【おそらく】暗黒界関連カード②【マイナーな方】

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暗黒界関連カード、第2回目はディスカード系カードのうち、知名度は若干劣れど決まれば強力なものを挙げていきます。
ではイく。

シャドール・ビースト
シャドールに属する上級モンスター。

何と言っても①の2ドロー1ディス効果が優秀であり、暗黒界を捨てることで実質3ドローと同等のアドバンテージが得られます。シャドールモンスター自体も捨てられた場合にメリット効果を発動できるので、手札に暗黒界が引き込めなかった場合でも有効活用はできるでしょう。

リバースした場合と条件が厳しく見えますが、影依融合でウェンディとリザードを素材にアプカローネを召喚すれば、ウェンディでビーストリクルート、リザードでインカーネーションを落とし、インカーネーション効果ですぐさまリバースできるので割とお手軽です。相手の場にエクストラモンスターがいることが前提になりますが、想定しやすいシチュエーションなのであてにしてもいいでしょう。

リバースが狙えなくとも②の効果で最低限1ドローにはなり小回りがきくのも嬉しいポイント。こちらの効果ならデッキや場からでも効果で墓地行きになれば発動するので条件も緩め。
これらの特性を活かし【シャドール暗黒界】を組むのも面白いでしょう。

ファーニマル・ペンギン
ファーニマルの下級モンスターの1体。

ビーストと同じく2ドロー1ディス効果持ち。こちらはデストーイの融合素材になった場合なので、ビースト以上にこれを意識した専用構築が必要。自然と暗黒界とファーニマルの混合デッキとなりますが、ファーニマルには他にもトイポットやファーニマル・エンジェルがディスカード効果を持っており、墓地に置かれても役割がある悪魔族のエッジインプモンスターもいるので、実は混ぜるのは難しくありません。ファーニマルの融合展開に暗黒界のディスカード展開を無理なく挟めるようになるのが理想。
①の効果は普段は使わないですが、いざという時にランク4やリンク2に繋がるので、あって困るものではなし。

E・HERO リキッドマン
下級モンスターの水属性HERO。

ファーニマル・ペンギンと似た効果ですが、こちらは除外でも効果が発動できる点、HEROの融合モンスターは暗黒界も素材に充てられる点で優れています。ただし、HEROと暗黒界にはこのカード以外でシナジーとなるカードは少ないため、混合の難易度はファーニマルより高め。それでもここまで取り上げている2ドロー1ディス効果は、暗黒界において決まった時の見返りがデカいので、工夫して狙っていくデッキを組むのはアリよりのアリです。
①の効果もペンギン同様、サブの展開プランとしていざという時に使っていきましょう。

No.60 刻不知のデュガレス
ランク4の悪魔族エクシーズ。

こちらは元々注目されていたので、上記に比べるとディスカード効果モンスターとしてはメジャー寄りかもしれません。適当なレベル4が2体並ぶだけで2ドロー1ディス、状況によっては蘇生か攻撃力倍化かを選べるのがとても偉い。ただしそれぞれに伴うデメリットが結構重く、半端に使うと自分の首を絞めかねないため、出すのであればそのターン中に仕留めるかガッチリ制圧するかでいきしょう。

未界域の危険地帯
未界域の手札交換罠カード。

こちらは3ドロー2ディスという破格の性能を誇ります。2枚のうち1枚は未界域に指定されてしまうものの、未界域自体もディスカード時のメリット効果を持っているので活用は容易。捨てるのは未界域カードならなんでもいいため、最悪手札でダブったとしても使い道があるのが〇。ネッシーでのサーチ以外にも、通常罠なのでラビュリンスやリリスで引っ張ってくることも可能。

ただし、未界域というテーマ自体が1ターンでデッキのほとんどを掘りつくしながら大量展開を決めることを得意としているので、遅い罠カードはテーマ相性がイマイチ嚙み合わないという欠点があります（【未界域暗黒界】が環境で結果を残していたことから察しがつく人も少なくないかと）。
このカードを採用する場合はゲームスピードが遅くなることのメリットを明確に活かす構築を意識しましょう。

光の召集
光属性モンスターのサルベージカード。

使いやすさはここまでのカードに劣るものの、決まった時のアドバンテージ量は手札抹殺に相当するカード。墓地回収なのでうららには邪魔されず、効果解決時にサルベージ先を決めるため墓穴の指名者にもそれなりに強く出られます。

サルベージ対象候補としては、暗黒界との混合が狙いやすい魔轟神、幽鬼うさぎやエフェクト・ヴェーラーといった汎用性の高い手札誘発、変わったところでは1枚初動として使用できるLive☆Twinキスキルとそのリンク体のEvil★Twinキスキルあたりでしょうか。
手札が増えないことを許容できるのなら、汎用性の高いエクストラモンスターの再利用を目的とするのも悪くはありません。

以上で「相性が良いであろうカード-マイナーディスカード編-」は終わりです。効果で手札を捨てるカードは他にも多数ありますが、暗黒界とのシナジー的に微妙過ぎるものだったり、発動条件の厳しさが専用構築とする手間に見合ってなかったりと、現段階で紹介するには足りないよなというカードが大半です。興味を持った人はWikiの「捨てる」の項目を確認してみてください。取り上げなかった理由がわかるカードが並んでいるはずです。
次回はディスカード面以外で暗黒界とのシナジーがあるカードを紹介します。