めんどくさい私
【妬まれる人】
みんな妬みなのよ。
昨日、彼女は私にそう言った。
私のことを心配して連絡をくれたのだ。
今は基本周りからの情報が入らないようにしている。
私の身を守る為に私はわたしのために生きることにした。
あなたを妬んでいるのよ。
そう、このセリフは私の周りの人の多くが私に投げかける言葉である。
妬みで嫌がらせしてるのだ。
そう思えば、ちょっとは気分が紛れる。
そんな風に思う。
それは小学生時代から思っていた。
みんな妬んでいるから、私に嫌な事をするんだ。
小さい頃からそう思っていた。
それは今にも続く。
妬まれる要素はたくさんある。
多分、外から見ると人が欲しがる要素はたくさん持っていると自分でも思う。
楽しい家族
個性豊かな自立した子供
素晴らしいパートナー
仕事
報酬
住まい
容姿
地位
名誉
外から見ると大抵のものはそれなりに持っていると思う。
【止まらない空虚さ】
なのに私は何でこんなに空虚なんだろう。
何だか自分は空っぽだと感じている。
振るとカラカラ音がなる感じ。
いつも心の中に穴が空いて寂しいと思っている。
寂しいはずはないのに
ふと、内から寂しさと惨めさと情けなさと恐怖がこみ上げてきてどうしようもなくなる。
何だかわかんない。
けど、すきま風が私の中の空洞を吹き抜けていく。
外から見ると、素晴らしく見えるかもしれない。
でも、何だか空虚なこの感覚はいつになったら消えるんだろう。
どうやったら消えるんだろう。
いやいや、消さないといけないものなのか。
まずは自分に穴が空いているな。
そう認めることからはじめよう。
何か原因があったとしても、
何だか他責になるような気がしている。
【ないものねだり】
一つは幼少期の環境が言える。
でも、それはそれ。
一応すんだ話。
いや済んでないのか。
済んだ話がまたふりだしに戻ったのか。
あーそうだろう。
ふりだしに戻ったんだろう。
ないものねだりしてもキリがない。
物欲が強い私は全てのものを手に入れたがる。
でも手に入れなくてもいいものがたくさんあることもわかっている。
手に入れた途端に飽きてしまう服なんかその典型的だ。
だから今の自分を制御したい。
欲の暴走を止めたい。
今、私は幸せだ。
今、私は満ちている。
その状況をちゃんと認め、感謝している。
はずなのに、何でなのか。
この空虚さは何なんだろう。
【ナルシスト】
多分未来の私が見たら答えてくれるような気がする。
バカな話で悶々してたなぁときっと好き思い出にもなると思う。
だから、この空虚さも味わっていこう。
全てを味わっていくこと。
色んな味覚を知ること、感覚を知ること、味わうこと。
そこに意味があるように思う。
あー意味を感じたいんだな。
めんどくさいやつだ。
そして言えることは
こんなめんどくさい私も、私はすきなんだなぁ。