会社のお金の流れを図解する #会計の地図
この記事は、2021年3月16日発売の書籍「会計の地図」を全文無料公開するものです。3月8日から項目ごとに約1ヶ月連続で、200ページをまるごとすべて公開しています。最初から見たい方は、以下の記事へ(本記事は2つめの記事です)。
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注)もともとこの記事は「会社のお金の流れを図解する」というタイトルでこの本の原型になったアイデア段階のものを紹介した記事でした。本の掲載内容とかなり近しいこともあり、今回、本の全文公開の2番目の記事としてアップデートしました。そのため前の記事の「スキ」がそのまま引き継がれていたり、記事公開日が2020年になっています。
それではここから本文つづきです。
パート1 自分は、会社にどう貢献しているか?
まず最初に、「会社のお金はどう流れているのか?」について、ざっくりとしたイメージをつかんでおこう。
次のページから、9つの流れで会社のお金を図解している。まず、全体の9つの流れが1枚にまとまっている図解がある。「会社のお金の流れはすべてつながっているんだ」ということがわかってくれたらそれでいい。細かい流れは、そのあとで、1枚ずつ説明していく。
以上。なんとなく流れをつかめただろうか。いきなりたくさんの知らない用語が出てきて、嫌になった人もいるかもしれない。ここで出てきた単語はすべて、あとで詳しく解説するので、今は覚えなくてもいい。
要は、すべてのビジネスはお金の流れで説明できる、ということだ。
ものすごく複雑なように見えるお金の流れも、一つひとつ丁寧に追っていけば、理解するのは案外、たやすい。
パート1では、この流れの中にある、以下の用語を解説していく。
・売上 → 費用 → 利益 → PL (損益計算書)
・資産 → 負債 → 純資産 → BS (貸借対照表)
・現金 → CF (キャッシュフロー計算書)
これらの用語は、「財務3表」と呼ばれる、会社の経営状態を測る3つのツールの中に含まれている。「財務3表」それ自体も、解説している。
繰り返すが、難しい用語や、その意味を覚える必要はない。
大きな流れを頭の中にイメージするだけでいい。
それでは、一つひとつの用語について、詳しく解説していこう。
* 本書における「現金」は基本的に「現金及び預金(現預金)」のことを指して使っています。
---ここまで---
この記事では、パート1の最初の重要な部分を公開しました。読み始めたばかりの人は、まだなんのことを言っているのかわからないことも多いと思いますが、今はそれで大丈夫です。この先へ読み進めていただくと、意味がすこしずつわかってくるかと思います。
まだまだ前半のさわり部分ですが、ここまで読んで本を買いたくなった方は、ぜひお買い求めください。
1ヶ月経てば最後まで無料で読めるので、焦って買う必要はありませんが、それでも尚買っていただくと、超うれしいです。
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次の記事はいよいよ用語の説明に入ります。最初は「売上」を図解で説明します。
全文公開のお知らせをしたところ、
さまざまな声をいただきました。
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以上です。