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【胸が引き裂かれるほど、世界を愛して。ホーチミン】
こんにちは。
ベトナム・ホーチミンへ赴任予定の石出眞輝です。
***
「焦げた自転車」
5歳の時広島平和記念資料館で見た光景は今でもはっきり覚えている。
この時から戦争はなぜ起きたのか考えるようになり、国際関係に興味をもった。
小学生の時、世界でまだ紛争が起きていると知ったときは衝撃だった。
「え。戦争って過去のものじゃないんだ。」
小学生の私には募金するくらいしかできず、ご飯を残さず食べるようにしようと、よくわからない自己満足にひたっていた。
自分には何ができるんだろう。こう思いながらも、現実の世界に夢中で考えることがなくなっていた。
大学受験。進路について考えるときがきた。
その当時中国と日本は政治上で仲が悪く、メディアでは中国人マナーが悪いなど中国に対して嫌悪感をいだかせるような報道が多発していた。
「隣国なのにどうしてこんなに仲が悪いの?私の友達の劉さんはすごくいい人なのに。。」
謎を解きたかった私は中国学科に進学することを決めた。
大学一年で中国人側からみた歴史を学び、自分が何事も日本目線で物事をとらえていることに気がついた。
日清戦争、南京大虐殺。。
実際に現地の声を聞いてみたいと思った私は、大学二年時に中国へ留学することを決めた。
そこで目にしたのは、格差社会。たっかーいビルとキラッキラの人々の横にお金をくれと紙コップを持ちよってくる人達。
現実だった。
「格差社会をなくすには。。」
中国から帰国後、次はフィリピンへ飛んだ。
空港へ向かう途中、車の窓をバンバン叩かれた。何かと思ったら、お菓子をくれと叫ぶ子供たち。
外人を見つけたら親に行けと言われ、子供たちが寄ってくる。
私はわからなかった。お菓子をあげたいけど、あげたらこの子たちは毎日このような日々を送るのではないか、あげないほうがいいのか、あげなかったらこの子たちはどうなるの。
帰国後、もう一度自分には何ができるのか考え直した。
考え、考えた結果、
私が出した答えは、「貧困をなくすこと」だった。
私はすべての原因は貧困によるものだと考えた。
貧困により悲しむ人がいる。貧困の家庭に生まれたらなかなかそこから抜け出せない。
貧困をなくすために雇用を生み出そうと決意した。
【TCGと出会う】
TCGにはMISSIONがある。
①我々のサービスで企業を成長させ、貧困をなくす。
②国際活動を促し、人的交流をし戦争をなくす。
私はこの思いに共感し、入社を決めた。
私のすべきことは、コンサルタントとして日本企業を世界へ進出させ、その国の雇用を増やすこと。
自分は何をすべきなのか、何ができるのか常に問いかけ、貧困をなくしていきたい。
ベトナム・ホーチミン
石出眞輝
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