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「 #会計の地図 」全文無料公開

2021年3月16日発売の新刊「会計の地図」を全文公開します!!!!!

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本の内容を全22この記事に分け、2021年3月8日から毎日公開し(平日のみ)、4月6日には本の全200ページの内容すべてが公開される予定です。なぜ1冊まるごと全文を公開してしまうのか、なぜ小分けにして公開するのか、についてこの記事の最後に背景や経緯を書いています。興味があればぜひ。

この記事は1番目の記事になるので「はじめに」と「もくじ」を掲載しています。この次の記事から本文であるパート1に進んでいきます。

尚、本の内容をそのまま掲載しているため「次のページを見てください」のような、この記事においては意味をなさない表現も残っていますが、ご了承ください。

ではさっそくどうぞ。

注)もともとこの記事は「会計の地図」というタイトルでこの本の原型になったアイデア段階のものを紹介した記事でした。「会計の地図」と検索すると検索結果1位に表示されていたこともあり、今回、本の全文公開の最初の記事としてアップデートしました。そのため前の記事の「スキ」がそのまま引き継がれていたり、記事公開日が2019年になっています。

※当記事及び全文公開の一連の記事の内容(文章や図解を含む)について、転載、複製、改変等を禁止いたします


はじめに

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何のための仕事か?

誤解を恐れずに言えば、今、多くの人は「売上を上げる」か「費用を下げる」仕事をしていると思う。あなたはどうだろう? もちろん、そのどちらも間違っていることではない。間違っているはずがない。

でも、目の前の数字を追って、売上を上げ、費用を下げることに終始する仕事に、違和感を持つことはないだろうか。いま目の前にある仕事は、一体何のためにやっているのか、何につながっているのか、実感したくなるときはないだろうか。

僕は、あった。それは言い換えれば、社会との接続意識、社会への貢献感、自己効力感のようなものだった。自分は目の前の仕事を通じて社会とつながっている、社会に対して影響を及ぼしている、という感覚。

 自分は、仕事をすることで、社会の何の役に立っているのか?

それを知りたかった。

とはいえ、貢献感のような漠然としたものは目に見えない。だから、お金の流れを通して測る。お金の流れは、目に見える。つまり、どれだけのお金が、何に使われ、どうお金がめぐっているかは数字で表すことができる。

仕事だけでなく、生活していれば、商品を買うことだけでも、みんな社会の経済活動に関わっている。生きていることそのものが、社会全体のお金の流れに関与していることになる。

しかし、目の前の仕事が社会にどうつながっているかを示す「矢印」が、ブラックボックスになっている。自分の仕事と社会とのつながりは、とにかくわかりにくいのだ。

そもそも、一度に社会全体のお金の流れを見ることは困難だ。だから、社会の主要な構成要素の1つである「会社」のお金の流れを見ることで、自分は社会にどう貢献しているのかを知ることができる。

そのためのツールが、「会計」なのだ。

会計は世界の共通言語だ

会計と聞いただけで、「なんだか難しそう」と感じる人が多いと思う。僕もそうだった。自分には関係ないと思っていた。

でも、会計は社会のインフラであり、共通言語だ。お金の流れを追って、どう管理するかのルールが世界的に決まっているからこそ、みんな安心して仕事ができている。

つまり、会計が「わたし」と「社会」をつないでいる。会計というのは、お金の流れを記述するものだから、お金が世の中をどう流れているか知ることは、社会を知ることにつながる。

会計を学ぶために、「簿記」を勉強する人も多いと思う。簿記は会計の記録の話だから、会計の一部だ。「どう記録するか」はもちろん大事なことだけど、実際に仕事で簿記を使う人は限られている。しかし本来、会計はあらゆるビジネスパーソンに関係がある。会計が関わらないビジネスはない。

そうはいっても、「会計を学ぶ理由」が見つからない人も多い。管理職になって経営に携わるようになり、数字の責任を負う立場になって初めて「会計を学ばなきゃ」と考える人も多い。しかし僕は、入社1年目の人や学生など、まだ直接数字の責任を追わない立場の人こそ、これからの社会を担う若い世代こそ、会計を学ぶとおもしろいと思っている。

なぜなら、会計は共通言語だからだ。英語を学ぶのに早すぎることはないように、会計を知っていれば、どんな世代の、どんな立場の人とも対話できるようになる。

この本では、これまで会計の本を読んだことのない人でも読めるように、基本的な概念を説明している。会計に詳しい人にとっては、前置きが長いと感じる部分もあるだろうから、読み飛ばしてもらっても構わない。そういう人でも、最後の「パート3」だけは読んでもらえたらうれしい。

さて、本編を始める前に、「どう学べば会計がおもしろくなるのか?」という話をしよう。図解を使って、結論から書く。

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本書は、たった1つの図法を使って、会計の全体像をつかもう、という本である。僕はこれを「会計の地図」と名付けた。会計に詳しい人には怒られてしまうかもしれないが、一生、会計について知らなかったかもしれない、かつての僕のような人にとっては、そのくらいのシンプルさがちょうどいい。

そもそも、会計って難しくないですか?

会計は、なんでこんなにわかりにくいのか。そのわかりにくさには2つのポイントがある。1つは「単語」のわかりにくさ。もう1つは「関係」のわかりにくさだ。

会計用語は意味不明な単語だらけだ。「税引前当期純利益」とか「固定長期適合率」とか言われると、もう呪文のように聞こえる。慣れてる人にはいいだろうけども、初学者にとっては難しそうな上に、概念をイメージしにくい。

さらに、単語の意味がわかったとしても、単語と単語の関係がわかりにくい。たとえば、「利益」は「売上」と「費用」の引き算で求められる。利益は、売上と費用の両方の概念があってはじめて成り立つ。

本書で紹介する会計にまつわる言葉たちは、一つひとつ独立しているだけのものではなく、つながりがあり、そのつながり自体にも意味がある。全部の単語を平坦に捉えてしまうと、全体像が見えにくくなってしまう。

会計用語を暗記するのではなく、概要をつかむ本

そんな二重の難しさを持つ会計を、たった1つの図を使うことで可視化しようという試みが、僕が「会計の地図」と呼ぶツールである。この書き方自体は特段あたらしい方法ではなく、損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)をくっつけた図である。でも、会計についてこの図を使って徹底的に説明している本は、ほとんど見当たらない。

とにかく、同じフォーマットで説明していくことにこだわった。同じフォーマットならば「比較」できるから。比較できると、単語同士の関係をつかみながら理解を深めることにつながるからだ。

会計の本なんて読んだことないし、不安しかない、というそこのあなた。安心してほしい。一つひとつ読んでいけば、全体像がわかるような構成にした。もう誰も会計で挫折させないつもりで書いた。「これなら理解できそう」という体験が、きっとあるはずだ。

ただ、説明する中で、多少は細かな説明もある。「こんな細かいことまで理解しなきゃいけないの」と思ったら、その部分は無視してもいい。

大事なのは、会計の全体像を俯瞰することができる力を養うことだから。最後までたどり着いて、もう一度おさらいしたくなったら、その部分を読めばいい。

ここまで読んでもなお、「そうはいっても不安がつきないよ」という人のために、この本を完読するためのアイテムを用意した。RPGの最初で王様が勇者に与える系の、重要なアイテムだ。

次のページを見てほしい。

全体の地図

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この白くて図形がたくさん書いてあるものは、「全体の地図」だ。僕の言いたいことは、すべてこの図に詰まっている。

これから、会計にまつわる単語を1つずつ説明していく。まだ何も書かれていない白地図だが、本を読み進めると、1つずつ中身が埋まっていく。最後までたどり着き、すべての単語の説明が終わると、地図が全部埋まる構成になっている。

本の中で迷いそうになったとき、「今、何の話をされているのか?」を見失ってしまいそうになったときは、各所に散りばめたこの地図を見て、現在地を確認しながら読み進めてほしい。

それでは、いよいよ本文に入ろう。

パート1のテーマは「会社のお金の流れ」だ。つまり、「自分は会社にどう貢献しているか?」を説明していく。

パート2のテーマは「会社の価値」だ。つまり、「会社は社会から何を求められているか?」を説明していく。

そしてパート3のテーマは「社会と会計のつながり」だ。パート1とパート2の内容を踏まえて、「社会はどう変化しつつあり、これから先、一人ひとりのビジネスパーソンは社会から何を求められるか?」という話を、会計というレンズを通して見ていく。

本書を通じて、「会計」という世界のおもしろさを体感してほしい。

そのために、頭の中に「会計の地図」を携えてほしい。

地図は、現在地がわかる。

地図は、目的地にたどりつける。

地図は、自分を冒険に向かわせる。

会計という広くて豊かな世界を歩き回る最初のツールとして、本書を活用していただければ幸いである。

このあと「もくじ」まで掲載して、この記事の全文公開は終わりです。もくじのあとに、なぜ全文公開をするに至ったのか、をまとめているので、もし興味があれば合わせてご覧ください。

もくじ

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※もくじにある数字はページ数のため、全文公開の記事においてはあまり関係ないことをご了承ください

はじめに
●何のための仕事か? 4
●会計は世界の共通言語だ 4
●そもそも、会計って難しくないですか? 14
●会計用語を暗記するのではなく、概要をつかむ本 14

パート1 自分は、会社にどう貢献しているか?
●9つの流れで説明する「会社のお金」 28

1. 売上 「何人がいくら支払ったのか」の合計
●売上がなければ、仕事はなくなる 43
●分解すると、具体的な行動が見えてくる 43
 → 「売上」を考えるための事例 44

2. 費用 「売上0でもかかるお金」
●費用の下げ方は、ビジネスの特徴によって違う 51
 → 「費用」を考えるための事例 52

3. 利益 「売上」から「費用」を引いたもの
●「利益」が「売上」より圧倒的に重要である理由 59
●「売上-費用」が利益 59
 → 「利益」を考えるための事例 60

4. PL(損益計算書)「誰に配分し、利益がいくら残るか」がわかる書類
●「何に、どれだけ費用を使ったか」を明らかにするもの 67
●どんどん引き算していくだけ 68
 → 「PL」を考えるための事例 70

5. 資産 「何を使って価値を生むか?」の答え
●資産の範囲は、こんなに広い 77
●「どれだけ現金にしやすいか?」で2種類に分かれる 77
●資産を理解するときには「時間差」の概念が必要 77
●ペンギンも固定資産になる 78
●「多さ」よりも「バランス」を見る 78
 →「資産」を考えるための事例 79

補足 減価償却 81

6. 負債 うまく活用して会社を成長させるお金
●負債には「リスク」と「リターン」がある 89
 → 「負債」を考えるための事例 90

補足 運転資金 92

7. 純資産 「たまった利益をどう使うか」を考える株主のためのお金
●「純」と言っても、株主の期待に応えるためのもの 99
●企業の「安全性」や「収益力」が見える 99
 → 「純資産」を考えるための事例 100

8. BS(貸借対照表)これまでの歴史が詰まった「会社の性格」がわかる書類
●BSは、経営判断にどのように役立っているか? 107
●「比較」するとおもしろい 107
 → 「BS」を考えるための事例 108

9. 現金 何にでも姿を変えられる最強の資産
●「現金を多く持っている」のはいいことばかりではない 115
●現金が「リスク」になる時 115
●「現金をどれだけ持つべきか?」そのヒントになる考え方 115
 →「現金」を考えるための事例 117

10. CF(キャッシュフロー計算書)現金の使い道がすべてわかる書類
●「どのように現金を得て、何に使ったか」が丸わかり 125
●3つをつなげると「会社の意思」が見える 125
 → 「CF」を考えるための事例 126

11. 財務3表 「利益」と「現金」でつながっている3つの書類
●「PL」と「CF」は「BS」でつながっている 133
●「みなさんが投資してくれたお金をこう使い、こうなりました」 133
●1人のビジネスパーソンが財務3表を読む意味 134
 → 「財務3表」を考えるための事例 135

パート2 会社は社会から何を求められているか?
●5つの流れで説明する「会社の価値」 142

12. 時価総額 世の中の人々の期待を合わせたもの
●時価総額を押し上げるものの正体 153
 → 「時価総額」を考えるための事例 154

13. のれん 会社の創意工夫や努力で生まれる価値そのもの
●「コカ・コーラだから買う」という信用がのれんになる 161
●のれんは「個人の創造性」から生まれる 161
 → 「のれん」を考えるための事例 163

14. PBR 「のれんをつくりだす力」を示す指標
●会社の価値を「短期」「長期」の両面から測れる 171
●株式投資におけるPBR 171
 → 「PBR」を考えるための事例 173

15. ROE 「どれだけ稼げるか」を総合的に示す指標
●会社が評価される概念も、財務3表でできている 181
 → 「ROE」を考えるための事例 182

パート3 自分は、社会に何ができるのか?
●会計は社会を見るためのレンズ 186
●ESG投資という潮流 186
●社会性と経済性を両立するための「創造性」 187
●無形の価値がこれからの時代をつくる 188
●日本の会社は「過小評価」されている 190
●急激な変化が迫られる時代こそ「創造性」がカギになる 190
●創造性を養う方法「逆説の構造」 191
●「創造性」は会計とどう紐づくか? 195
●「会計の本」ではない 196

おわりに 197

 ---ここまで---

「はじめに」と「もくじ」はここまでです。このあとも読みたい気持ちになりましたか?続きは明日、公開します。公開されたら、この記事にリンクします。

追記:次の記事はこちら↓

「会計の地図」マガジンをつくりました。

このマガジンをフォローしておくと、マガジンに記事が追加されるたびにメールが届くように設定することができます。毎日の更新を読み飛ばしたくない人は、フォローをおすすめします。

ここから、なぜ全文公開をするのかの背景を書きます。

もともとは、公開しないつもりでした。僕はこれまで書いた「ビジネスモデル2.0図鑑」と「ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた」の2つの著書を両方とも全文公開してきました。

前2冊とも全文公開してるし、前にしてるからといって考えなしにそのまま今回も全文公開するのはなんか違うなと思い、3冊目の今回は当初公開する予定はありませんでした。

ただ、僕が自身で執筆している間や、過去に会計のことがわからなくて調べていたときに、会計の用語を検索することがよくあったなと思い返したんです。

けっこう、言葉がわからなくて単語を検索することがあると思うんですよね。そういうときに、難しい漢字がわっと出てきたり、計算式が出てきたりして、ますます混乱する、みたいなことが僕にはありました。

今回、そもそも会計の地図を書いたのは、過去の自分のためです。自分が会計を学び始めたときに、こういうふうに説明されたらわかりやすかっただろうな、つまづかなかっただろうなと思うことを、まとめました。

本にも書きましたが、会計は共通言語です。本来、言語を理解することは目的ではなく、理解したうえで何をするか?何のために行動するか?が重要です。しかし、会計を理解すること自体にハードルがある今、その理解のために時間を使うのはもったいないと感じるのです。

もし、僕が今回「会計の地図」で書いた図解で、過去の僕のように検索してきた人たちがこの記事にたどりつき、より理解のコストを減らせるようになると、多くの人がもっと価値あるところに時間を使えるようになる、そう思いました。

全文無料で公開すると、本を売る気がないのかとか、聞かれることもあります。そんなことありません。より多くの人に読んでいただくためにも、売りたいです。

これは前の本で全文公開したときも同じ思いですが、いまの時代は情報へのアクセスが容易になっているので、情報そのものにアクセスすることになかなか価値が生まれづらいと思っています。

では何が価値になるのか?この本を買うことで、自らのスタンスや方向性を示したり、わざわざ買うということが価値観の表明にもなる。それこそが価値だと思います。本当に感動した本は、一生忘れないし、自分の価値観をつくる糧にもなる。

だから、できるだけ感動する機会を増やし、裾野を広げ、多くの人がアクセスできる状態にする。そうすると、本を読んだ人の中には、もしかしたらすごい感動してくれる人がいるかもしれない。

無料でアクセスできるようにしたとしても、一部の人が感動し、熱量をもってほかの人に「こういう本があってさ」と話すことで、また感動が伝播するかもしれない。そうすると、伝播した人の中には、買ってくれる人がいるかもしれない。

まあ、そんな「かもしれない」ばかりなんですが、ビジネスモデル2.0図鑑はおかげさまで9万部発行されるほどになったので、そういった考え方もあながち間違っていないのかなと思っています。

なので社会全体にとって利があり、著者としても利がある。社会性も経済性も同時に満たせていると思うから、全文無料で公開するんです。それはこの本の最後に書いてあることともつながります。

ではなぜ記事を分割したのか?前回までの二つの本の全文公開は、1つの記事にすべての内容を記載する方式でした。これは、その方がシンプルだと思ったからです。1つのURLをシェアすれば、すべての内容がみられる。

しかし今回は、目的からすると、会計の初学者がわからない用語にぶち当たった時に、検索してたどり着くことを想定した方がよさそうです。

検索するにあたっては、記事が1つにまとまっているよりも、会計の用語ごとで記事にまとまっていれば、個別の用語における検索順位が増し、用語がわからない人がより記事にたどり着きやすくなる可能性が上がると考えました。

一気にすべて公開せずに、分割して公開する理由は何か?もちろん、一気にすべて公開しようとすると、その分、記事の編集がより短期間になってたいへんだから、という内部事情もあるのですが、もう一つ理由があります。

「ビジネスモデル」をテーマにした前回までの本と、今回の「会計」をテーマにした本の違いが大きく背景にあります。

初めて執筆した「ビジネスモデル2.0図鑑」は、海外のスタートアップや様々な業種を含んでビジネスモデルを共通のフォーマットで紹介した本です。ビジネスモデルはトレンド性が高いものもあり、一時注目されても廃れてしまうものもあります。

一方、会計については、会計基準そのものが改訂されることはもちろんありますが、基本的にビジネスモデルよりもトレンド性が薄く、より普遍的な内容になっているかと思います。

そのため、本をより多くの人に読んでもらうための広げ方にも、違いが生まれてくると感じました。具体的には、ビジネスモデルは一気に全文公開して、どちらかというと短期インパクト重視(いま思えば)。会計は徐々に全文公開して中長期インパクト重視。

短期主義的(ショートターム)ではなく長期主義的(ロングターム)。こんな戦略が会計の本にはより則していると思うわけです。この考え方は、今回の「会計の地図」で伝えたいメッセージの1つでもあります。

ぜひこのあとの全文公開も楽しみにしてお待ちください。あらためてマガジンのリンク先をはっておきます。

最後に、Amazonのリンクも貼っておきますので「はじめに」と「もくじ」だけ読んで『これは買いだ』と思っていただいた方が万が一いましたら、ぜひお買い求めください。

冒頭にも書きましたが、もともとこの記事は「会計の地図」というタイトルでこの本の原型になったアイデア段階のものを紹介した記事でした。「会計の地図」と検索すると検索結果1位に表示されていたこともあり、今回、本の全文公開の最初の記事としてアップデートしました。そのため前の記事の「スキ」がそのまま引き継がれていたり、記事公開日が2019年になっています。

追記:最初は「はじめに #会計の地図 」という記事タイトルにしていましたが、全文公開の理由なども書いているため、より総合的なタイトルをつけたほうがわかりやすいかと思い、現タイトルに変更しました。

最後にもう一度、次の記事へのリンクを貼っておきます。

以上です。

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チャーリー
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