【暗黒インフェルノイド】
当記事にアクセスいただき、誠にありがとうございます。
マスターデュエルでの《暗黒回廊》実装を今か今かと待ちわびています。
ではイく。
今回ご紹介するのは【暗黒インフェルノイド】です。《熾動する煉獄》が手札を全て捨ててその数だけドローするという《手札抹殺》とほぼ同じ効果を有しているため「手札抹殺4枚積める暗黒界とか最強じゃん」という極めて安直な発想から生まれたデッキです。
《熾動する煉獄》を手札に加える確率を上げるために、今流行りのスネークアイギミックも採用しています。手札に《スネークアイ・エクセル》とインフェルノイドor煉獄カードがあれば発動に漕ぎつけられます。
《エクセル》召喚、効果で《スネークアイ・ポプルス》サーチ
《ポプルス》効果で自身を特殊召喚、効果で《原罪宝-スネークアイ》をサーチ
ポプルスをコストに《原罪宝》発動、《インフェルノイド・デカトロン》リクルート、効果でインフェルノイドα（高レベルのインフェルノイドモンスター）を埋葬＆ポプルス効果で自身を永続魔法化
デカトロンとエクセルをコストに《エクセル》効果、《スネークアイ・オーク》をリクルート、効果で《デカトロン》を蘇生しインフェルノイドβ（除外用コスト）を埋葬
オークとポプルスをコストに《オーク》効果、《蛇眼の炎龍》をリクルート
《デカトロン》と《蛇眼の炎龍》で《プロキシー・F・マジシャン》をリンク召喚、《蛇眼の炎龍》効果で《デカトロン》と適当なスネークアイを蘇生、《デカトロン》効果でインフェルノイドγ（レベル6以下の除外用コスト）を埋葬
インフェルノイドβとγを除外し墓地のインフェルノイドαを蘇生
《プロキシー・F・マジシャン》効果で《デカトロン》とインフェルノイドαを素材に《インフェルノイド・イヴィル》を融合召喚、効果でインフェルノイドαのレベル分だけインフェルノイドを埋葬
《イヴィル》を含むモンスターでリンク召喚、《イヴィル》効果で《熾動する煉獄》をサーチ
手札にあったインフェルノイドor煉獄カードを見せて《熾動する煉獄》を発動
後は野となれ山となれ！
上記工程の9で《インフェルノイド・フラッド》をリンク召喚すれば自軍の場のレベルを完全にリセットしつつ妨害持ちを立てられるのでおススメです。また11の段階で確実に《インフェルノイド・ネヘモス》と《インフェルノイド・リリス》は落ちてるはずなので、状況に応じてどちらかを蘇生して盤面を堅くしていきましょう。先攻なら相手の捲り魔法を止められる《ネヘモス》の方がやや優先度が高いでしょうか。
《フラッド》はそのまま使用しても充分ですが、《暗黒界の登極》を引き込めていればさらに強力になります。相手ターンに対処したいカードを出された場合に《登極》の墓地除外融合で《龍神王グラファ》か《イヴィル》を出せば《フラッド》の②効果が誘発し除去をとばせます。
《熾動する煉獄》の性質上どうしてもデッキがインフェルノイド寄りとなってしまってますが、暗黒界ギミックは極論「捨てられると自己蘇生する暗黒界」＋「グラファor魔神王レイン」で成立しボードアドに貢献してくれるので、この採用枚数でも充分仕事は果たしてくれます。
グラファ・魔神王レインがちょうどレベル8なので、1体立つだけならインフェルノイドの自己特殊召喚（自軍のレベル合計が8以下でなければ場に出せない）を阻害しないのも嬉しいポイント。
もちろん綺麗に展開できる手札ばかりではないですが、インフェルノイドが悪魔族なおかげで最悪《暗黒界の門》の除外コストや捨てる札に充てられるので、そこから無理やり動いて目当てのカードを掘りに行くこともできるっちゃできます。ただし運よくスネークアイ展開に移行できた場合でも、その過程でデッキのインフェルノイド種類は減っているはずなので、上記工程の8で指定するインフェルノイドαのレベルには注意しましょう（デッキに残るインフェルノイド種類がαのレベル以下だと墓地肥やしは行えません）。
デッキのカスタマイズ候補としてはやはりスネークアイをサーチできる《篝火》は採用してもいいでしょう。中盤以降はほぼ確実に腐るので3積みはなくとも、1～2枚採用して初手のスネークアイ確率を上げるのはアリだと思います（ちなみに今採用してない理由はシンプルに「持ってない上に高いから」です）。
他にも《デカトロン》がレベル調整のしやすいチューナーである点を活かして、シンクロモンスターで遊んでみても良いかもしれません。《迅雷の暴君 グローザー》は素材は厳しいですが相手ターンに暗黒界を捨てることができるので、上手くハマるタイミングで召喚してみたいところ。
《炎魔刃フレイムタン》は除外されているインフェルノイドを手札に戻せるため、単なるアドバンテージの回復のみならず《熾動する煉獄》の発動にも寄与してくれます。場の《門》や《煉獄の決界》を守るため、場合によってはリンク素材にせずにターンを渡してもいいでしょう。
ちなみに
《熾動する煉獄》発表当初は汎用性のある《煉獄の災天》等少数の煉獄カードのみを出張させた型を想定していました。しかしそれから程なくスネークアイギミックを使った上記確定ルートが開発されたため、こちらの型はお役御免になりました。《煉獄の災天》1枚くらいなら今の型でも採用していいような気もしますが、このデッキ意外と手札コストがキツイので現状は採用を見送っています。序盤に候補に挙がっていたカードが気が付いたら優先度を下げられている、デッキ構築あるあるですね。
終わり