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SONY NX5Rレンタル:プロの現場でのインタビュー動画はこう撮る
こんにちは!東京カメラ機材レンタルです!
カメラマンというのは意外と孤独な場面が多いです。
「周りに人がいない」という意味ではなく、現場にカメラマンという役割がクルーで一組、もしくは自分一人なため、比較対象がないまま判断する場面が起きたり、他のカメラマンの方の仕事がどのように進んでいるかわからないために自己流の作業行程があったりと「自分の作業を第三者の視点で見ずらい」という孤独があります。
僕もカメラマンを始めた頃はネットで調べたり、本を読んだりとかで勉強しましたが自己流の部分が多く「お客さんは満足してるけど、これで大丈夫なのかな?」と心配になることも多かったです。
僕はそういった心配性な部分を持っているため、同業、もしくは近い業種の方に会う機会があればとにかく「どんな現場なのか話を聞かせてください!」というスタンスをとっています。
今回もプロのカメラマンから貴重な現場のお話を聞かせていただき、ここでその情報を共有させていただきますので、もし同じような心配を感じているカメラマンにこの記事が届いて今後のお仕事の参考になりましたら光栄です。
さて、今回のテーマは「プロの現場でインタビュー動画はどのように撮られているか?」です。
Youtubeなどプロ現場以外でもでも多く取り扱われているインタビュー動画。
確かにカメラとマイクだけあればできる誰でも撮れる動画ですが、一般の方が撮るインタビュー動画のクオリティーを言うと、やはりテレビなどのプロ現場で撮られている動画には遠く及ばないことが多いです。
さすがにテレビと同様な機材とスタジオを用意することは困難でも、プロの現場でも使われていて一般の方でもレンタルできる機材を用意したり、プロの現場でも使われているセッティングをすればプロクオリティーに近づけることが可能です。
この記事を読んで、インタビュー動画をプロ並みのクオリティーに近づけましょう!
インタビュー動画の機材はこれらを揃える。
インタビュー動画を撮る状況としては以下を想定します。
インタビュアーが一人、ゲストが二人の計三名が出演
屋内での撮影
ゲストが画面右側、インタビュアーが画面左側
机をハの字に置く
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この状態で撮影する場合は以下の機材を揃えます。
ビデオカメラ4台(SONY HXR-NX5R など)
三脚 4台
ワイヤレスマイク 3台
ガンマイク(集音マイク)1台
照明 3台(LPL VLP-9000X など)
ドラムロールまたは延長ケーブル
※現場に音響スタッフがいるなら
ミキサー
各種ケーブル
以上の機材を揃えていきましょう。
その機材をどうセッティングしていくか?
機材を揃えるもの重要ですが、その機材をどのようにセッティングするかも動画のクオリティーをかなり左右する要素です。
セッティング方法をしっかり把握して、撮影当日に迷わないようにしましょう!
【カメラ4台&三脚4台】
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インタビュー、ゲスト2名に1台ずつ向けるように設置して、残り一台は全員が映る引きの画を撮れるように設置。なお、短時間・長時間の撮影に関わらずバッテリーは多めに確保しておきましょう。
【ワイヤレスマイク3台】
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インタビュアーにつけたワイヤレスマイクの受信機をインタビュアーに向けたカメラ設置。
同じように各ゲストに向けたカメラに各受信機を設置。設置の際、音声チェックは欠かさずに。たまにチェックを忘れてノイズが大きめに入ってた…なんてトラブルがプロの現場でもありえますので、必ず忘れすに。
【ガンマイク(集音マイク)】
引きの画のカメラに設置。ワイヤレスマイクで取れてるから必要ないのでは?と思ってしまいそうになるが、万が一ワイヤレスマイクにトラブルがあった時のリスク回避になるのと、編集時に音声のまとめ役になる効果があるので、これでしっかり録音していきましょう。
【照明3台&ドラムロールまたは延長ケーブル】
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持ち込んだ照明は各出演者の顔に当てる。今回の場合、ゲスト側が2名となり照明が2台当たることになるため、インタビュアーと明るさに差が出る場合がある。その場合は調光して全体のバランスを整えよう。また、機材を多く持ち込む場合は多くの電源が必要になるので、ドラムロールまたは延長ケーブルは忘れずに持っていきましょう。
【ミキサー】
音響スタッフがいればミキサーを持ち込んで現地で音声を調節することができる。動画撮影において「音」はかなり気を使うところなので、音響スタッフがいれば画作りに集中することができるので、もしチャーターできる予算があれば、絶対に用意しましょう。
機材は揃った、機材のセッティングもやった。残りは?
機材の準備・セッティング・セッティング後のチェックは完璧。
あとはカメラを回して撮影すれば…とスイッチを押したいところですが、もう一つ重要な要素があります。それは「画作り」です。
さらっと状況説明をした際に「インタビュアーが右側、ゲストは左側」「机はハの字に」と並べましたが、これらにもちゃんとした意味があってやっています。
「YouTubeなどのSNSで載せるようなラフな感じ」という画もアリですが、ここは一旦プロの現場と同じ画作りを覚えておきましょう。
【インタビュアーが右側・ゲストは左側】
プロの現場では、インタビュアーが画面右側(上手)でゲストが画面左側(下手)なのは常識です。
これはニュースやバラエティ番組でも使われている並びでテレビを見ている方ならなんとなく感覚で理解しているかもしれません。
スタジオの構造や環境上に問題がなければ、この並びが逆にならないように覚えておきましょう。
【机はハの字に配置】
机はハの字に配置する理由はシンプル。「画の収まりがいいから」です。
これが横並びにしてしまうと、奥行きがない画になったり、出演者が誰かを見る時に顔が完全な横顔になってしまう、などしっくりこない画になってしまいます。机がない場合でも、机をハの字に設置しているかのように出演を配置していきましょう。
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やっぱり長く画作りを研究してきたプロの現場はすごい
だいぶ行程が多くなりましたが、ここまでやってプロの現場クオリティの画が撮れるようになります。
ここまで読んでどんな感想をもちましたか?
思った以上にこだわりがすごいと思いませんでしたか?
僕個人の感想としては、やっぱり自分が生まれる前から動画の画作りをしているプロの現場から学べることはたくさんあるなと思いました。
用意する機材一つ一つ、そのセッティングの方法、画作りのための物の置き方、全てに無駄がないです。
有名なカメラマンの言葉で「撮影の仕事のほとんどは準備」という言葉がありますが、準備の中にはこうした知識を蓄えることも含まれます。
今やカメラマンでなくてもプロ並みの画質のカメラがレンタルできる時代です。これからカメラマンになる方でも、カメラを触り始めた初心者の方でも、カメラを使い続けたら、もしかしたら「インタビュー動画を撮ってくれないか」と頼まれることがあるかもしれません。
転ばぬ先の杖ではないですが、こうした知識を蓄えておいて、どこかで活かせる人になってみてはいかがでしょうか?
もしかしたら…「どこでそんなこと覚えたの!?」と周りを驚かせる日も近いかもしれません。
東京カメラ機材レンタルではこれがオススメ!
揃える機材を説明するときはざっくりと「カメラ」「照明」とお伝えしましたが、まだ撮影に慣れてない方であれば「どれを選べばいいの?」なっているかもしれません。
そこで東京カメラ機材レンタルのスタッフがおすすめする「インタビュー動画撮影に使える機材」を最後に紹介させていただきます。
もしインタビュー動画を撮影する予定がある、もしくはこれから撮ってみたいという方で機材をどれにすればいいか迷っている方は以下の機材をレンタルしてみてはいかがでしょうか?
SONY HXR-NX5R
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LPL VLP-9000X
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東京カメラ機材レンタルでは法人はもちろん、個人の方向けのカメラレンタルも行っております。こういったものを撮りたいなどのご相談もスタッフが親身になってご対応いたします。
カメラの予約方法は2つ。
①お電話03-6380-6817で9:00〜深夜3:00まで受付しています。
②Webからは24時間受付けております。
今日カメラが必要になった!際の当日レンタルにも対応しております。
1日からのレンタルはもちろん、長期間のレンタルも可能です。
5日以上のレンタルで割引も適用されます。詳しくは弊社料金プランをご覧ください。
東京カメラ機材レンタル株式会社
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