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感想記事:『あやかしトライアングル』第1話

当記事にアクセスいただき、誠にありがとうございます。
早速週刊少年ジャンプ連載『あやかしトライアングル』の感想を綴りたいと思います。

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夏目漱石みたいな語りをする化け猫・シロガネが、本作のヒロインである花奏すずを食べようとするところを、主人公風巻祭里が阻止するところから物語は始まります。

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クイックエフェクトで主人公の全身像を描いていただけるのは正直ありがたいですわ。『ToLOVEるダークネス』の1話でもモノクロ初ページから美柑ちゃんの全身ぶち抜きで描いてくださったからね。全身図は大事。
もちろんヒロインの方もぬかりないわけで。

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すずちゃん太腿パンパンだね!

ファットキャットの処遇で揉めてましたが、結局マシュマロキャットはすずが連れてくことに。

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網からぶよってはみ出る肉、無駄にかわいいな。

一般人には見えない妖怪を認知できる仲として、子供の頃は仲良く遊んでた二人。しかし祭里が「祓忍」に就いてからは妖怪を敵視するようになり、すずとも疎遠になってしまったと。近距離だけど心は遠距離、こっちの時間は朝なのに向こうは夜、よくあることだ。

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頭の中では朝までわっしょいみたいですけどね。

しかしそれは叶うことはないとまんまるキャット。すずは生命力が異常に強く、高レベルの妖怪からすればとびっきりのご馳走のようで、デブキャットはそれに涎を垂らしていたそうです。

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シャルロッテよろしく本性現したシロガネ!このまま頭からパックンチョされるのか!?

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ギリギリセーフのタイミングで助けに来る祭里!とてもベタ、だけどベター。

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食事を邪魔された怒り<ヒーロー様とそれに惚れるヒロインの構図
悪い妖怪は人の怨念が集まっていることが多いとのことですが、400年も生きてればそりゃカップルのイチャイチャを憎悪する念があっても不思議じゃないよね。

俗っぽさ全開ですが、これでも妖怪の王様にあたるシロガネ。まともにやりあえば祭里に勝ちの目は無し。そんな時はこれ!

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ポーズを決めながらの必殺技!ベタだからこそかっこいい。
上級妖怪といえど力を封じられては実質詰み。なんとしてもそれは避けたいシロガネ

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ではなく、自分の封印<封印後にイチャつくカップル でした。
そんなに嫌か、そんなにカップルのおせっせは嫌か。

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400年生きてきた頭をフル回転させた末の悪あがき「性醒流転」!

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対象の性別を正位置から逆位置に入れ替える!効果は無効化されない!

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呪印が結構でかく感じる。こういうのって臍下あたりに収まるイメージだからかな。

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あらかわいい。


とりあえず第1話の全体感想としてはですね

わあい、TS!あたしToLOVEるでTSの良さわかったからTS大好き!!
祭里ちゃんかわいいヤッターーー!!!
これに尽きますね。

「TS」に加えて「淫紋」「褌」「忍者娘」と属性モリモリ森鷗外ですが、個人的にツボった描写①は髪色の変化。

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性転換前は赤みがかった茶色だった髪が、変化と同時に色が抜け落ちて白髪(あるいは銀髪?)になってるんですよね。
色が抜けるというのはそれまで所持していたものが無くなる、要するに弱体化をイメージさせるものに感じるので、もうこれだけで興奮度数がグンと上がるんですよね。
なんで弱体化で興奮するかって話ですが、あたしはヒロピンとかソフトリョナとかが大好物でしてね。その手の表現において弱体化は「お楽しみはこれからだ!」の合図に等しいと思うんですよね。
あくまでイメージなんでこれ以降祭里ちゃんのリアルファイト値がどうなるかは皆目見当がつきませんが、リアルに考えれば女性の身体になることで筋力とか俊敏性とか少なからず落ちるはずなんで、そのあたりの勝手の違いに祭里ちゃんがとまどう展開なんかは、まあ見たいわけですよ。
(メタ的には『ToLOVEる』のララちゃん&春菜ちゃんと同様、白黒印刷でベタ無しとベタ有りとで画面の差別化を図る、というのもあるのかもしれませんが)

それと②つ目の描写はチョーカーですね。

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性転換前の忍者衣装だと首元が隠れているので見えづらいですが、特に首元にアクセサリーを付けているようではないんですよね。
なのに女性になった途端に、手術跡を隠すとか関係なく、アクセサリーとしてチョーカーを付けているわけですよ。
チョーカーは決して女性専用というものではないにせよ、やはり女の子がオシャレ目的で付ける装飾品のイメージが(少なくともあたしの中では)強いので、身体以外のところが既に女の子に寄りつつあることを暗に示しているように見えるわけで。
興奮カウンターさらにマシマシマシニクルですよ、こんなん。

あとこのTS、可逆か不可逆かが気になるところなんですよね。
『ToLOVEる』ララちゃんのころころダンジョくんよろしく、一時的にでも元の男性の姿に戻ることがあるのかというところですが、個人的には無い方がいいなと希望するんですよね。
TSの醍醐味の1つは、「女性の身体に男性の精神が引っ張られていく」ところにあると思うんですよ、あたしは。
身体が女の子になったことで徐々に仕草も女の子っぽくなったりとか、無意識に発した声がかわいらしい喘ぎ声みたくなるとか、で我に返った時に軽くショックを受けるとか、それでダンダン自分の中の男性性に自信がなくなっていくとか、そういうの好きなんですよ。
それ踏まえると一時的とはいえ男性の姿に戻るのはちと都合が悪いというか、可逆性が一度でも示されるとせっかく揺さぶられた男性性が元に戻ってしまうというか、男の子の姿はイメージ映像とか精神世界の描写とかで抑えてくれると最高にあたし好みだなとか、それがあたしの現在の立場なんですよね。

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本音を話そう

雌化する前の男の子の姿も充分かわいかったので正直惜しいです。

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ノースリーブに側面部網掛けとか正直グッときました。

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武器を銜えながら腕を上げて脇見せとか妙な色気を感じましたね。

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あたしの中の百済木さんがつぶやきましたよ。

なのでコナン⇔新一程度の頻度でいいから、雌化前の姿も見せて欲しいというのが本音ですね。
そうなると前述の醍醐味と引き換えということになるのですが、その辺はこの際諦めてもいいかな状態ですね、ハイ。

その他祭里くんの印象としては、矢吹先生の作品だとオーソドックスですけど優しい子というのは強く感じましたね。
「変わり身の術で躱せるけど相手のダメージを考慮してあえて喰らう」ところはわかりやすいですが、個人的にそれ以上にエモく感じたのはこのページでしたね

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幼少期はすずや妖怪と仲良く遊んでいたけど、すずをリスクから遠ざけるために、おそらくすずに嫌われるのも覚悟の上で妖怪退治をおよそ3年間続けていたと思うと、なんとまあいじらしいじゃないですか、ねえ。
ヒーロー嫌いのあたしでもこういうのにはまあまあ弱いんですよ。

祭里くんの話はこの辺にして、すずちゃんの話もしましょう。

すずちゃんは神社のシーンでもお盛んな娘として描かれてるせいか、やはり性欲も強そうというイメージは付いてしまいましたね。
登場当初からはっきりと情交のことを考えてる子は、実は『ToLOVEる』でも結構レアで、メアちゃん程度なんですよね。しかも彼女の場合、最初期はヒトの倫理観が一部欠けてる状態でしたから、ここまで(いい意味での)生々しさは個人的に新鮮に感じたのよね。

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あとは食欲も旺盛なせいで食いしんぼ系キャラにもなりそうな感じはアリアリですね。次回以降どうなるかはわかりませんが、話の度に何かしら食べてる描写が入るほど突き抜けて欲しいのは、あたしの単なる願望です。
クラスメイトと大皿の料理を取り合って食べるところでペースが速すぎるせいで「もうこっちの領地を侵食してる!」とツッコまれたりとか。

そしてシロガネですが、「お間抜け系の憎めないヴィラン」という印象ですね。

妖怪の王様の割には俗っぽさ全開だったり、封印術に対抗できる程の力があるくせに封印に抵抗することよりも男女のインターコースをコースアウトさせることを優先させたり、立場としては明らかに対立する関係=ヴィランですが、かなりコミカルに描かれてるのがわかります。ディズニー映画でいえば『ヘラクレス』のハデスや『ピーターパン』のキャプテン・フックのような、どことなく憎めないタイプに近いでしょうか。

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あとあまり関係ないけど、シロガネは長く生きてる分戯れを大事にするタイプにも感じますね。すずの生命力を本気で早く食したいのだったら、神社に着いて呑気にドーナツ食べてるところをさっさといただくことはできたはずなわけで。それをしないですずのモフモフタイムに付き合ってあげるあたり、「エサになる奴の最期のモフモフくらい許してやんべ」と遊びに合わせてあげる余裕があったであろう的な。

長くなってしまいましたが、とにかく次回以降どう展開されていくのかが非常に楽しみです。楽しみの半分くらいは祭里ちゃんの処遇がどうなるかというところですが。ただ今後の「予想」というのは立ててもあんまりテンション上がらない性質なので、「ああ~、祭里ちゃんのあんな姿やこんな無様が見てみたいなあ~ぐえふえぐふぇフェ(叶わぬ願い)」程度のスタンスでいきたいとおもいます。

【おまけ:今週の隠れToLOVEる】

キャラクターのカメオ出演に定評のある矢吹先生。1話から早速ToLOVEるキャラを登場させてくれました。

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雑誌の表紙を飾るアイドルとしてルンちゃんが描かれています。ポピュラーな表現の1つですね。

どことなく大人っぽい雰囲気に見えますが、成長して大人の女性になったというよりは、化粧やフォトショでそう見せているといったところでしょうか。

だってToLOVEるで「それから数年後…」なんて見たくないからね。


それじゃあサヨナラ よろしくね









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