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2024年10月オリジナル環境解説!【全文無料】

gp2024-2nd終了後の環境について解説していく。

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新弾評価

結論はほとんど前弾のゴールドオブハイパーエンジェルから変わらないと言っていいだろう。
基本的にフォーカスが当てられてるのがアドバンスであり、新規カードもアドバンスのモルトやミッツァイルのようなカードを注目したような収録の仕方となっている。
新規カードでオリジナル目線で注目できるものは、ボルシャックドリームドラゴンやクライアッシュなどtier3以下のデッキの強化が中心となり、そこそこの入賞数でとどまっているためgpでもそこまで大きな影響はないと見込まれる。
実際DMGPでもリースボルシャックのような新デッキは現れたがそこまで大々的に爪痕を残すことは出来なかったと思える。

tierの解説

tier1・・・比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
tier2・・・tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
tier3・・・欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

評価の見方

速度    ★★ ⇽デッキの速度を表記
安定性 ★★★★★ ⇽デッキの安定性を表記
火力    ★★★★ ⇽デッキの火力を表記
対応力 ★★ ⇽デッキの対応力を表記
自由度 ★★★⇽デッキの構築の自由度を表記

tier1

火光闇ファイアーバード

速度    ★★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★★
自由度 ★
今GP優勝デッキ。予選突破率は脅威の3割弱で現環境最も最強と言えるデッキ。
押し付ける速度が環境デッキ全体でも早いことも特徴だが、メタカードのハッタールピアや冠ラッキー、ハンデスカードのハンプティを活用することで4ターン目にビックアクションを起こすプランをなどレンジに対応した動きを作りやすくしている。
水闇自然マルルの登場により微有利〜不利の対面が極端にtier1集団に勝てなくなったことも大きく、かつファイアーバードは水闇自然ビッグマナに有利になっている。

水闇自然ビックマナ

速度    ★★★
安定性 ★★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★★
自由度 ★★★★
マルルの登場により、デドダムを擬似的に8本入れれるようになり、2→4→7でビッグアクションを起こすことが現実的になった。
ロストやクラジャによるリソースコントロールとvtガイアッシュジウォッチによる行動ロックにより安全に勝ちを狙いに行ける。
聖域やグリッファで手札にジャオウガを抱えなくても走れるような基盤や、中盤の動きにダークネスやオリフィナを採択し、デドダムからスタートする時の動きを強く見たり、ジゴクバンカー、ロストといったマルルからつながる動きを意識した構築など人によって様々なチューニングがされているのが特徴である。

水闇コンプレックス

速度    ★★
安定性 ★★★
火力    ★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★★★★
直近では、相手のメクレイドや逆アポロへのメタカードとしてカレイコの黒像が採用されるようになり、より環境に対して刺さるメタカードを意識した構築になってきている。
ゴツンマを採用したことでコンプレックスが絡まない時の打点形成が非常に楽になり、サブプランの形成が今までと比べてもやりやすくなっている。
構築プレイヤーの考え方が反映されやすいデッキであり、コンプで戦うのかトリガーでカウンターするのか、メタカードで打点を作るのかといった選択により様々なリストが生まれ基本的な対応はできるが、裏目を相手に押し付けやすいデッキになっている。

tier2

水闇光マーシャル

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★★
GPではベスト8に最大母数残りその強さを明確に示した。筆者もGPオリジナルの日にCSに持ち込み準優勝している。
このデッキの強い要素は今までと違い弱いカードが入っていないことであり、ループ以外で使うところがほとんど無かったクールビューティのようなカードが無く、トリガーとしても強かったり序盤のウィニー制圧に適しているガレックや学校男がそのままループパーツになっていることが非常に強力になっている。

火光水ゴスペル

速度    ★★★★
安定性 ★★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★★★
GP準優勝デッキ。
ファイアーバード・コンプレックスの相対評価が上がり、天門が減ったことにより、環境的に通りが良くなってきている。
ドラゴンズハイを採用したことでゴスペルを2コスト軽減しながらメタカードとしてきついハッタールピアを除去できるなど若干の強化も入った。
ひたすら山札を掘ることが出来ながら2枚+ガリュミーズのコンボと要求値も低く、その上有効トリガーも期待値1枚以上埋まるように作られているため安定感が現環境で最も高いデッキのひとつと言ってもいい。

光自然ドリームメイト

速度    ★★★★
安定性 ★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★
最速2t降臨の上振れを兼ね備え展開力、フィニッシュ力共に現環境上位に君臨するデッキになっている。
ただし、どうしても3コストメイ様に依存したデッキになっておりキルターンが前後にズレやすいデッキでありながら、オニカマスのような踏み倒しメタがクリティカルに刺さるデッキであるため、対策はtier1に比べて比較的しやすい傾向がある。

光水天門

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★★
自由度 ★★★★
コンプレックスにゲンムを出すことでイージーウィンを狙える。手札の質やトリガー、ブルーインパルス・vtといったファイアーバードが超えないといけないものが多いため微不利対面と言っても相手に押しつけができているため現在でも入賞数を3番目でキープ出来ている。
対tier2以下にもスタゲウェルキウスゲンムの押しつけだけでなく、パーフェクトアルカディアの除去、手札補給、盾追加が強力となっている。
ファイアーバードの次に続いて極端な不利対面が無いデッキと言える。

tier3

無色ジョーカーズ

速度    ★★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★
自由度 ★
ベイビーぽんの助を新弾で獲得したことでハッターから5コスト帯のクリーチャーのメクレイドやメイ様の降臨を牽制することや、5000vtをケアするためだけに出していた11コストジョリーのターンをベイビーぽんの助が居ることでヘルトッqに当てれるなど、強力なことがパーリ騎士で余った1マナや1tの何もすることが無いターンに行うことが出来ることが非常に協力でゴールドオブハイパーエンジェル発売以降徐々に入賞数を伸ばしてきている。
Dreamジョニーはナッシングゼロを合わせることで最速3ターンキルを狙える性能であるが、現環境では突撃インタビューやモーニンジョーと言ったカードで返され43%で分がある勝負と言っても4割は返されるためそれよりはミッドレンジに寄せて11ジョニー+夢の弾丸ジョニーにフォーカスしたジョーカーズが注目されている。

火光自然アーマード

速度    ★★★★
安定性 ★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★
自由度 ★★★★
ボルシャックドリームドラゴンの登場により最速3tバクテラス着地が狙えるようになりつつ、ボルシャック基盤の強力なサポートカードを使えるようになっている。
但しどこまで行ってもブレの激しいデッキではある為、勝率を上げにくいデッキではある。

逆アポロ(トリガーコントロール)

速度    ★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★
自由度 ★★★★★
凄腕プロミキサーの登場により、トリガーで盾2枚追加のカードが5枚以上積むことが出来るようになった。
現環境上位デッキには理解度によって有利不利が明確に左右され、上手いプレイヤーに当たれば当たるほど不利になっていく。また、環境外デッキにガン不利で最近では入賞数を著しく落としてきている。

火自然アポロヌス

速度    ★★★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★
自由度 ★
アポロヌスが規制されたことでしばらく使用者も0に等しい状況だったが、トップ3つのデッキに対してある程度の勝率を見込まれるデッキとして再度注目されている。
鳥には速度で、マルルには選ばれた時の2ランデスで、コンプにはブラックゾーンでコンプを封印することで勝ちに繋がっている。
速度も現環境では0.5~1ターン早いキルターンを持っているため、速度で有象無象デッキをメタりたい時などにオススメである。

総評

鳥・コンプ・マルルの三強が明確になってきた途端、ダークホースとして現れたマーシャルにより三強のコンプの立ち位置が悪くなってきている。GP後の環境ではマーシャルの母数がGP終了後に増加することが予想される。
マーシャルに注目したデッキ選択と、ファイアーバードのような練度で最終的に有利になるようなデッキの練度を上げることが重要になってくる。

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