2024年夏 北海道一周の記録(1)
こんにちは。
この夏、人生において大きな決断をしました。
初めての「転職」
ということで7月下旬の最終出社を経て有給休暇の消化期間になったわけですが、有給休暇の残数が1ヶ月以上あって実質「夏休み」
今しかできないことをしよう!と思い、北海道一周を決断。
最終出社日が決まって以降ちょっとずつ調べはしてみたのだが、夏の北海道はハイシーズン、やっぱりいろいろ高い(汗)
北海道一周となると最低でも10日~2週間は必要との記事が多く、その日数レンタカーを借りると普通車の最低グレード(例えばヤリス・ルーミーなど)でも10万円を超えてしまう。3,000km以上走るのにそのグレードだといろいろしんどいから、排気量や車格を上げると更に高くなってしまう。
当然だが飛行機代を宿込みのパックにしても高くなってしまう。
じゃあ、マイカー(カローラクロス)で行ってしまえばいいのでは?と
北海道一周旅の基本ルール
車中泊はしない(宿に泊まる)
これは筆者が普段車で旅行するときからの基本なのだが、車中泊では眠りにくいし疲れが取れないと思うのでホテル等をとっている。あとフルフラットにできる車じゃないし。
当初はテレビの旅行番組のように現地で空いてる宿を探してもいいなとは思ったが前述の通りハイシーズン、宿がなかったときに詰むと思い予約することにした。
ただ、全行程の宿を出発前に予約はしなかった。急ピッチで計画したのもあったのでプランが完成してなかったのもあるが、途中どうなるかわからなかったし。
暗くなる前に宿泊する街に入る
これは動物対策で、暗くなってから山道を走るとエゾシカなどの野生動物が出てくるリスクが高まると思っていた。
暗くない時間でもエゾシカだけでなくクマやキツネが出てくる可能性は十分あるのだが、日中ならまだ気付きやすいし。
市街地以外を暗くなってから走ったのは1回のみだが、実際キツネを国道上に2匹見かけた。横断してたのが1匹、路肩にいたのが1匹。
観光地はちゃんと寄る
行ったことある観光地はスルーした場所もあるが、行ける範囲でしっかり寄ることにした。一周といえば海沿いの国道や道道を走ることが多いとは思うが、そこには拘らないことにした。なのでガッツリ内陸部にも入った。
このあたりをベースにルートを組むことにした。
ルートを考えよう
序盤の天気がびみょい
よくあるやり方とは思うが、海が左側になる「時計回り」を考えました。
しかし、上陸から数日道南の天気が特に微妙なことが発覚。道北も雨だが、道南ほど雨が続くわけではなかった。
なら、エスコンで試合を観戦しよう!
「エスコンフィールドHOKKAIDO」、北海道日本ハムファイターズが昨シーズンから使用しているホーム球場。行ったという複数の友人からいいぞ!という声を聞いていたので、北海道行くなら行きたいな~とは思っていた。
で、調べてみると上陸日に試合があることが発覚。デーゲーム(13時プレイボール)で西武戦。
調べていると新しい球場ということもあってか電子チケットのみで、公式リセール制度もある。むしろそちらのほうがいい席があったのでそちらを選択。ということで、初日はあまり動けなくなった。
あとは基本時計回りに走っていこう
「基本ルール」でも書いた通り、行ったことのない観光地には寄りたいので富良野や阿寒湖などの内陸部にも寄り道ポイントを設けた。
寄りながら現実的に進める距離を考えるが、宿泊施設がないとどうしようもないのでそこも加味しながら…
宿泊施設がない問題は後半のルート取りに大きな影響を及ぼすことになったが、それはまた今度。
フェリーにどこから乗るか
本州と北海道は道路で繋がっていない
北海道へ車で上陸するにはフェリーに載せるしかなく、距離を考えなければ四国や九州に行くよりハードルが高いかもしれない。
本州と北海道をつなぐ青函トンネルは鉄道用なので車は通れないが、これ意外と知らない人もいてその事実を伝えると驚かれる。
候補は4つ
北海道航路はいくつもあるのだが、候補となりえたのは4つだった。
ここに載せなかった航路は日本海側の港を発着している。
商船三井さんふらわあ(大洗[茨城県]~苫小牧)
太平洋フェリー(仙台~苫小牧)※名古屋発着もあるが、仙台を経由する
シルバーフェリー(八戸[青森県]~苫小牧)
津軽海峡フェリー(青森~函館)
このうち、津軽海峡フェリーは乗船時間が短すぎて深夜便に乗ると函館で日の出までどうする問題が発生するので早々に選択肢から外れた。
この時点で、帰りのフェリーも苫小牧から乗ることが確定した。
商船三井さんふらわあは逆に行きから乗船時間が長すぎて行動しにくいと思い選択肢から外れた。
残ったシルバーフェリーと太平洋フェリーの2択で悩んだが、決め手は前述のエスコン観戦だった。
行きはシルバーフェリーに
シルバーフェリー 八戸港 22:00→苫小牧西港 翌6:00
太平洋フェリー 仙台港 19:40→苫小牧西港 翌11:00
太平洋フェリーを行きに乗る場合到着時刻がネックで、シルバーフェリーの場合は八戸まで走るというのがネックになっていたが、13時プレイボールに間に合わせるには11時着では危険と感じ、シルバーフェリーで確定させた。
去年はドライブ仲間の方と東北道走破をやったが、なぜか車で2年連続青森県へ行くことに。
旅の記録はゆっくりこれから書いていきます。