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(裏)就活基本のキ 後編
では、上場企業の元採用のネタばらし後編です。
エントリーシートについて
先ず最初に重要なことを言っておきます。
写真はプロに撮ってもらうこと。
印象を舐めたら行けません。採用慣れしてる人はともかくそうでないと必ずイメージに引かれます。そして現場の長の中には採用慣れしていない人もしばしば混じります。
肌、髪型、髭、清潔感。大事ですよ!
エントリーシートの形式にもよりますが、自筆で書かせるところは筆跡を見てるところもあります。
筆跡は結構癖があるので、その人の性格が現れてることも多いと言われてます。
例えば、とめはねをキチンとしているか、筆圧は強いかといったところから、清書しているか、下書きがきちんと消えているかなんてのも見る人もいます。
内容も読みますが、論理破綻していなければ特に問題はないでしょう。いわゆるガクチカ的なことを書いていれば尖った結果を持っていなければさほど差は出ないかと思います。
質問の予備情報として欲しいのが本音ですから、体験ベースでしっかりと書くのがいいと思います。
適性検査
適性検査の結果は重視するところが多いですが、いわゆるビック5系の検査を使うところが多いイメージですね。
(分からない方はググッてね)
そこで欲しい人材を搾っていくわけです。
ここからはあくまで僕が見た範囲内。
伸び代を考慮する新卒採用では、いわゆる素直さを重視していました。あとはストレス耐性。
逆にこだわりの強さとかは敬遠されがちですが、品質管理等の特定のジョブの採用がある場合は考慮していました。これは中の欲しい部門によるので外から分からないですけど。
1社だけポートフォリオを使っている会社があって、そこは配置予定の既存社員との相性を見ていましたが、特殊なケースだと思います。
正直、欲しい人材をそこまで絞りこめるだけの専門性を人事がもっておらず、使いこなせてるところは少ない印象です。
面接
これは3回のパターンだと
1回目で人事でスクリーニング、
2回目に欲しい部門の長が確認、
3回目で役員クラスもしくは人事部長クラスで承認を得る。
みたいなイメージです。
全体を通して
人事は結構皆さんのこと見てますよ。
身だしなみ、仕草、視線の動き、手遊びをするか、プレッシャーをかけられて平気なタイプか、利き手、敬語を使い慣れているか、裏表のあるタイプか、などなど
出会い系をやるといいと言ったのは、人の目を意識して行動する癖をつけることと、未知の場面での場馴れができるからです。
(ちゃんと意味はあるんです)
意表を突く質問は機転を見るためですがさほど意味はありません。リラックスさせたり素の顔が見たい時に使います。上手く答えられなくても気にしなくていいでしょう。
志望動機は実体験まで落とし込んでいると納得感が増えますが、だいたい皆さん嘘はつきなれてないのでバレます。嘘はやめましょう。正直さって素直さにもイメージが直結するので大事なんです。
志望度は正直に言って欲しいところですが、だいたいみんな第一志望と言いますね。
逆質問は背伸びした質問をしてくる人もいますが、自分の不安になる事をここできちんと解消しておくといいですよ。給与テーブルとかはキャリアパスはきちんと聞くことを勧めます。
とりあえずここのくらいにしておきますが、マナーばっかりと言われるのも嫌なので、もう一言だけ
究極は、
挨拶、正直、清潔感の三本柱だと思ってください。
あくまで僕の体験ベースですので
参考程度にしてください。