新型コロナウィルスから炙り出された我が国の欠陥
先ずは、現状を考えよう
中国の武漢で発生したコロナウィルスであるが、12月末には武漢内で拡がった模様、共産党は当初は隠蔽していたものの後に公表。←情報収集能力の欠如
春節時に旅行客が増えて拡散、水際阻止機能せず。←防疫に関して強制力の無い法律であった←平時の防疫機関も無し
武漢内の邦人救出実施するも擬似感染者を隔離できず、2名を家に返すという失態。
擬似感染者に個室も用意出来ず。←防疫機関・法・予算が無いのが原因
特措法施行で強制入院等も可能に……
現在も拡散が続く………
というのが、現状の状態であり、ウィルスそのものは感染力は強めだが致死率と重症化率もインフルエンザ並みかそれより低いかである。(ただし、インフルエンザと違いワクチンは無いのには留意すべき)
既に、ある程度入ってしまった以上、これからは個人が防ぐのが重要になるがここでは置いておく。
勿論、どんな事をやっても感染者0や接触者0は無理だとして。
それらを、日本政府は極限の為に行動したかというとNOである……いや、行動が出来なかったというべきだろう。
まず、法律が無いという事だ。
事前に法律で作っておけば水際阻止を機能させる事が出来る。世界各国では政府にその権限が与えられており、隔離・検査が可能になっている。
最低限、検査の義務付けを行う事、それすら出来ないならば入国禁止をする他に無い。
我が国ではどうか?サーモグラフィックと申告だけで対処したのだ。しかも、今回のコロナウィルスは自覚症状が出ないパターンもあるという……致死率がいくら低くても2~3%であれば、100人が感染すれば3人は亡くなるのである。
1000人だったら30人である。
これが、ただのインフルエンザならどうだろう?ワクチンさえ打っておけばかなりの発症率を抑える事が出来るだけ為に、入国制限や隔離措置も不要でしょう。
しかし、新型コロナウィルスはそれが無いのです。
そういった状況にも関わらず、擬似感染者を大量に入れてしまった事は政府や政治家、有権者に猛省してもらい、新型ウィルス全般に適応する法律を作る事、転じて、その他のリスクに備える為に国家緊急事態措置を改憲で加える事を検討すべきだ。
次に実施機関とその予算である。
我が国には米CDCに対になる組織は一応、国立感染症研究所であるが……調査研究を主としている為に、予防や感染拡大防止の実行力が無い。
文書と方法を出す事は出来ても政治的判断力は皆無と言ってもいい。
これを鑑みるに防疫庁を創設し、空港・港湾に防疫・検疫態勢の指導・整備を監督させるべきであり、権限と予算を与えるべきだろう。
現状のウィルス対処は最早、個人で対処する段階になってしまった以上、水際対策強化と衛生管理の徹底以上はワクチン等の開発を待つしかない。
皆様の努力が重要です。
拡散と支援をよろしくお願いいたします
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?