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【医療連携がとれない治療家、セラピスト必見!】医師と連携したほうがいい3つの理由

こんにちは。元原誠吾です。

セラピスト診断学研究所の運営をしたり、
オンラインフィットネスサービス、ウチトレの開発をしたりしております。

今日の記事は、「医師と連携したほうがいい3つの理由」というテーマで投稿させていただきます。
最後までお読みいただけたら嬉しいです。

本日のテーマ、「医師と連携したほうがいい理由」について
わかりやすく、3つのポイントでお伝えします。


①画像検査をしてもらえる
②注射、薬の処方をしてもらえる
③患者さんから信頼される


今日の内容は、医師に近しい理学療法士などに限らず、整体師やセラピストにもタメになります。
これからの時代、絶対医師と仲良くしておいた方がいいよ、というところに着地したいと思います。


①画像検査をしてもらえる

何より安心できるのは画像検査をしてもらえることです。
私は柔道整復師を所有していますが、問診や理学所見などでおおよその病態鑑別はできます。

それも、同じ資格を持っている方たちの中でも、その能力は上位一割の中には入っているかと思います。

それでもやっぱり問診や触診だけでは十分でなく、
画像検査をして『答え合わせをしたいしたいな~』と思うことは多々あります。

そんな時に、気軽に相談できるお医者さんが近くにいればとても安心します。


例えば、小学生のスポーツ選手で腰の痛みを訴える症例があった場合、
とにかく一番慎重に判断しないといけないのが、

●腰椎分離症があるかないか
●あった場合の重症度

です。


これに関しては、問診やエピソード、カラダの動きだけではわかりません。
やはり MRI を撮って炎症反応を確認し、炎症反応があれば CT 検査で進行度を確認するステップが必要です。

腰椎分離症はレントゲンを撮っただけでは判断できないことが非常に多いです。
一般的にレントゲンで確認ができる分離症は、完全に疲労骨折か完成した末期の状態であることが多いです。

疲労骨折を初期の段階に確定診断をして、治療方針を考えるためには MRI CT は必須だと考えます。


このようなサポートをするためには、画像検査を許されていない私たち医師以外の医療従事者は、医師に頼らざるを得ません。

であればやはり、気軽に相談できる医師が近くにいることはとても安心材料だと思っています。


②注射、薬の処方をしてもらえる

これも、医師以外の医療従事者に許されない医師の特権なので、絶対に頼ったほうがいいと思います。

もう単純明快で、徒手的にまたは鍼や灸を使ってみたり、漢方や食事療法トレーニングなどのすべての選択肢を試しても、
やっぱりどうにもならない痛みや症状はあります。

それを注射や薬でコントロールできるのであれば、一時的にでも頼ることは患者さんにとって優しいなと思っています。

肩関節の石灰沈着性腱板炎はものすごく強い痛みを訴えて来院されます。
これに関しては柔道整復師が徒手的に彼をするというよりも、

医療機関に行って、ステロイド注射などの強力な抗炎症薬を注射してもらった方が、痛みの取れ方が段違いです。

基本的に、私自身も注射がすごく苦手ですし薬はあまりおすすめしたくはないんですが、

「この場合は使った方が患者さんにとって優しい」

と判断したときは、相談できるお医者さんに連絡をして、一緒にその患者さんを良くしていくための選択をしています。


③患者さんから信頼される


上記の①②の結果の話ですが、 患者さんの悩みに対し最適な選択肢を提案できれば、そうでない場合と比べ相対的に症状が改善し喜ばれる確率が上がります。

その積み重ねをしていけば、当然患者さんからは信頼され、口コミが広がり支持される治療院になることは容易に想像できると思います。

『全て自分の手で何とかしよう』

という責任感と向上心は大事かと思いますが、それと同じぐらい

『患者さんの悩みを解決するための選択肢を増やす』

ということは大切です。


番外編ですが、お医者さんと連携し会話ができると何より楽しいです。

難渋している患者さんの症例に対し、一緒に頭をひねることができ、共にあの手この手で良くしていこうという取り組み自体にワクワクを感じます。

また、お医者さんは医師会に所属している限り、定期的に勉強会に参加されています。
ですのでイヤでも最新の医学情報に触れているので、その情報をシェアしてもらうことができ、自分自身の能力もどんどんUPさせることができます。


お分かりいただけましたでしょうか。
本日のテーマ、「医師と連携したほうがいい3つの理由」について まとめてみました。


セラピスト診断学研究所では、治療家やセラピストに役立つ診断学のコラムを読めたり、判断に困っている症例について相談し、ディスカッションしたりしながら、メンバー全員でレベルアップのために日夜研究をしております。


ご興味のある方は、一度YouTubeの動画をご覧になってからご参加ください。それでは、今日も張り切っていきましょう。


●セラピスト診断学研究所とは?


治療家、セラピストが目の前におられる患者様の症状・病態を的確に判断し、最適な選択肢を提案できるように、個々にレベルアップを図るための任意団体です。

●どんな悩みを解決できるか
・来院された患者様の病態鑑別ができない、または苦手。
・来院された患者様が持ってこられた画像が見れない、または苦手。
・近隣の医療機関(病院、医院)との連携が取れていない、連携したい。
・ケガをして来院された患者様の外傷処置(骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷)ができない、または苦手。

●対象
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ師、理学療法士、整体師、トレーナー

●入った方がいい人
→ 病態鑑別、診断学のレベルアップをしたい方
→ 整形外科領域に於ける画像読影を学びたい方
→ 医療機関(病院、医院)との連携を取りたい方
→ 外傷処置のレベルアップをしたい方

●料金
・学生  1,980円/月額 (税抜)

・店舗従事者など有資格者  4,980円/月額 (税抜)

・店舗の代表者  9,800円/月額 (税抜)

※院および施設として複数人入会される場合
・店舗の代表者  9,800円/月額 (税抜)
 +有資格者一人につき 3,980円/月額 (税抜)


【セラピスト診断学研究所 公式YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UC26nvS7x7gkgPqvZKnNTbuA/featured?pbjreload=102

【セラピスト診断学研究所 公式HP】
https://playbase.co.jp/ranking/therapist/

【ご入会フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/1vRBNDBiK-6CcfsCG9u_3xhmZZgefdS4eNxzU9TXUP3c/edit



いいなと想っていただけたらサポートよろしくお願いいたします!痛みと悩みを可能な限りゼロにしていきます。