映像を撮るならぶっちゃけ一眼、ビデオカメラどっちがいいの?
こんにちは!東京カメラ機材レンタルです。
みなさん一度はこんなことを考えるのではないでしょうか?
スマホや一眼レフカメラでも高画質な映像が撮れるんだから、ビデオカメラなんていらないでしょ?って。
結論を先に言ってしまうとめっちゃ必要です!!
ただのカメラにも得手不得手があるので、どういう撮影の場合は一眼レフ、ビデオカメラが向いているかと撮影に便利な機材の紹介していきます。
そもそも一眼レフとビデオカメラの違いって?
まず根本的な違いと言えば、一眼レフは写真撮影、ビデオカメラは映像撮影がメインということ。
一眼レフ
この他で大きな違いはカメラのセンサーサイズの大きさ。
一眼レフの方がセンサーサイズが大きく、このお陰で背景をぼかした写真撮影ができます。これをそのまま動画撮影で使える様になりました。
そして暗いところでも明るく撮影ができるというメリットもあります。
レンズを変えることができるので、様々な画角で映画やドラマのような雰囲気の撮影ができます。(ビデオカメラでもレンズを変えられる機種があります)
良いことづくめにも見えてきますが、もちろんデメリットもあります。
写真撮影がメインなため、動画の長時間撮影に向かないということ。
バッテリーの持ちの問題。イメージセンサーが大きいことでカメラのオーバーヒートがしやすい…
さらに少し古い機種だと「30分制限」と呼ばれる、一回の録画が30分前に自動的に切れてしまう制限があったりと。
こちらは以前noteやyoutubeにまとめたものがありますので、そちらをご覧ください。
一眼レフで撮るなら、1カットが短く、映画やドラマの様な雰囲気のある映像を撮るのに向いています。
ビデオカメラ
長時間撮影をしやすく、バッテリーも数時間持ちます。
カメラとレンズが一体になっている機種が多く、高倍率ズームを搭載した機種なら離れたところからでも撮りたいものを綺麗に撮影できます。
機種によってはカメラ内に映像の保存もできるので、SDカードなどの記録メディアがなくても撮影できます。
デメリットとしては、センサーサイズが小さいため、ぼけを活かした映像や暗いところでの撮影は苦手です。
一眼レフと同じ様なぼけを活かした撮影をできるカメラももちろんありますが、プロ向けの機材になるため非常に高価です。
ちなみに真っ暗な所での撮影は赤外線撮影モードが搭載されたカメラがあるので、緑色の映像にはなりますが真っ暗でも撮影できます。
例えば映画上映中の映画館内でもお客さんのリアクションを映したりなんてこともできます。
写真撮影もできますが、これはあくまでおまけ程度と考えましょう。
餅は餅屋です。
ビデオカメラで撮るなら、お子さんの運動会などの行事の記録や講演会などの長時間の撮影が向いています。
もちろん映画やドラマの撮影も可能です!
一眼レフで動画が撮れる様になったのは2008年
ちなみに世界で初めて一眼レフに動画撮影機能がついたのは2008年に発売されたNikon D90。
これを皮切りにCanon EOS 5D Mark II、SONY α900、LUMIX DMC-GH1と各社、動画撮影機能がついた一眼レフカメラを発売し、写真も動画撮影の機能がどんどん性能がよくなっていき、そして今に至るといった具合です。
実は一眼レフでの動画撮影の歴史は意外と浅いのですが、今では一眼レフでの動画撮影が当たり前に。
画質もどんどん向上していき、4K撮影ができるのカメラが普通という、技術の進歩も凄まじいものです。
ビデオカメラの種類
ざっくりですがよく使われるビデオカメラは3種類くらいに分けられるかと思います。
ハンディカメラ
運動会や入学式、卒業式を撮るといえばこちら!
片手で持てる軽さと小ささに手ぶれ補正が効き、簡単操作で綺麗に撮影できるのが大きな特徴です。
ちなみにハンディカムはSONYが出しているハンディカメラの名称です。
アクションカメラ
カメラをつけたまま泳いだり、泥や埃まみれになっても大丈夫な防水防塵性、万が一落としてしまってもへっちゃらなタフな作りが特徴です。(もちろん限度はありますが…)
そして片手に収まってしまう様な小ささ。
アクションカメラ=GoProなイメージがありますが、実は様々なメーカーがアクションカメラを出しています。
業務用カメラ/シネマカメラ
TVや映画の撮影などでカメラマンさんが肩に乗せていたりする、あの大きいカメラというとイメージがつきやすいかなと思います。
もう少し小さいカメラもあり、結婚式やイベントの撮影などでよく使われたりします。
シネマカメラだと一眼レフカメラと同じサイズほどのコンパクトなものや、レンズの交換ができたり、撮影に応じてリグとよばれる撮影補助機材を組み立てて撮影しやすくしたりもできます。
音に関しても、様々な収録方法をとることができるので、さらにクオリティの高い映像撮影が可能です。
こういう時はどのカメラがおすすめ?
カメラの種類をご紹介してきましたが、ここからが本題です。
撮影する内容によってはどのカメラにも得手不得手があります。
こういう撮影ならこのカメラでおすすめなカメラもご紹介いたします。
運動会や結婚式などのイベント撮影
一眼レフ:△
ハンディカメラ:○
アクションカメラ:△
業務用カメラ/シネマカメラ:○
比較的長時間の撮影になるので、バッテリー持ちのいいハンディカメラや業務用カメラがおすすめになります。
当日のハイライトの様な映像を撮るのであれば一眼レフでも大丈夫かと思います!
ハンディカメラならSONY FDR-AX700、業務用カメラならSONY PXW-Z150がおすすめです。
以前、卒園式で映画撮影用のカメラを使ったというツイートを見かけて、愛が重いんじゃ!と心の中の千鳥の大吾が思わず叫んでました。
仕事で撮影に入るとしても予算の関係でもここまでできない…
多分手前のカメラはCanon EOS R6で、こっちは写真撮影用なのかなとか思いました。
講演会やスピーチ、会議などの記録撮影
一眼レフ:△
ハンディカメラ:○
アクションカメラ:△
業務用カメラ/シネマカメラ:○
こちらも長時間の撮影になるので、ハンディカメラや業務用カメラが用途にあっているかなと思います。
講演会で喋っている人だけを撮るのであれば、アクションカメラを使って撮影もできるかと思います。
こちらもイベント撮影と同様に、ハンディカメラならSONY FDR-AX700、業務用カメラならSONY PXW-Z150がおすすめです。
映画、ドラマ、CM、ミュージックビデオ、企業プロモーション映像撮影
一眼レフ:○
ハンディカメラ:△
アクションカメラ:△
業務用カメラ/シネマカメラ:○
こういった撮影であれば、映像にこだわりたいと思うかと思います!
ぼけを活かした映像や、LogやRAW撮影と呼ばれる編集時に映像の色味の調整をしやすくする撮影を行ったりなど、クオリティの高い映像を目指すなら、一眼レフやシネマカメラがおすすめです。
一眼レフであれば、SONY α7S IIIやCanon EOS R5、シネマカメラならSONY FX3、Canon EOS R5 C辺りがおすすめです。
余談ですが、昨年全編SONYのスマートフォン「Xperia 1」1台で撮影した映画が公開されました。
都合がつかず見に行けなかったのですが。
YoutubeやVlog
一眼レフ:○
ハンディカメラ:○
アクションカメラ:○
業務用カメラ/シネマカメラ:○
Youtube向けの動画やVideo BlogことVlog。
カジュアルに撮影ができるカメラと考えると一眼レフやアクションカメラ、ハンディカメラがおすすめです。
カメラによっては自撮りをしやすい様に液晶画面を調整できるものがあったり、Vlog撮影に特化したものも。
映像をこだわりたいのであれば、一眼レフやシネマカメラを使って撮影するとワンランク上の作品ができます。
Vlog撮影に特化したSONY VLOGCAM ZV-1Gなどが小型軽量で使い勝手もいいかなと思います。
ライブ配信
一眼レフ:○
ハンディカメラ:○
アクションカメラ:○
業務用カメラ/シネマカメラ:○
ライブ配信をする際は、カメラをパソコンや配信機材にケーブルで繋げるので、大体の機種を使うことができます。
個人のちょっとした配信であれば、軽めなミラーレス一眼レフやアクションカメラなどを使うと綺麗な映像を配信できるかと思います。
大規模な複数台のカメラを使う配信であれば、業務用カメラがおすすめです。
個人での配信なら、SONY VLOGCAM ZV-1GやCanon EOS M200 ダブルレンズセットなどがおすすめです。
ちなみにライブ配信をする際に便利なスイッチャー「ATEM Mini Proシリーズ」のレンタルもございます。
撮影時にあるといい機材!
カメラだけあれば撮影はできますが、さらにクオリティーの高い映像にするなら、4つの機材を用意すると◎
三脚
どんなに軽いカメラでも長時間の手持ち撮影は腕が疲れてきてしまいます。
定位置から撮影するなら三脚があると楽に撮影できます。
実は三脚にも写真と映像用のものがあります。
映像用のものは録画中にカメラの向きの操作をしやすいハンドルがついていたり、三脚からカメラをワンタッチで取り外し、手持ち撮影に切り替えができる機能もあります。
撮影中にカメラの向きを変更したりする必要があれば、映像用の三脚。
カメラを動かす必要がなければ、写真用の三脚でOKです!
マイク
カメラの内蔵マイクで音声の収録が可能ですが、さらに綺麗な音を録りたいとなると外付けのマイクがあると◎
インタビューや音声を綺麗な音を録りたい場合は、モノラルマイク。
その場の臨場感のある音の収録はステレオマイクなどマイクにも種類があります。
予備のメディアとバッテリー
バッテリー1本での撮影も可能ですが、思っていたより撮影が長引いてしまった時の保険として予備を用意しましょう。
SDカードなどのメディアももしもに備えて予備を用意しておきましょう。
プロ向けのカメラになると、記録メディアを2枚に同じ内容を保存できる機能や1枚使い切ったら、もう一枚の方へ保存するリレー機能がついたりも。
それほどもしもの時のことを考えていたりしています。
今回ご紹介した機材は弊社でお安くレンタルできます!
いい映像を残したいけど、そんなにカメラは使わないしと思ったら!レンタルがおすすめです!
たとえばハンディカメラを1台購入しようと思っても、いいお値段します。
そして、どれがいいか分からないとなったりしませんか?
ハンディカメラなら最安2,310円〜で2泊3日レンタル可能です。
カメラのことが分からなくても、お問い合わせいただければ、弊社スタッフが親切丁寧にカメラのご提案をいたします!
今回ご紹介した機材の他にも様々な機材のご用意もございますので、買う前に気になる機材を試して使ってみるのもおすすめかと思います。
どこよりもお安くレンタルしていますので、購入前にカメラやレンズ、三脚を借りて使用感などをチェックしてみるというのもおすすめです!
レンタルの方法などは下記をご覧ください!
東京カメラ機材レンタルでは法人はもちろん、個人の方向けのカメラレンタルも行っております。こういったものを撮りたいなどのご相談もスタッフが親身になってご対応いたします。
カメラの予約方法は2つ。
①お電話03-6380-6817で9:00〜深夜3:00まで受付しています。
②Webからは24時間受付けております。
今日カメラが必要になった!際の当日レンタルにも対応しております。
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5日以上のレンタルで割引も適用されます。詳しくは弊社料金プランをご覧ください。