連濁の不思議:日本語の奥深さを探る
こんにちは!tda2220です。
本日はテレビのクイズ番組を見て感じたことを書かせていただきます! みなさん「連濁」という言葉をご存知でしょうか。先日のクイズ番組の回答にあったのですが、私は人生で初めて耳にした言葉でした。
◎連濁って
日本語の面白い現象の一つに「連濁」があります。これは、複合語を作るときに後ろの単語の最初の音が濁音に変わることです。例えば、「山」と「川」が合わさると「山川(やまがわ)」になり、「川」の「か」が「が」に変わります。日本語のユニークなルールの一つですね。
◎そんなの学校で習ったっけ?
もちろん言われればその通りなんですが、「連濁だ!」と改めて言葉にされると、自分の無知が恥ずかしいというか、回答者さんがすごいというか。調べてみたところ、「連濁」という用語が一般的に使われるようになったのは比較的最近のことのようです。学術的な研究が進む中で、この現象を説明するための専門用語として「連濁」が定着したようです。具体的な時期を特定するのは難しいですが、20世紀後半から21世紀にかけて、言語学や日本語教育の分野で広く認識されるようになったと考えられています。
連濁に関連して「ライマンの法則」というものがあります。これは、複合語の後ろの単語に既に濁音が含まれている場合、連濁が起こらないという法則です。例えば、「冬」と「将軍」を組み合わせると「冬将軍(ふゆしょうぐん)」になり、「しょうぐん」の「し」が「じ」に変わりません。これは「しょうぐん」に既に「ぐ」という濁音が含まれているためです。この法則は、アメリカの鉱山技術者であり日本語研究者でもあったベンジャミン・スミス・ライマンによって発見されました。彼は19世紀後半に日本で活動し、この現象を詳細に記録しました。ライマンの法則は、日本語の音韻現象を理解する上で非常に重要な役割を果たしています。
うーん、言葉ひとつとっても奥が深いですね。気になった言葉を記事にするために調べ物をする。これもnoteを始めたことで私に起きた新しい価値観ですね。
本日もありがとうございました。