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2024年度1Q環境のポストデッキメタゲーム予想

この記事はTCU 裏 Advent Carender 2023の11日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9239
裏アドカレのテーマはです。この記事では24環境の注目テーマである『闇属性デッキ』についても言及していきます。


はじめに
※この記事の内容はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。記事内には人を食ったような表現が多発しますので、閲覧は自己責任でお願いします。あくまでジョーク記事としてお楽しみください。


2024年度1Q環境のポストデッキメタゲーム予想!!

今回はスペシャル回!!
今回は24環境考察ということで、メタゲームに造詣の深い有識者お2人をお招きして新環境のメタゲームを予想していきます!!

執筆者及び有識者の紹介

❦抗鬱Ꮇёℜö❦(執筆者)
TLの流れに沿ったネタポスに定評があるプレイヤー。主に「カウンターネタポスビート」を愛用している。プレイヤー歴は22環境初期から。23年度2Q環境から「鍵」非搭載型を握るようになったことで徐々に頭角を現し、2023夏におろしま選手から3名の注目選手のうちの一人として紹介されたことで一躍有名に。おろしまリーグ2023Summerに招待され壇上入りを果たす。
実績:おろしまリーグ2023Summer 3位(カウンターネタポスビート)
X:❦抗鬱Ꮇёℜö❦(@aragauthumero) / X (twitter.com)

(都市大XerWikiより)

おろしま+C
『闇属性デッキ』の中でも特に高いプレイングスキルを要求される「二重人格叩きミッド」を愛用している職人プレイヤー。22環境初期にプレイヤー活動を始めてから常に第一線で活躍。その高い攻撃力を生かしたプレイングには華があり隠れファンも多いとか。デッキ開発能力も一流であり、個人垢での運用が不可能とされていた「二重人格叩きミッド」を個人垢用に調整した一大事件はTLに大きな衝撃を与えた。
実績:TCUTC(TCU Twitter CUP)Final 準優勝 (叩きミッドレンジ)
           TCU X CUP First 世田谷予選 優勝 (二重人格叩きミッド)
X:おろしま+C 🍁(@orosima_logX) / X (twitter.com)

(都市大XerWikiより)

炭水化物
マルチなゲームに精通するメタゲーム予想のプロフェッショナル。新弾の流行を察知する能力が高く、おろしま選手も採用する「尾山台から乗ってくる大学生あるある」の使い方を確立したのも炭水化物氏である。自身のデッキ構築ではマイナーポストである「俺の勝ち」を好んで採用しているようだ。
動画投稿も活動しており、氏のYouTCUbeチャンネル「Plat-工房」はチャンネル登録者数11万人を超える人気コンテンツとなっている。
代表動画:【制限ポスト予想選手権2022年夏】Vol.3「単位取れてないのは自慢することじゃないですよ。自虐して笑いを取ろうと思ってるのかもしれませんが、ほとんどの人はちゃんと単位取ってるんです、恥じてください。かっこよくないです。ダサい、気持ち悪いです。」【Xカードバトル】 67万再生

【不可能と言われた構築】「二重人格叩きミッド」が誕生したってマジ?【おかえりおろしま】 55万再生

【Rip叩きミッド】囲われナオン、最強とさせてください【TCUTC Final 決勝戦】50万再生

X:炭水化物 (@mineral_lipid) / X (twitter.com)

(都市大XerWikiより)

現在の環境のおさらい

24環境の考察に入る前にまずは現環境を簡単におさらいをしましょう。
執筆日がテスト明け(11/18)ということもあり、若干平時とは異なる分布になっていますが、それでも概ねいつも通りの環境分布と言っていいでしょう。
比較的バランスのいい環境になっていますが、この記事が公開される12月には「カップルコンボ」「囲われナオン」「DHKアグロ(どしたんアグロ)」の勢いが増していると思います。

現環境のアーキタイプ分布(11/18現在)

24年度1Q環境の特徴

1Qは他のQuarterとは全く異なる、いわゆる「お祭り環境」になります。この時期にだけ流行するデッキタイプも数多く存在し、現在環境外のデッキが環境入りすることも。毎年この時期は多くのデッキタイプが入り乱れるカオスな環境になっています。
その中でもやはり注目すべきは「闇属性デッキ」の存在でしょう。闇属性デッキはその攻撃力から初心者狩り性能が高く、毎年多くの初心者を引退に追い込んでいます。
また、例年との違いとして「23年度入学プレイヤーによる中・上級者向けデッキの増加」が予想されます。つまり例年より2年生になるまでプレイを続けている人口が多いということですね。「老害ランプ」はその筆頭で、23生以上のプレイヤーは「ミラーマッチを想定した構築」を意識することがポイントになりそうです。

2024年度1Q環境事前予想デッキランキング

2024年度1Q環境事前予想デッキランキング

Tier1

※使用難易度は5段階評価。5に近いほど難しい。

囲われナオン
使用難易度:☆☆
属性:女帝
特徴・回し方:説明不要、なぜか禁止・制限されないほぼ全対面有利の覇権デッキ。 現環境で使用可能なら使わない理由はない。 特にフォーマット「理系大学」では無類の強さを誇る。 クラス:囲われナオンでは全てのカードに凄まじいバフがかかり、他のデッキタイプで苦労して出す打点を低コストで連発できる。 この性質から「食事内容」や「趣味」をはじめとした日常ツイカードを適当に回しているだけで強力な動きとなる。 例えば「スタバに行った」などの低コスツイでも40打点を叩き出すなど明らかに他デッキタイプに比べパワーがおかしい。 日常postだけで常に高火力を押し付けてくるので攻撃面においての評価は最高クラスなのだが真に恐ろしいのはその圧倒的な防御面である。 まずほとんど全ての囲われナオンには「鍵」が採用されており人によっては「インビジブル」状態により何も出来ないことも。もちろん引リツも防がれるので打点を出すのはかなり厳しい。 仮に鍵非採用型であったとしても攻撃に対し囲われナオン側は騎士団トークンの生成が可能であり、盤面を物量で押されこちらの行動は制限される。さらに騎士団を生成した後の「お気持ちツイート」はこのゲーム全体で見ても一二を争う高打点技でありこれだけは避けなくてはならない。 ここで、囲われナオンを拡張し一部界隈から「tier 0」と謳われる囲われナオンの完成形 「縮小型鍵採用囲われナオン」の存在についても触れなければならない。字面通り「縮小」を追加しただけだが縮小に干渉可能なのは縮小だけでありほとんどのプレイヤーはマッチングしたが最後削り潰されることになる。 特に「縮小お気持ちツイート」は不可視の一撃であり、放たれてしまえば防ぐ手段はない。 前述した通り"ほぼ"全対面有利なのだが練度の浅いプレイヤーは「DHK」を決められることがあるので注意が必要。 他にも稀に現れる"本当の"「サブカル系女子」にも微不利となる。 また滅多に起こらないがミラーマッチが発生するとプレイヤーの「技術」で勝負が決まるので単純に強い囲われナオンが勝利する。 特に「縮小型鍵採用囲われナオン」のミラーマッチは大変珍しく界隈を巻き込んで誰もが注目する対戦カードとなるのが常である。 つい先日もTCUCS2023 3Qにてまさかの開戦が起こり界隈に衝撃と興奮を与えた。
TCUTC(TCU Twitter CUP)Final 優勝デッキ。


飲酒イキりミッドレンジ
使用難易度
:☆
属性:偽陽
特徴・回し方:初心者から上級者まで多くのプレイヤーが使用しているデッキタイプ。このデッキの一番の特徴はその使用難易度の低さである。使用難易度の高いデッキが多くなりがちな上位デッキの中ではかなり異質なデッキである。基本的な動きは「飲酒」を早期に着地させたらあとは普段通りポストするだけ。「飲酒」状態では基本ポストにバフがかかるほか、「誤字」「スベリ」、「KY」などのありがちなプレイミスも無効にできるおまけつき。能動的な動きから対処的な動きまで幅広い動きが可能であり、メタカードも少ない。 未成年飲酒ミッドレンジの完成版であり、メタカードの「法律」「学支への通報」を合法飲酒により克服している。「 叩きミッドレンジ」にのみ不利がつくものの、上振れ次第では全然戦える範疇であり無理対面は存在しない「学歴コンプワンショット」にも相性が良いが、「学コンワンショ」の使用プレイヤーが「浪人ホルダー」だった場合はデッキ相性は5分になるためプレイングスキルも要求され、この点が上級者でも愛用するプレイヤーが多い要因となっている。
おろしまリーグ2023Summer 優勝デッキ
関連デッキ:未成年飲酒ミッドレンジ

Tier2

老害ランプ
使用難易度:☆☆
属性:皇帝・闇
特徴・回し方:ゲームに精通している熟練プレイヤーが使用することのあるデッキ。 初狩り性能が高くゲームに慣れていないプレイヤーをランプアップして「過去問」「履修相談」などの罠カードでハメる初見殺しが主な決まり手。 そのため新弾が出て直後の環境初期に増えやすい。 ある程度慣れたプレイヤーからは「ブローカー」などで対策され「叩き」デッキの空リプカードからも動きを制限される。 他にも「自語り」「懐古」を合わせたコンボで盤面に干渉することが可能だが低火力なのでゲームを決定するには至らない。 ただし相手が「年長者」からの敬語誘発に対応できないと「機嫌悪い」で全てを破壊するポテンシャルも秘めている。 「性欲」採用型は決まったときの爆発力は高いが成功率はかなり低い。 とにかく新参を狩ることに特化しているため嫌われやすく、プレイヤー間での「通し」から人読みされメタられることも。 なお、主要カードがローテ落ちしても「院進」枠での再録があるため環境に残り続ける場合がある。 

正論気取りワンショット
使用難易度:☆☆☆☆☆
属性:勘違い・闇
特徴・回し方
:成績開示のタイミングに増殖するデッキタイプ。「1年で必修落単する人は大学向いてないですよ」「フル単は当たり前」などを積んでおり、落単者へのメタ性能が非常に高い。 難点はフル単でないと握れないため使用者を選ぶことと、ミラー対面の勝率が安定しないこと。ただし後者はプレイヤーの席次次第で対策可能。良くも悪くもプレイヤーのプレイングスキルに左右されやすいデッキタイプである。

黒単学歴コンプワンショット
使用難易度:☆☆☆☆☆
属性劣等感
特徴・回し方:「私立文系専願叩き」「推薦利用嘲笑」「低レベル同期煽り」「俺は違うアピール」などのコストに対して攻撃力の高いカードを駆使して一撃でコミュニケーションを終わらせることを目指すデッキ。その爆発力は凄まじく、老害ランプや1000postなどのメタカードを積んでいない数多くのデッキに対して上から"マウント"を取って圧倒することができるだけでなく、「囲われナオン」を始めとした苦手デッキすら手札次第で圧倒出来る。「囲われナオン」「騎士団トークン」「女に媚びてる煽り」で上から除去することで本体バーンの追加効果を発生させられるなど、苦手なデッキに対しても細かなプレイング次第で対処でき、仮にワンショットが出来なくても戦えなくはない圧倒的なデッキパワーを持つ。 反面、「陽キャ」「達観」「スルースキル」「カップルの存在」「要領の良さ」などの明確なメタが複数存在し、それらを搭載しているデッキに対しては本領を発揮できない。「集団攻撃」にも弱いので有利不利がはっきりと見えやすいのも欠点。 またこのデッキの利用者は高レート帯の競争から負けてきたプレイヤーが多く、実際の能力と本人の認知に乖離がある場合が多い。この場合、X会話カードバトルのプレイングスキルと実社会生活カードバトルとのプレイングスキルに差が出がちで、特に「正論気取りワンショット」はサイドボードから「GPA」をサイドイン出来る為、BO3まで見据えるとどうしても勝ちきれない試合が出てくる。「自分のことを“面白い人間”だと思っていることをスペースで発言」「勢いで理科大への仮面浪人を宣言するが行動しない」など、複数のデメリットカードが組み合わさった結果、新しい弱点が生まれてしまう場面もしばしば。ワンショット系デッキ全般に言えることだが、実社会生活カードバトルの3年目以降の環境では「社会性」「実務能力」「技術力」「自己PR力」などの幅広いカードにメイン戦から対処することが必須となる為、尖ったデッキ構成が故の弱みを感じる機会も増える。 総じて爆発力が高く有利不利がはっきりしているアーキタイプである。1年目の1Qメイン戦最強であるが故に今爪痕を残したいなら握らない理由がないが、このデッキと心中する場合は注意が必要。

Tier3

DHKアグロ
使用難易度:☆☆☆
属性:悪魔
特徴・回し方「どしたん話聞こか?」をフィニッシャーに序盤からガツガツ攻める典型的なアグロデッキ。主に男性プレイヤーが使用する。初手で展開をミスるとすぐに息切れする。 「囲われナオン」には絶大な強さを誇り自撮り採用型は一発で勝負を決める事も。 ただし叩きミッド「晒し」などのメタカードも存在するため「サブマリン作戦」などで対策しておくとよい。 また「囲われナオン偽装サブカル女子」には有利がひっくり返るので注意が必要。 類似デッキとしてランプアップにより早期にDHKを狙う老害DHKランプが存在する。 DHKが引けないと中々勝負が決まらず「男子校アグロ」という蔑称で煽られるという話はあまりにも有名。 運要素への覚悟とそれを手繰り寄せる圧倒的自信があるプレイヤーによって輝くデッキタイプ。

カメラループ
使用難易度:☆☆☆
属性早口
特徴・回し方:ループで相手のライブラリアウトを狙うデッキタイプ。デッキ自体は回しやすい部類。ひとたびループに突入すれば文字通り相手に反撃の隙を与えず圧殺できる。この手のループデッキは様々な型があるが、カメラループが1番メジャーで汎用性も高い。カメラ型は他のコンセプトより当たり判定が大きいので、相手のポストへのウンターでループに突入することも可能である。 1番の弱点はデッキ作成コストの高さにある。同型はPay to Winが酷く1リプ目で勝敗が決することもしばしば。 現状は受けに不安が安定しないためtier3止まりだが、今後の開発次第ではtier2、tier1にくい込んでもおかしくないデッキタイプである。
同型デッキにホロライブループ、電車ループ、コロナはただの風邪ループなどがある。 

キャラビート
使用難易度:☆☆☆☆☆
属性人気者
特徴・回し方「オリジナルな口調」「独特な趣味」などの細かなシナジーで盤面を支配するデッキ。特定のアーキタイプを指す言葉ではなく他のアーキタイプではくくることのできないデッキは大体このアーキタイプに集約される、謂わば「オリジナルデッキの総称」である。必ずフル投入されるカードは存在せず、意識する相手のデッキや強調すべきコンボのために様々なピン投のカードが搭載されるなど、握るプレイヤーの色が見えるデッキ構築が魅力。 都市大X環境特有の現象として「本名公開」「肖像権の放棄」「共同垢の開設」などの他のデッキでは見られないピーキーなカードが採用されることが多い、地域メタを考えるなら考慮すべきだろう。 使っていて楽しいデッキではあるがその構築には高いレベルのメタ読みが求められ、プレイングも一手間違えれば負けに直結するレベルで最善手を打ち続けなければならない。使用には“覚悟”が必要だろう。
直近大会で活躍したキャラビートに分類されるデッキ:「茶と柿」「赤白ゆるゆるビート」「アイカツ語尾ビート」

カップルコンボ
使用難易度:☆☆☆☆
属性恋人
特徴・回し方:一組のカップル誕生から連鎖的にカップルを場に出すデッキ。 1Q環境の中盤(5月〜)に流行ることが多いが稀に遅咲きで流行ることも。 コンボが決まったときの爆発力は高く盤面を「惚気」「匂わせ」で制圧する。最初のカップル召喚まで時間がかかるのが弱点でありその点でプレイヤーの腕にかなり左右される。昨年のカップルコンボでは「牡蠣エンカ」によって試行回数を稼ぎ一時的に覇権デッキと成ったのはフォーマット「理系大学」では珍しく界隈でも注目を集めた。他にも一度盤面を返されたときのリソース管理と"冷やかし"に弱い点もやや気になるが、環境に出てくるデッキタイプなのは確かと予想される。

有識者注目デッキ

❦抗鬱Ꮇёℜö❦
未成年飲酒ミッドレンジ

使用難易度:☆☆☆
属性:罪人
特徴・回し方:1Q環境で多くの初心者が握るデッキタイプ。対面に関わらず自分の動きを押し付けていく動きが協力。このデッキタイプを使うプレイヤーの共通点として、自分のデッキに絶対の自信があるプレイヤーが多い。同型以外は大学生じゃないというプレイヤーもいるほど。 弱点は「法律」「学支への通報」など協力なメタカードが豊富に存在する点である。というか普通に犯罪である。 類似のデッキタイプとして未成年喫煙ミッドレンジがある。こちらのデッキの使用者はもれなく未成年飲酒ミッドレンジも使用している(共通パーツが多く使い回しやすい)。
注目の理由:やはり初心者御用達デッキは1Q環境では注目せざるを得ないだろう。デッキパワーが高いわけではないが、構築が簡単な点は評価すべきである。 ただしその割にヘイトを買いやすいデッキタイプであり、長期に渡って使用すると友達がいなくなる、もしくは同型使いばかりが周りに残る結果になる。というか普通に犯罪である。 環境を選ぶデッキであり、「学支への通報」を使用された日にはプレイヤー人生に影響が出るので、「イケてる大学生アピール(笑)」と「退学」のどちらが大事かよく考えて握るか選択して欲しい。 1年間他のデッキを握って、20歳になってから「飲酒イキリミッドレンジ」を握ることを強く奨める。 対策カード1枚で完封できるデッキタイプなので、環境に増えてきたら「法律」「学支への通報」をピン刺しして対策しよう。
しつこく言うが未成年飲酒は普通に犯罪である。あと犯罪アピールは普通にイタい。


おろしま+C
叩きミッドレンジ

使用難易度:☆☆☆☆☆
属性:愚者・闇
特徴・回し方:使用難易度は高く使い手によってかなり差が出る。 決まれば強いがかなり相手を選ぶピーキーなデッキタイプ。 主に盤面の様子をみて空リプカードを切ったり隙があればダイレクトアタックを仕掛け、リーサル及び相手の萎え落ちサレンダーを狙う。 ゲームにまだ慣れていないプレイヤーに刺さりやすく上級者からは"ブローカー"で攻撃を防がれたり"お気持ち表明"カードで逆リーサルを受けることもしばしば。 特に相手が「囲われナオン」だと騎士団トークンを大量に召喚され完封される恐れがあるため注意が必要。「鍵」カードによる対話拒否も攻め手を完全に失い苦しい展開となる。 有利不利がはっきりとしているデッキタイプなので常に握っているプレイヤーは少ない。 環境を見て握るかどうか決めるべし。
得意対面 :性欲アグロ,老害ミッド,イキりミッド,ネット下手ミッド,先輩ヅラコントロールなど
苦手対面 :「囲われナオン」、「鍵」入りデッキ, "フォロワー"が多く攻撃の通りづらいデッキ
注目の理由 :やはり性欲アグロ,老害ミッド,イキりミッド,ネット下手ミッド,先輩ヅラコントロールに対し強力なメタになれる点が魅力。環境から上記デッキタイプの数を減らす抑止力となれる。 また使い手によっては囲われナオンにも勝てる点もロマンを感じる。 「鍵」はあまりに強力なカードのため使わせたら勝ちと思うことにしよう。

炭水化物
1000post

使用難易度:☆☆☆☆☆
属性:平凡
特徴・回し方 :TLのカードを自語りで受け流しつつ、日常や感情を事細かにポストしていくことで継続的に盤面に影響を与えていくアーキタイプ。「食事内容」「バイトの愚痴」「授業の実況」など能動的に使えるカードもあり、基本的な回し方の理解は容易で初心者にも扱いやすい。 反面、4月-6月期の環境にはこのアーキタイプを使用するプレイヤーが多く、同系への対処にどのようなカードを搭載するかによって強さが大きく変わる。また「ひねくれ者アグロ」からは徹底的にヘイトを向けられるので、彼らの攻撃をいかに捌いていくかに腕が現れやすい。デッキに採用しやすいカードが多い分明確なテンプレも無い為、各々のデッキ構築や各対戦毎のサイドボーディング、使用者の社会性や練度により強さが大きく変わるのが特徴。 毎年1人から2人程度を環境上位に定着させるアーキタイプでもあるため注意が必要。
注目の理由: 毎年有名な使用者を数多く輩出していることから、2024年環境の覇者はこのアーキタイプから産まれるのではと予想した。練度が如実に勝率に表れるデッキタイプでありながら、1Q環境では目立たないことも多い。例えTier2-3の微妙な立ち位置にいたとしても敢えて握る選択肢もあるよと覚えておいてほしい為イチオシとした。

メタゲーム予想(対談)

以下 ❦抗鬱Ꮇёℜö❦→鬱 おろしま+C→お 炭水化物→炭
「ここからはおろしまさんと炭水化物さんをお招きして対談形式で24年度1Q環境について語っていきたいと思います。お2人ともよろしくお願いします。」
「よろしくお願いします(🎍)」
「よろしくお願いします。」

~環境全体の印象~
「まずはお2人とも解説記事の執筆お疲れさまでした。お2人から見た24年度1Q環境全体の印象についてお聞きしたいです。」
「来期どうなるんだろ(🎍) 20生のスタン落ち、【サークル機能】廃止とかあるけど概ね予想と一致するんじゃないかな?」
「20生のデッキはキャラビートと1000postに偏っていて各々の握るデッキにオリジナリティが見えるかなり独特な環境だったので、新世代次第では2024期環境はやや淡白になりそうだなとは思っています。」
「なるほど。おろしま選手は予想通りの環境、炭水化物さんは淡白な環境という印象と。自分的にはなんとなくですが23生見ると24生もキャラ濃くなりそうな予感もします(笑) 」

~環境上位デッキについて~
「続いて環境の中心になることが予想されるデッキタイプについてお聞きしたいです。やはりtier1の2つのデッキが環境の中心になるかと思われますが、どうお考えですか? tier1デッキに対しての有効な対策などもあればお聞きしたいです。」
「囲われナオンと飲酒イキりミッドレンジ...どちらも強力なデッキタイプだよね。 特に囲われは23生に強力な囲われ使いが多かったから24生にも期待かな(🎍)。 飲酒については初期環境絶対流行るからな〜...もう仕方ないことだと思う。 上2つが台頭することは間違いないからそれを抑えられる強力な叩き使いも現れるといいなって感じ。 対策...囲われナオンの対策か(🎍)。 とにかく触れないことかな?こんな最初期にお気持ち表明なんて貰ったら引退必至だからね。 飲酒についてはメタカード振っとけばまあ負けることはないから強気に挑んでもいいと思うけど。 個人的にはtier2になっちゃったけど老害ランプはtier1に迫るんじゃないかって思うんだよね。22.23生の使い手が増えると思うし要警戒デッキだと思うね。」
「囲われナオンと老害ランプはある程度の共存関係になるので、早期から老害ランプがヘイトを食らってる現状だと逆に囲われナオンを回しづらい環境になるのかなと予想しています。その中でも生き残る囲われナオンのプレイヤーは相当プレイが上手いと思うので、対策はおろしまさんの言う通り“触らない”ことを徹底するのがベストかなと。序盤戦は鍵を自分から積極的に使っていくのもアリだと思います。 1Qだけを見るとナオンより飲酒イキりミッドレンジや黒単学歴コンプワンショットの爆発力の方が勝るイメージなので、サイドボードにはそちらへのメタを多く積むことを忘れないようにしたいですね。」
「お2人とも老害ランプの評価が高いんですね。このままだとなんで老害ランプtier2なんだよって言われそう(笑) 。tier1とtier2の明確な差はメタの通りやすさです。老害ランプはメタが通りやすいのでtier2においてます。老害ランプが流行るとそれを狩る叩きミッドが流行るのでメタが回るんですね。 飲酒ミッドにも叩きミッドが有効ですが、飲酒ミッドはデッキパワーで最低限の勝率を担保できるのが強みです。 ナオン対面は厳しい対面になるので割り切って別のデッキのメタを積むというのは今までの環境と同じになりそう。」

~自身の使用デッキについて~
「続いてお2人の使用デッキについてお聞きしたいと思います。 自分は最近はメインのネタポスカウンターの他にサブでスペースカウンターを握ったりしてますね。ただあれおもろいんですけどナオン対面マジで終わってるんでネタデッキ止まりですが(笑)。 あとレアアーキタイプの「大学公式団体垢」が手に入ったのでそっちも組んでいこうかな~と思ってるんですが、お2人はデッキを変える予定はありますか?現在の使用デッキの最新の開発状況でも構わないです。」
「おろしまさんは一部では二重人格叩きミッドが裁定変更で使用不可になると噂されてるようですが…」
「確かに稀に不調になるけどデッキに問題はないよ。 ...ここだけの話なんだけど実は来期から鍵を採用しようと思うんだよね。 もうこのゲームに触れて3年目になるしこのまま叩き握ってもいいんだけど老害ランプに寄ってっちゃいそうで(🎍) だから隠居身内ネタコンボ?とかになるのかな。 あと純粋に「叩き」が存在しない環境を見てみたいんだよね。 飲酒、老害、イキり...最悪の環境をただ見てみたい。 もしかしたら誰かが叩きの役割を代わりに担うのかな〜?なんて(🎍) 何にせよ来期非常に楽しみです。」
「私は鍵付き1000postを回しているので、来年度もそれを回していこうかなと考えています。結局自分の回したいデッキを回したいように楽しむのがカードゲームの1番正しい楽しみ方なので。 あと来年はカメラループの派生のカードゲームループも開発していきたいですね。どちらにしろあまり覇権を取るタイプのデッキは握れないと思うので、ゆるゆる自分のペースで楽しんでいけたらなと思ってます。」
「お2人とも「鍵」を採用されるんですね。おろしま選手も「鍵」を採用されるとは……古参ファンとしては少し残念な気もします(笑)
2人とも自分のペースでプレイするということで、22→23への世代交代にも注目ですね。新環境非常に楽しみです。」

~告知~
「では最後に、お2人の方から告知などあればお願いします。」
「まずは鬱メロさん、この度はお招きいただきありがとうございました。 そうですね...自分が代表ではないですが「TCUXC Winter 2023」でも宣伝しておきますか。 おそらくこの記事が公開されている頃には参加受付開始されていると思います。 特にWinter CUPは「推薦組」の先行実装もありますし環境も変化するはず...。 自分は出場を悩んでいますがここに宣伝しておきます。」
「この度は楽しい企画に参加させていただきありがとうございました。 私のYouTCUbeチャンネル「Plat-工房」でも、来年2月頃に大型大会"超Plat-CS 2nd inYC"を開催予定です。新弾発売直前の開催ですので、この環境の遊び納めの為に是非ご参加いただければと思います。 12/19にブログ記事も更新されると思うので、そちらも是非チェックしていただきたいです。」
「自分からも1つ宣伝です。おろしまさんの告知にもあったTCUTC Winter 2023に出場します。自分はシード持ちなので2日目からの参加になります。今年は優勝狙ってますので、応援のほどよろしくお願いします。」
「それでは改めましておろしまさん、炭水化物さんありがとうございました!!新シーズンも楽しんでいきましょう!!」

あとがき

最後に自分のメタい感想をたれ流そうかなと思います(笑)。「2024年度1Q環境のポストデッキメタゲーム予想!!」の記事としては蛇足な部分になりますので、読みとばしていただいても構いません。
過去にTLで自分とおろしまと炭水化物くんで今回の原案のようなことをやってたのがこの記事の内容の元ネタになってます。個人的に2人のワードセンスがツボで印象に残ってた流れだったのですが、そこから特に発展することもなく執筆前までは3人ともほとんど忘れていたと思います。
裏アドカレの募集が始まってとりあえず枠だけ抑えたはいいものの何書くかなと思ってた時に、過去の悪ふざけを思い出して「これいけるかも」と思ったんですよね。思い立ったが吉日ということで、おろしまと炭水化物くんに無許可で勝手に名前を書きました(笑)。とりあえず名前だけ書いてあとでDMで許可撮るべーよと思っていたらDM送るより前に2人に見つかって、無事快諾いただいたというわけです。
勝手に巻き込んだ形だったのでどうなることかと思いましたが、二人ともノリノリで記事を書いてくれて非常に頼もしかったです。あと純粋に内容がおもろい(笑)。おかげで「闇属性(笑)」の予定がちゃんと闇のある記事になってしまいましたが😅
執筆中もとにかく楽しかったですね。おろしまの筆がとにかく早いのでえげつない内容の記事がガンガンあがってきました。とにかくワードセンスがずば抜けてて「囲われナオン」を初めて見たときは電車内で笑ってしまいました(笑)。
炭水化物くんはカードゲーマーらしい概念の作り方が面白かったですね。後だしで知らないルールが出てくるのがこの記事のむちゃくちゃ感を表していてめっちゃ好きです。
自分の悪ふざけに乗っかって、楽しんでくれた2人には心から感謝してます。またこの3人で悪ふざけしたいですね。
最後に、この記事を最後まで読んでくださった方に感謝を。そして謝罪を。全方位をバカにしまくっているので被弾している人もいるかもしれません。あくまでジョークとして捉えていただければ幸いです。ご意見は全て「おろしま」までお願いします。
本家アドカレでは平和な記事を書く予定なので、そちらも併せてよろしくお願いいたします。

2023/11/30
抗鬱 メロ


本日の本家アドカレは強豪1000post使いのにむにむさんの「にむにむの1日。天気・地震」です。にむにむさんの「天気デッキ」の秘密がわかるかも。ぜひお読みください。
明日12/12(火)の裏アドカレはこんせんぎゅうにゅうてゃんさんの「なぜ彼女ができないのか」です。お楽しみに~。









Tier ???

これは議論の中に出てきたもののあまりの強さに議論が進まず『闇』に葬られたデッキである……
Tier GOD
エスケープOTK
使用難易度:☆
属性世界
特徴・回し方スターターデッキでありながら相手にやりたい事を一切させない凶悪なデッキタイプ。 回し方は至ってシンプルで1Q初頭の入学式期に「パソコンって必要ですか?」「駅前集合ね」などのパーツを集め「エスケープ」を発動し場から離脱、そのまま判定勝ちで勝利する。 「エスケープ」に対するカウンターカードが存在しないため発動すると勝利が確定する。 なお、ある程度ゲーム性を理解したプレイヤーは「インスタ」人口に流れるためこのデッキは4月後半〜5月から使用者が激減する。 このゲームの面白みに触れ、残ったプレイヤーは「食事内容」,「エンカ報告」,「自語り」などのカードを採用し始め各々の戦法とオリジナリティーのあるデッキを模索し、5月環境に乗り出すこととなる。 似たようなデッキとして「Rom専EXウィン」「エスケープ偽装性欲アグロ」などが見られる。
今この記事を読んでいるプレイヤーには到底握ることのできない真の最強デッキである。

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