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動画撮影で「外部モニター」を使おう!選ぶポイントとおすすめ外部モニターをご紹介!
こんにちは!東京カメラ機材レンタルです。
前回、【外部モニター】について解説させていただきましたところ、「動画撮影には外部モニターを使った方がいいのはわかったけど、どれを使えばいいんだろう?」というお声をいただきました。
「確かに…モニターにもメーカーや機種によって機能の違いがあるからな…」と思いましたので、今回も【外部モニター】の解説をさせていただきます。
今回はモニターをどのように選べばいいのか?どんな時にどんなモニターを使えばいいのか?を解説して、各々のニーズに合ったモニターが見つかれば嬉しいです。
選び方①解像度
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使っているカメラで『4K』を撮影してるのにモニターの解像度が『FULL HD』までとなってしまうと、簡単なチェックは可能ですが映像のきめ細かいところや色味などが実際のデータと変わってきてしまいます。
個人で使うのであれば問題ありませんが、クライアントがいる現場では撮影してる解像度とモニターの解像度は同じにしておく方が問題が少なくなります。
選び方②サイズ・重さ
ここは使い方で大きく選び方が変わるところの一つです。
大まかに外部モニターは5インチと7インチに分かれます。
大きいサイズの方が確認しやすいと思いますが、実際にカメラに取り付けて長時間動きながら撮影となると7インチのように重さがあるのは現場では不利に働きます。
さらに耐荷重を超えて機材を破損させてしまうリスクもあるので、必ずしも大きければいいとはいえず、リスクを避ける・身体への負荷を軽くするという意味では5インチの方がおすすめです。
ただ、クライアントが現場にいて事細かにチェックしたいという時は、後から「小さいモニターでチェックできなかったけど、ここが気になる」といったクレームが発生してしまう可能性を避けるために7インチを選ぶという方もいます。
現場の使い方、リスクの回避の仕方で選び方が変わるので、頭の中で現場をイメージして慎重に選びましょう。
選び方③出力端子
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ほとんどのモニターはHDMI端子のみとなりますが、SDI端子を備えているモニターがあります。
これを使うタイミングとしては、「少し離れたところでモニターをチェックさせたい」という現場になります。
HDMI端子でもできないのか?と思う人もいるかと思いますが、HDMI端子だと安全にノイズなく映像を送れるのが5mまでという制限があります。
実際、5m以上のHDMI端子が販売されていますが、安全に映像が届く保証はないのでシビアな現場であれば避けた方が無難です。
そこでSDI端子を備えているモニターであれば、SDIは100mまで伸ばすことが可能なので、離れたところからもモニターチェックが可能となります。
ですが、そのような状況になるとケーブルをさばく人が必要になるので、ここでもどのような現場になって、離れた場所のモニターチェックが必要なのか、その際は人員が必要なのかイメージしておくことが重要になります。
選び方④機能
機能の判断については大きく三つを見ておけば大丈夫だと思います。
その三つは
『タッチパネル』『サンシェード』『録画機能』
・タッチパネル
モニターの中にはスイッチ操作のみの機体もあります。スイッチ操作に慣れているベテランの方なら問題ありませんが、初心者の方であればスマホ操作に近いタッチパネルにしておけば少しでもモニターに慣れやすくなると思います。
・サンシェード
屋外で日中の撮影をするのであれば、サンシェードあれば格段にモニターが確認しやすいです。クライアントにも見せやすくなるので、現場が『屋外』『日中』が揃った現場ならサンシェードが付いてるのか、後からつけられるのかは選ぶ基準にしていいと思います。
・録画機能
前回のモニター解説の際でもこちらの機能を紹介させていただき、意外に知らなかった方が多かった機能。
カメラで録画できてなかった・トラブルでデータが消えた際のリスク回避でも役に立ちますが、カメラに録画はしないけどリハーサルの様子をプレイバックしたい、という時でも活躍します。
また、録画のコーデックもメーカーや機種によって違いますので、そのまま録画してそのまま編集したいという方は、そちらもチェックしておくと、よりご自身に合ったモニターが選べるかと思います。
選び方⑤メーカー
上記4点でモニターを選んだけど、選びけれないとなればメーカーで選ぶのもアリかと思います。
メーカーがモニター以外にどのようなモノを作っているのか、どのような成り立ちがあるのかを知っておくとよりモニターに対しての信頼度も変わっていくかと思います。
ATOMOS
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モニター以外にレコーダーを販売している業界最大手のオーストラリア企業。カメラモニターであればSHOGUNシリーズが有名でプロの現場でもよく使われているメーカー。
Blackmagic Design
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放送用機材を安価に販売するオーストラリア企業。安価にシネマカメラを販売してるので、アメリカの映像の大学では学生がよく利用している。もちろん学生だけでなくプロの現場でも使用率が高い。
TVLogic
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韓国のHDビデオモニター市場において80%以上シェアする韓国企業。BBCやNASAにも導入されているほど、機材への信頼度は高い。
SmallHD
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2007年から高輝度モニタリング機器を設計製造するアメリカ企業。優れた製品を作り続けることで評判が高く、世界的に見ても業界標準のモニターと言われている。
現場をイメージして、あなたにぴったりなモニターを!
以上の選ぶ基準を見ていかがでしたでしょうか?
基本はどのモニターも役に立つかと思いますが、実際に自分にピッタリなのかどうかは自分は使う現場を細かくイメージできるかどうかにかかっています。
細かくイメージできなければ、クライアントや同じ現場にいるスタッフに前もって聞いておくと不便な場面が少なくなるかと思います。
入念な準備とイメージで自分に合ったモニターを選んで、プロフェッショナルな仕事ができることを願っています!
おすすめな外部モニター
弊社でも上記で取り上げた各メーカーの外部モニターを多数取り揃えております!
まずはレンタルで自分に合ったモニターを試してみるのもよいかと思います。
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東京カメラ機材レンタルでは法人はもちろん、個人の方向けのカメラレンタルも行っております。こういったものを撮りたいなどのご相談もスタッフが親身になってご対応いたします。
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