人生は演技
子供は全てのことが初めてで吸収力は大きい。
大人はある程度吸収されたものから、ジブンの中での何かがあって、多くの事柄に固定観念がある。
大人は演技で生きているのか
これまで生きてきた人生の中で、思いのままに行動したことがどれだけあるだろうか。
経験を重ね、「周り」を気にして、「社会」を気にして、「風潮」を気にして、「時代」を気にして。
気づかぬうちに、「在りたい自分」は、「在るべき自分」につくり上げられていくのだ。
本心に従わず、構成された自分で生きているのならば、演技といってもあながち間違いではないだろう。
経験という「吸収」したものが、この状態を引き起こすのならば、邪魔ものになる。
ただ、だからといって毎日毎日が常に初めてのことになる生活をおくることなどは不可能である。
だからこそ厄介なのだ。
ギャップ
振り返ってみてほしい。
本当はこうしたいのに、「こう在りたい」のに、どこかで、「こう在るべき」という考えに選択を変えたことはないだろうか?
在りたい自分と在るべき自分。
その違いに悩まされたことがある人もいるだろう。
「結局は自分の人生だから…」なんて他人ごとみたいに言う人もいる。
でも、本当にその通りだと思う。
本当に、在りたい自分でいたいのなら、それを受け入れてくれる環境に身を置けばいい。
そのための努力は惜しむべきではない。
Reset
これから上げる例えは、選択肢がある中でのこととしよう。
つきたい職業につけなかった人が、それを追い求め続けるというようなことではない。
今の自分をリセットして、すべての人が、在りたい自分でいられたら。
人は輝くのだろうか。
はたまた、人は自分に酔って溺れて滅びるのだろうか。