2024年11月アドバンス環境解説【全文無料】
11月からアドバンスcsでボンキゴの配布ラインが増加することによりアドバンスの開催数も増えている傾向になっているが、アドバンスがどうなっているのか知る機会がそこまでないプレイヤーも知る機会になれるようにデュエキングDreamによる環境変化を解説する。
この記事で分かること!
①tierランク1~3のデッキがわかる!
②環境デッキのサンプルリストがわかる!
tierの解説
tier1・・・比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
tier2・・・tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
tier3・・・欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。
記事の見方
各ランク事に上であればあるほどその郡の中では秀でている。たとえば tier1 が我我我→ゼーロベンであれば我我我の方がtier1中で秀でていると言える。
速度 ★★ ⇽デッキの速度を表記
安定性 ★★★★★ ⇽デッキの安定性を表記
火力 ★★★★ ⇽デッキの火力を表記
対応力 ★★ ⇽デッキの対応力を表記
自由度 ★★★⇽デッキの自由度を表記
tier1
比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
火光自然モルトDREAM
速度 ★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★☆
対応力 ★★★★
自由度 ★★★★
デュエキングドリームでモルトDreamを手に入れたことにより、ゾージアでターンを稼ぎながらDreamで蓋をするといったドラゴンの最大値を常に叩き出せるようになった。
モルトNEXTを入れる必要が無くなったため、ラフルルラブやギャイアのような火文明以外で蓋をするようなカードを難なく入れれるようになりメンデルスゾーンを火単色を1ターン目に埋めてもある程度うてれるようになっていたり、バクオンソーに対して有効な解答となるホーリーグレイスといったカードをデメリットなしに入れれるようになっており、4Cドラグナー×モルトNEXTの境地のようなデッキになっている。
火光闇ファイヤーバード
速度 ★★★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★
オリジナルの覇者はアドバンスでも強い。オリジナルと違い、アドバンスではカモンピッピーを使い幅広い戦術を繰り広げており、3t勝利のリュウセイカイザーや踏み倒しメタの勝利のヴォルグやギルザウルス、バルピアの破壊元になるガチンコピッピー×2とその場に合わせて次元を繰り出す戦術が非常に強力である。
ドギラゴンXを次元に入れることでクイーンルピアをブロックされない3点にしながらインタビューの時の火力を上げるようなカードを捨てて走る動きができるようになり貫通力も一段と上がっており、革命の絆や天門を踏んだだけでは勝てないようにパッケージされている。
火光水バクオンソー
速度 ★★★★★
安定性 ★★★★★☆
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★★
自由度 ★★★★
速度を持ちながらルーターが有効トリガーでありgrによる更なる展開を狙える超高速ビートダウンである。
相手の動きを封じる手としてエンドオブランドやクライアッシュ覇星といったカードを採用したり、トリガーをさらに強力にしながらゼナークのハンデス効果を無下にするバイケンの採用と速度以外にもアンフェアな要素を抱えている。
その一方で、天門のようなトリガーに対する解答を抱えていないため、貫通されない受け札を入れたデッキでカウンターを狙うといった方向性である程度対応することはできる。
tier2
tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
光水天門
速度 ★★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★★
ムザルミブーゴを採用することでハンプティのハンデス対象を散らせるようになったこととムザルミで盾を5枚追加して強力なトリガーで返しやすくなったことでファイアーバードに不利を微不利~五分まで持っていくことができるようになった。
リソースを抱えて放出するスタイルであることからモルトDreamやゼナークといった相手に先に強力な動きを通されて勝ちに繋がらないといったことがあったり、環境下位のソリティア系デッキに速度負けするなどやや環境トップに劣る要素がある。
火闇バイク
速度 ★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★★
現環境では単色デッキがかなり少なく、先3トリッパーによるモルトやバクオンソーの1ターン分のズレを明確にキルターンに変える火力を持っている。
受け札もクロック+ガレックで有効トリガーの枚数を増やしており、単純な6打点では3割弱しか通らない攻め+トリガーカウンターに重きを置いているデッキタイプになっている。
最近では、バクオンソーのバイケンやキューブリック、天門のインパルスなど禁断を簡単に飛ばすことの出来るデッキタイプもシェア率を上げている傾向にあるため、コマンドの出しすぎには要注意。
闇単ゼナーク
速度 ★★★★
安定性 ★★★
火力 ★★★★★☆
対応力 ★★★
自由度 ★
ゼナークによる盤面と手札のコントロールによって早期着地であればあるほどゲームを有利に進めることが出来る。
自由枠で秩序やボウマダンマのような受け札を採用したり、ボウチトートロットやジエンデザークのような自発的なカードを採用したり個性がよく見られ、速度で勝つや大きなリソースアドバンテージを取り続けるような単一的な対策が通り辛くなっている。
ドラグナー系統のデッキにはグレンリベットが採用されることが多く、マッドネスで大型ドラゴンを踏み倒して勝つといった狙い方でもともと速度で割り切っていたところを補うといったアプローチもすることができる。
自然単イツァヤナ
速度 ★★★
安定性 ★★
火力 ★★★★
対応力 ★★
自由度 ★★
最近のゼナークの母数増加に対して手札0からアクションを起こしそのままゲームに勝てるデッキとして注目を上げてきている。
メタカードにセガーレとメタ除去にシェルアルカザームを採用することでより柔軟に対応できるようになっておりながら、受け札として有効なカードがデッキの半数近くあるため、攻守ともに優れたデッキとなっている。
デッキの性質からミスキューの当たりが大当たりか大ハズレかの二択になることが多く、最初の1発がどこまで上手くいくかが非常に重要になっている。
光自然ドリームメイト
速度 ★★★★
安定性 ★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★★★
自由度 ★★
捲りで勝つイツァヤナと違い、メイ様の降臨で盤面を作っていくことで勝ちを狙いに行く。
キャディビートルの通りが良く、基本出せれば1~2ターン稼げるカードになっているため的確に盤面を作りあげて1コストのメイ様でexwinを狙いに行ける。
強力な受け札が多いアドバンス環境ではもっとも堅実に殴らず勝てるデッキとして注目を集めている。
tier3
欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。
水闇光マーシャルループ
速度 ★★★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★★
現在オリジナルでも絶大的なシェア増加を誇っているマーシャルだが、アドバンスでも上位の殴るデッキに対して高い勝率を誇りつつ、同じようにカウンターで返す天門にも速度的に有利を誇っている。
マーシャルデリートとの大きな違いは俗に言う腐るカードが極めて少ないことであり、カード間のシナジーが強くリストによってはザビミラを使って勝ちに行くようなデッキにも仕上げることが出来る。
封印に対しての剥がすカードを採用しずらく、バイクのようなデッキを対面にするとループパーツが封印に落ちたときのリカバリーをマーシャル側に求めるゲームになるため、バイクが強くなるような環境ではあまりオススメはできない。
水闇卍夜
速度 ★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★
自由度 ★
卍夜が引ければやはり強いデッキになっているが、バクオンソーの圧倒的なキルレンジやゼナークの早期ハンデス、ドリームメイトやファイアーバードのメタカードなどアドバンスで通りのいいメタカードがそのまま卍夜に刺さっているため、風向きとしては向かい風気味である。
デッキの性質的に魔導具であれば基本的に何を入れてもいいデッキになっているが、リソースカードを除去カードや受け札に寄せれば寄せるほどモルトや天門のような先に特定のカードを引けば十分に戦えるような相手に勝率を落としてしまうためその場の環境を読んだデッキチューニングを必要とされる。
水闇自然マルル
速度 ★★
安定性 ★★★★★☆
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★★★★
アドバンスでは主に2パターンがあり、ザビミライソレイトでループに入る構築とジェ霊二ーなどの小回りの効くカードを採用したジャオウガを基軸とした構築とそれぞれ受けデッキに強かったり、コンボデッキに強かったりと環境に合わせたチューニングをすることができる。
バクオンソーやモルトに対して最初の攻撃で秩序を当ててガイアッシュで蓋をすることでゲームの有利不利を一気にひっくり返せることが出来る。
一方であくまで順当な動きしか出来ないデッキのため、アドバンス特有の3ターン目にビックアクションや1ターンの大幅なリソース確保のような動きに対してクリティカルに刺さる動きがほとんど無いことなどで上振れに対するマジレス性能が足りないことでやや勝率をのばしにくくなっている。
ガイアッシュ覇道
速度 ★★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
自由度 ★★★
モルトDREAMが最強すぎたせいでクラッシュ覇道を生かしたゲームよりもモルトDREAMをさっさと出してぶん殴って好きなドラゴンを叩きつけた方がデッキの火力が高くなることによってGP以降徐々に母数を減らしている。
今までの受けの強さと言ったものもバクオンソーが殴るデッキの頂点になったことにより強いトリガーが変わっていったことでロージア+王道などの面展開<グレンアイラやホーリーグレイスの出てきたgrを処理する受け札になりより一層ガイアッシュ覇道である旨味を失いつつある。
マーシャルデリート
速度 ★★★★
安定性 ★★★
火力 ★★★★★☆
対応力 ★
自由度 ★★
揃ったら勝ちの権化。
禁断がなければデリートで勝つし禁断があるなら先にテックを打って盾に除去できるカードがあれば勝ち。
マーシャルループと違い、揃えばそのまま勝ちに繋がるため使用難易度は限りなく低い。アドバンスで最も簡単なデッキかつ最安値となるデッキのためアドバンスならではのデッキを組みたいといった要望には1番答えてると言っても過言では無いデッキになっている。
総評
現環境ではデュエキングDREAMによって前環境から大幅に変わりデッキパワーの著しい増加を招く結果となった。
特にモルトDREAMの冠などがいても超えれる程のパワー型ドラグナーや除去体制を持ちながら一気にリーサルまで詰めるバクオンソーといったカードは今後も注目の的になると言えるだろう。
また、tier2に落ちたゼナークもモルトからリベットが抜けてきたことにより再度注目を浴びる的になる可能性があり、今度の動向に注目したい。