、ただのお上りさんかもしれないなw

この時、東京には2月7日から9日までいたんだけど、この3日間は、1月末に首都圏で大雪が降ったのが嘘みたいな、冬晴れの穏やかな天気だった。

そんなお天気の中、東京スカイツリーに上って、晴れ渡る東京を見渡すことができて、本当にうれしかった。

自分の人生って、恵まれたことも、報われなかったことも両方あったんだけど、この時はお天気に恵まれて、心の底からうれしかったんだよ。

そんな中、ちょっと変わった写真が撮れないかと考えて撮ったのが、この記事に貼ってある写真だったりする。

Twitterに投稿したとき、見た人にどこからどうやって撮ったのか訊かれた。

でもね、これはさ、脚が伸びている方向に床があるはずだという私たちの思い込みがあるから、どう撮ったのかよくわかんない写真に見えるわけさ。

実際は、東京スカイツリーの天望デッキにあるベンチに座って、脚を斜めに伸ばして、斜めの角度から写真を撮っただけだったりする。

あのね、私たちが物事を見る場合、自分が常識だと思っている先入観に従って物事を見がちなんだよ。そして、そのような先入観に、物事の見え方というのは大いに左右される。

でも一歩下がって、角度を変えて、それを見ると、「あれっ!? 違うじゃん」って思うことも多々あると思う。

この写真を撮った後、私はそういったことをあれこれ考えていた。

実は言語表現にもそういう部分が見られることは、今日、認知言語学という学問分野でよく言われていることだったりする。

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