VORON v2.4製作メモ-3
フレーム組立
基本組立説明の通りで問題ないです(おい
510mm角が乗る歪みなき平滑な作業台はまずご家庭にはありませんので…(窓ガラス、台所の大理石カウンターなどは使えるかも)とにかく突き合わせた各フレーム毎に完全スコヤを用い直角を必ず確認してください。
フレームも必ず真っ直ぐとは限らないので程々で全体を組み、最終は対角長さの誤差は2mm以内にしろとの事です。
私は使いませんでしたがフレーム組立を助ける治具なんかもユーザーMODとしてあったりします。
そんなVORONのMODを検索するサイトもあります。
なお、最終アクリルパネルをちゃんと固定すると歪みは結構修正されます。アクリルが固定できない場合かなり歪んでます。それぐらいツメツメに設計されてます。
アクリルは割ときちっとカットされてるのでフレーム組立途中でパネルを合わせてみて溝に沿うかどうか見ても歪み具合がわかります。
リニアレール洗浄(必要ならば)
気になる人はリニアブロックを抜いて脱脂洗浄して再給油して使う方も居ます。中華パーツはゴミ混入が怪しいのでやって損は無いです。
この辺にハウツー動画があります。まず概要欄をよく読んでからヤレとのこと。
blurollsのキットにはHIWIN製レールが付いてきますがメーカーの出荷梱包ならばまず心配ないのですが…単価を下げる為か長尺物&マルチブロックで手配、ショップ・または下請で必要寸法に自家カットしている様なのでゴミ混入等は避けられない感じです(笑)
日本HIWINで手配するとMGN9H400mmは1組1万円します。VORON2.4には8組あるのでそれだけで8万円するという事です。要はそう言う事です(
リニアレールの選定
8本のリニアレールが付属してきますが、全て同じ調子・・・だといいですね。だいたいいい感じのとそうでない物が混ざってきます。
・ガタが少なくスムーズなものをまずX軸用にキープ
・次にY軸用の2本
・一番不調そうなのはZ軸へ
リニアレール組込
Z軸から取付けていく指示になっています。印刷しておいたレールセンタリングツールを用いてネジ止めしましょう。
なお締め過ぎは厳禁です
そして1レールにいっぱい取付穴が開いていますが、1レール8本のネジを使いますので穴は”ええ塩梅”で飛ばして固定します。また、後入れナットでv0と違い余裕な為かナット側の指示がほぼありません。基本は・・・
この形の後入れナットを使います。
もう一種類M3ハンマーヘッドナットが入ってきますがそれはパネル固定用です。
レール下とフレーム間は3mmと書いています。
3mmにしても良いのですが、要はベルトカバーが滑り込めないとダメなので事前に印刷している
これが入る隙間にしてください。