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【大型大会】GP7-2した4C邪王門とメタゲーム予想と実践解説【全文無料】

GPお疲れ様でした。
個人成績アドバンス6-3オリジナル7-2で通算13-5勝率72%を叩き出せたので個人的には満足してます。
本戦上がりたかったなぁ…

今回のオリジナル環境でなぜ自分が4C邪王門を選択したのかについて解説します。

GPで使える知識が豊富に詰まっています。次回以降GPや超CSなどに参加する際に非常に参考になるのでスキなどでブックマークすることを推奨します。

GPとCSの母数変化

1番注意しないといけないのはCSの最多母数がそのままGPに反映されるとは限らないことです。
たとえば入賞数2位近辺に居続けたオービー以外のアナカラー系デッキはCSで見たらこれに勝てる山は使った方が上がりやすいと考えることが必然です。
逆に入賞数の少ないキラスターやゴルギーニのような山は予選を抜ける場合下位卓に溜まっていくため最初の2試合くらいを全力で回避することでいいと解釈することが出来ます。

ではGPではどうなのか

4000人中CSに参加している人達は何人いるのかを考察。今回の考察では抽選ということもありDMPランキングで1000ptを超えてるユーザーに調整メンバーのオリジナル当選率を掛けて考えました。
2114人×0.35=740.6人
概ねこれくらいの人数しかGPでは来れないのではと考え3260人はCS環境を知らない人が来ると予想した。

次に予想したことはカジュアル層は何を基準にデッキ選択をするか。今回は次の3つに視点を置いた。

1.組みやすさと扱いやすさ
2.ヘイト山に勝てる山
3.全国大会とけみくろや田園が出してるような入賞グラフ

まず1に関してはカジュアル層は高いデッキには基本手を出したくない思考を持っている。これはカードゲームを娯楽として捉えてるため簡単に1デッキ4万や5万と出せないため、4C邪王門のようなデッキはまず使わないだろうと考察。次に直近の開発済デッキの影響から値段が暴落したキラスターは高額カードが700円の武ルピアしかないためかなり使用される山と予想。また、罰怒を買えばそれ以外は基本的に安い赤単も使用される分類だと考えた。
逆にテクニカルなプレイを要求される4C邪王門アナカラー系青単タマシードはまず使う選択肢から外れるだろうと予想した。

2のヘイト山についてはもちろん今回のGPではサガループが該当するそこでまず考えたことは5Cコントロールアビスは本当に使われるのか?ということとカジュアル勢からみたガルラガンのない青魔は強く見えてるのか?という点だ。大型大会慣れしてるプレーヤーは不利対面は1~2回しか当たらないからそれ以外勝てば上がれる可能性が高いというロジックでデッキを選ぶがカジュアル勢はまず自分のデッキでサガに勝とうと考えるユーザーが一定数いると予想し、これまでよりか母数が下がると予想。

3では、まず1番直近の大型大会の最強位決定戦の結果が大事になるだろう。優勝デッキは組みやすい赤単。これは赤単の母数を増やす1番の要因になるぞと決定打になった。入賞数×使いやすさの観点からサガ赤単キラスターアポロヌスは使用候補に上がってくると考えた。

今回のGPでのtierは
tier1
サガ 環境トップ
赤単 使いやすさ🙆‍♀️ 環境立ち位置🙆‍♀️
キラスター 安さ🙆‍♀️ サガ対面🙆‍♀️
tier2
青魔 安さ🙆‍♀️ CS実績🙆‍♀️
アナジウォッチ 練度が高い人🙆‍♀️
アナオービー 練度が高い人🙆‍♀️
ライオネル アドバンス優勝
4C邪王門 練度が高い人🙆‍♀️
tier3
5Cザーディ 人気🙆‍♀️ 前回GP入賞トップ
アポロヌス 安さ🙆‍♀️ 扱いやすさ🙆‍♀️
アビス 組みやすさ🙆‍♀️
アナカラーハンデス 練度が高い人🙆‍♀️

と予想した

デッキ選択

今回は4C邪王門を選択したが別候補が青魔だった。
どうしてこのふたつが対象にあがり最終的に4C邪王門を使うことが決定したのかを解説していく。

各対面の有利不利

サガ 4邪❌ 青魔🔺
赤単 4邪⭕️ 青魔❌
キラスター 4邪⭕️ 青魔⭕️
青魔 4邪🔺
ジウォッチ 4邪❌ 青魔⭕️
アナオービー 4邪❌ 青魔🔺
ライオネル 4邪⭕️ 青魔🔺
4邪 青魔🔺
5C 4邪⭕️ 青魔⭕️
アポロ 4邪⭕️ 青魔❌
アビス 4邪⭕️ 青魔⭕️
アナハン 4邪🔺 青魔⭕️

どっも有利が取れてる山は多いがここで先程話した母数変化が生きてくる。アナカラー系統に有利ということは少ない母数に有利でありそれはCSで使う理由にはなれどGPで使う理由にはならないということである。逆にアポロ赤単キラスターは言ってしまえば不利対面を踏んだ後の1敗ラインに沢山いると予想し、今回は序盤で負けてもサブマリンで上がれるように4C邪王門を選択した。

4C邪王門目線での立ち回り

青黒サガ

とこしえ抜きのためお清めを目指すことが第一。5マナの時にジャオウガかサイクルペディアお清めをすることが必要であり難易度は高め。さらに3tコダマダンスされていた場合、サイクルペディアお清めですら越えられる可能性があるためジャオウガに依存しやすくなる。
9Rで序盤にサガが当たる確率よりも終盤で当たる確率のほうがサガの勝てないデッキの多さの性質上多くなる(1敗ラインに固まる)と予想し今回はサガに寄せた思考は一切しないリストに落ち着いた。
実践結果 0-2

赤単我我我

デドダムか豊潤を絡めれば邪王門やバラドへのアクセスが非常にしやすくなる。ビートジョッキー型であれば少しターンに余裕ができるためカツキングですら間に合うことがあるためやはり基盤から有利であると考えた。ジャンケンで負けた場合2tに赤黒をマナに置く必要があることを忘れてはいけない。
実践結果 1-0

キラスター

ここはGPなら有利対面であると予想した。
キラスターはガチ勢カジュアル勢共に使用する山であると予想し、4C邪王門相手への立ち回りが苦手なプレーヤーも多くいたのではないかと予想。テスタ+てからで満足してるようなプレーヤーには勝ててしまうのが4C邪王門である。
可憐まで出せるプレーヤーかそうでないかが勝敗を大きく分けると判断しユーザー層と対面研究から6割は勝てると見込んだ。
実践結果 0-0

青魔導具

パルテノンがちょっとだけウザイ。
最速新世壊されると困るがすこしでももたつけばこっちのゲームになる。運ゲーに勝てばあとは邪王門からどうにでもなると予想。はっきりいって当たって欲しくない。
実践結果 0-0

ジウォッチ

使う相手が玄人寄りで練度で誤魔化せるような空いては来ないと予想して絶対に当たりたくない相手だった。ジウォッチ着地で負け確だからとゲームスピードをはやく進めようとすれば返しにガイアッシュが飛んできたり極めてだるい。ここははっきりと不利だろうと割り切ったが当たっても上位卓で1だろうとはっきりと割り切った。
実践結果 0-0 アナジャ1-0

アナオービー

既存のリストでは環境的に下火となっており、GPでもより一層赤単、アポロ、キラスターの数が増えてくると考え不利対面を多く序盤で踏むだろうと判断し本戦へ行く気なら当たらないと予想。当たった場合PJか英雄タイムを抱えるか吸い込むで戻す必要があるが多色山のためここのカードの抱えやすさが尋常でなく低い。
実際1派閥以外の通りはあまり良くなかったため博打は成功。
実践結果 0-0

ラッカライオネル

やったことが無いまま当日を迎えたが先に動かれたら負けるんだろうなと思いつつ母数もアドバンス優勝から増えると判断したが、当たったら割り切りでいいのではと思い全力回避を目標。ここは前日にリスト組んで調整しておくべきだった。キャンベロがないからもしかしたら有利に転ぶ可能性もある。
実践結果 0-0

4C邪王門

強く見るためにサイクルペディアを4枚採用しラブやダンテにより一層アクセスしやすくした。
先攻はデドダム後攻は豊潤でデドダムから墓地に落とすのは吸い込むを優先ということを覚えておけば大体の立ち回りはできる。
実践結果 0-0

5Cネバー

4tロスト以外勝ち。
ラブ狙ったりダンテ狙ったりしてカツキングでボードを支配。順当に動けばしっかり勝てるが下ブレしたら一生勝てない。
実践結果 0-0

アポロヌスドラゲリオン

邪王門よりもバラドを抱えることが大事。ずっと耐えることが大事になるため1回の攻撃で全部使用すると痛い目にあう。耐えた後に打点を揃えてなぐることが大事。
実践結果 1-0

各R解説

2回戦 VSサガ

初手全多色で陰り
先3バビロニアでカツキングをボトムに送られるが単色引けず。
そのまま次のターンにサガループに入られて負け。
割り切り

3回戦 VS赤黒邪王門

相手が後3tジャドクスタートだったため順当にデドダムでリソースを伸ばした。赤黒はガヴェがあることをケアしてなるべく手札には単色を持つことを優先し無事4tガヴェロストで手札2枚残しに成功。その後は無事にラフルルラブを絡めて打点を作り勝ち。

4回戦 VSトリーヴァギャラクシールド

パルテノン×ストラトバッグの構築で少し辛かったがPJで順当に処理しつつサイクルペディアカツキングデドダムジャオウガの盤面にしたが、返しにマンハッタンの心絵を投げられて盤面は振り出しへ。
ダンテを絡めて打点を作って投げたが盾から銀河MAXを引き盤面は再び勝敗が分からない状況へ。
そのままボトムのPJを次のターンに持ってきたら勝てる盤面まで持って行って時間切れ。カツキングでPJ投げて勝てる状況に持っていったと説明して返せますか?と聞いて投了を貰い勝ち。

5回戦 VS赤単我我我

まずジャンケン勝ち。
1パス監獄スタートだったが轟轟轟をケアしつつ赤黒マナを確保しデドダムを召喚。3ターン目に罰怒ブランドが飛んできたが吸い込むトリガーでなんとか耐え。盾1でエンドされたが返しにカツキングを投げてカツキングで2面処理+デドダムでクミタテ倒して形勢逆転。ダンテを絡めて3点ダイレクトで勝ち。

6回戦 VSアナジャ

結構丁寧に盤面を捌いたが手札4の時にジャオウガを投げられてジャオウガ攻撃時に邪王門を落とされて一気にピンチになったがトリガーでカツキングを踏んで邪王門からサイクルペディアを出して運勝ち。

7回戦 VS青黒サガ

お清めを先3で投げつつ盤面を固めて行ったがサイクルペディアとお清めの2枚目が引けずにもたもたしたためジャオウガを投げて邪王門2枚宣言。手札にラフルルラブとダンテが見えているためカツキングかサイクルペディアが解答。見えてない13枚のうちカツキングとサイクルペディア合わせて3枚存在しているため見えない5枚のうち3枚がそれらであれば負けという盤面で負け側を引いて負け。さすがに今日は俺の日ではなかったと察した。

8回戦 VS赤緑アポロ

後3アポロに対して盾からカツキングをトリガーしバラドを回収。邪王門からサイクルペディアを持ってきて吸い込むを唱え次の邪王門を回収。
邪王門を連打して大量打点を作って攻撃。ラス盾2枚ブレイク!
トリガースマッポンで!
僕のgpは終わったと思ったが、なんと相手はターンエンドをしてくれてそのまま次のターンダイレクトをして勝ち。

9回戦 VSクローシス邪王門

盾0にすると相手も自分も邪王門が使える状況になるためジャオウガは5コストスピードアタッカーwブレイカーとして使用すると予め決めておいた。
山を1周してラブは山に全てあり盾は吸い込む×2があると判明。シャッフによるメタを出す状況を作らないように面処理をマストとしてラブ×2を拾ったタイミングからラフルルラブを毎ターン投げ、最後はナンバーで見えてるSAの王家の召喚を止めつつゲームを作り解答札をバラドだけにして攻撃し続け、返しにバラド×2+αが来てもいいような盤面を作った。
無論吸い込む×2が盾に見えてるため勝ち。

結果 7-2 306位
デッキは強かったしプレイングも十分なほど発揮されたと思います。サガに当たったタイミングが悪かったなと非常に思いました。次回から神社に行ってからGPへ行きます。

デッキリスト

単色14はGP向けでは無い。

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