
江戸時代にタイムスリップ!高砂市「旧入江家住宅」のおひなさま公開イベントに潜入
みなさん、こんにちは。文隙舎です。
先日、素敵なイベントに参加してきましたので、ご紹介させていただきます。
歴史ある入江家とは
まず、入江家についてお話しします。
入江家は江戸時代から製塩業を営み、曽根村の庄屋も務めた由緒ある家柄です。
現在の旧入江家住宅は、江戸時代後期の屋敷構えがよく保存されており、兵庫県指定重要有形文化財に指定されています。
市立図書館のHOMETOWNゼミの映像作品を発見しました。
展示がない入江家も素敵です。
おひなさま公開イベントに参加してきました
3月2日、旧入江家住宅で開催された「入江家のおひなさま」公開イベントに参加してきました。
普段は非公開の施設なので、とてもワクワクしながら訪れました。

江戸時代から大正期までのおひなさまを堪能
会場に入ると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれました。
入江家に伝わる明治時代に京都の人形店でつくられたひな人形や調度品が展示されていて、目を奪われました。
この時代の雛人形は比較的大型で豪壮なものが多く、家の権勢を誇示するかのような派手なデザインが特徴だそうです。
当時の人々の美意識や生活ぶりを想像しながら鑑賞するのも楽しいですよ。

江戸時代後期に登場した「古今雛(こきんびな)」も見ることができました。
この古今雛が現在の雛人形のルーツとされているそうです。
その優美な姿に、思わずため息が出てしまいました。

イベントの魅力
このイベントの魅力は、単におひなさまを見るだけでなく、江戸時代の建築美と共に楽しめることです。
広い敷地内には主屋や新座敷、蔵などがあり、当時の暮らしぶりを感じられる貴重な空間となっています。
また、同時開催の「Buraraマルシェ」では、自家焙煎珈琲や和菓子、手作り小物なども楽しめ、おひなさま鑑賞の合間にほっと一息つけるのも嬉しいポイントでした。
おわりに
「入江家のおひなさま」公開イベントは、歴史ある建物でゆっくりとおひなさまを愛でることができる素敵な機会です。
来年もあったらいいなと思います。
きっと、日本の伝統文化の奥深さと美しさに触れる、特別な一日になるはずです。