政策図解が本になりました
4年がかりの「政策図解」が本になりました。政策、という言葉を聞くと、自分とは関係ないと思う人が多いかもしれませんが、せっかくこの記事にたどりついたことですし、だまされたと思ってここから下をながめていってもらえると嬉しいです。
ここまで見ていただいてありがとうございます。ここまでの内容は「政策図解」の本の"はじめに"をほぼ掲載したものです(一部イラストなどを省略)。イラストが多いこともあり、すべて画像で貼っていることをお許しください。すべて画像だと視覚障害のある方のハードルが上がるため、せめてものと思い、本には書いてない一言説明を付けました。
書いたエピソードは僕の個人的なものですが、個人的な話はじつは社会につながっていて、政策という窓をとおしてみると社会がよく見えてくるかもしれない、という話です。
この本、けっこう革命的なのではないかと個人的には思っています。「政策」という摩訶不思議な概念をはじめて初学者むけに図解で示した本なのではないかと思うからです。
この本は、政策図解という共通のフォーマットで書かれています。経産省、財務省、総務省、文科省、厚労省、などなどさまざまな省庁や民間企業に勤める方とワークショップをしながら、どうしたら政策という概念を構造的に可視化できるだろうかと話し合い、つくられたものです。
お気づきの方もいるかもしれませんが、ビジネスモデル2.0図鑑という書籍で紹介したビジネスモデルを図解するフレームワークを応用した形になっています。
ただし、ビジネスモデルを図解する際にはなかった「強制の矢印」が登場しています。法律などの強制力のある行為に対して使われるものです。これは政策図解のユニークなポイントでもあります。
また、今回は政策図解に登場するアイコンを細かく分けています。中央省庁、地方自治体、大学、独立行政法人、はたまた「国」や国際組織など、政策を図解するからこそ登場するアイコンが多くあります。これもユニークなところです。
ということで、本で紹介した50の政策はすべてのこの共通の型で図解しています。そして50の政策は、「経済を支える」と「社会を支える」の2つに分かれ、さらにそれぞれ分類されて政策が紹介されています。
具体的にどんな政策がのっているかは、目次をみるとわかるので、目次もはってみます。おそらく、ニュースで聞いたことのある政策もあれば、聞いたことがないものもあるかもしれません。
目次まで見ていただいてありがとうございます。これらひとつひとつの政策を詳細に知るというよりは、政策図解というフォーマットを通じて政策をみる目を養うというような内容の本になっています。
本のなかには、政策とは何か、政策のつくられ方、1年間のスケジュールなどのコラムがあったり、この政策図解が生まれたきっかけとなる背景も書いています。よければそちらもご覧ください。
こんな記事の奥地まで見ていただいた方は、もう政策図解の世界に片足入り込んでいます。もしよければぜひ、書籍をお求めください。↓こちらから買えます。
・・・5冊目の本にして最長の4年がかりの本なので、ぜひみんなにみてほしい!!!(心のさけび)よろしくお願いします!!!!!!!!
以上です!
追記:
note公式で政策図解のリリースが出ています。何を隠そう、この本はnoteの方に出版社の方をご紹介いただいて実現しているため、noteさまさまなのです。ありがとうございます。