【キマイラ暗黒界】
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遊戯王のオフ会はそれなりに参加するのですが、最近知った中ではスパで開催されるオフ会がお気に入りとなっております。通常のオフ会はなんぼ長くても7～8時間程で終わりですが、こちらはスパのイベント部屋を終日借り切ってそこでデュエルするので、最大で10時間くらいデュエルできるのがとても良いです。施設内のレストランで食事ができるので、オフ会あるある「会場を一時離脱してから食事場所を決めるのが地味にちと面倒」問題も解消されています（まあ、「せっかくスパに来てるんだから」と温泉入ったり休憩スペースで休んだりとかしてしまうんですけどね）。
ではイく。
今回ご紹介するのは【キマイラ暗黒界】です。キマイラ新規の発表の際は「ガゼルでシルバがサーチできるから暗黒界新規やん」と冗談半分で思っていましたが、元々のキマイラのパワーと追加された新規によってデッキとしての形を成すに至りました。
優秀なのがこの《幻獣魔王バフォメット》。悪魔族（と獣族・幻想魔族）専用の埋葬効果が扱いやすく、手札に応じて《グラファ》や《魔神王レイン》を墓地に準備できます。
と言いたいところですが、暗黒界展開が普通に通っていればこのあたりはその過程で墓地に落ちていることが大半ですので、このデッキではそれ以外の暗黒界と連携しやすい悪魔族を埋葬することがメインとなります。
《魔竜将ディアボリカ》は効果で墓地に置かれた場合の悪魔族回収効果が優秀であり、《スノウ》のサーチ効果の再利用が主な用途になります。この《バフォメット》による埋葬や融合素材になること等、効果で墓地にいく機会が多いので純構築の暗黒界よりも発動を狙いやすくなっています。
《破械神シュヤーマ》は自己蘇生可能なレベル6モンスターであり、《ベアトリーチェ》に繋げることがメインの仕事です。蘇生のために破壊するカードは展開できた《グラファ》や《魔神王レイン》が理想ですが、最悪自身の効果でサルベージした《合成獣融合》でもイケます。
《合成獣融合》を手放してまで仕込みたいものは《暗黒界の混沌王カラレス》の召喚準備。手札に他の暗黒界がいることが前提になりますが、自ターンに《ベアトリーチェ》で《登極》を墓地に落としてそれを回収、返しのターンで即座に《ヴァサーゴ》を落としておけば、墓地には最低でも《バフォメット》、《シュヤーマ》、《暗黒界の魔神レイン（ヴァサーゴ）》の3体がいるので、いつでも《カラレス》の全破壊効果を撃てるようになります。
とはいえ少なくとも序盤は《ガーディアン・キマイラ》の方が小回りが利いて扱いやすいはずなので、タイミングはよく見極めていきたいところです。
また《バフォメット》の③効果で除外されたモンスターの帰還もできるので、理想としては《門》で目当ての悪魔族を除外して相手ターンの特殊召喚を狙いたいところ。《大翼のバフォメット》を帰還させて制約を踏み倒しながらアドを稼いだり《魔サイ》を帰還させて自軍の悪魔族を破壊から守ったり等、色々と小技が使えます。《雙極の破械神》で1枚破壊を狙ったり《深淵の結界像》で展開を制限したり等も考えましたが、そこまでくるとデッキのバランスが乱れる未来しか見えないのでやめました（ロマンコンボでもないし…）。
終わり
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