ギターサウンドメイキング(4)
タチバナです。前回の重要ポイントを3つおさらいします。
(1)
ギターとアンプの間にエフェクターがあり、そのエフェクターが原因で音が劣化している
→ バッファーで解決
(2)
アンプが真空管アンプではないので、かっこいいギターサウンドになりにくい
→ ブースターで解決
(3)
「クリーンブースター」をバッファー、ブースターとして使う
この3つですね。
まず(1)から説明します。
ギターの後にエフェクターを繋ぐと、オフにしていても音質が少し劣化します。少々乱暴な言い方ですが、ギター本体の時点での音質を100%としたら、80%や50%になってしまう、というようなことです。
エフェクターが1つでも劣化はしますし、エフェクターの数が多いほど、さらに劣化しやすくもなる。
それを防ぐのが、バッファー。
わかりやすく言うと、ギターのすぐ後にバッファーを繋ぎ、強い電気信号にしてやるんです。そうすれば、その後にエフェクターを複数つないでも、音が劣化しにくくなります。
次に(2)の説明です。
アンプに入る直前の音を、真空管アンプみたいな太い音にしてやるんです。
それができるのがブースター。
いくつかエフェクターを使う時に、一番最後にブースターを繋ぐ。これでスタジオのアンプもカッコイイ音になる。
簡単ですよね。
エフェクターの最初と最後に、クリーンブースター繋ぐだけ。
では(3)。
どんなクリーンブースターが良いのか。
それはまた別記事で。今回はここまで。