福島文学賞を受賞者も来訪して福島支部総会が開催
7月21日、前日の富山支部総会に続いて福島支部総会が佐川保博支部長(1973土木)のもとで開催され、皆川が参加しました。小原正明ブロック長(1983建築)も参加され、人数は決して多くはありませんでしたが、大いに盛り上がりました。
総会では、他支部に先駆けてペーパーレスを実践されました。特別講演として都市計画家・郷土人物研究家である紺野浩さん(1971土木)から郷土の偉人、堀切善次郎氏についての出版は福島県文学賞を授与され、その内容についてご講演があり、人が社会を作ってゆく歴史を後世に残すという気迫ある内容で感銘を受けました。
横山英夫元支部長(1957土木)、佐藤安宏前支部長(1982土木)からは、武蔵工大が経営面で苦境の時、慶應大学が買収する話が出て、緑土会の面々が五島慶太翁に直談判して、慶應による合併吸収にならずに済んだというお話をお聞きしました。慶應ボーイになれるかもと喜んだ学生と、武蔵がなくなるかもと危機感を抱いた学生がいたそうです。皆川にとっては初めて聞くお話でした。
私が助手をしていたときの研究室の卒業生の志賀智さん(1983土木)、など多くの土木の卒業生が参加され、昔話に花を咲かせました。素晴らしい会を運営された幹事役の関根康孝さん(1980土木)、伴野栄二さん(1995土木)に感謝します。
2次会は、なんと特別講演をされた紺野さんのご自宅に招かれ、同期で元福島県の佐藤幸一くんともども、奥様を交えて人生について語り合いました。奥様の木彫りの作品群からはお人柄が伝わり、忘れ難い支部総会訪問となりました。
あけて本日は、飯坂温泉で旧堀切邸を訪問し、善次郎氏の偉業に感銘を受け、暑い中でたくさんの風鈴の涼しい音の中で足湯に浸かり、共同風呂を5箇所、はじこいたしました。ご講演いただいた紺野さんに感謝。
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