klipperマシンをVPN"Tailscale"で遠隔操作する
流行り?のVPN Tailscale を導入してみました。
以前からルーターに備わってるOpenVPNを用いて外部から監視や制御を行っていましたがスループットがルーターの性能に左右されること、DDNS等が必要なところがあり少し面倒といえば面倒でした。
Tailscaleの特徴(私的)
設定らしい設定が無い簡単(一応細かく設定もできる)
通信自体はVPNサーバークライアントを通らずインストールされた機器同士p2pで繋がる。ルーターのvpn処理能力に左右されない
ユニークな固定IPが登録の各機器に割り振られる。ローカルアクセスみたいな感覚で使える(ノーマルでは半年ごとに再認証が必要
インストール
プリンターへのインストール自体はLinuxのガイドの中にRpiのやり方もあるので公式ガイド通りで何も問題無くスムーズに行えました。
操作する方のスマホ、PC、Mac、Linux機などもそれに応じてアプリがあるのでインストールします。
なおユーザーを第三者機関の認証を用いて行うのでマイクロソフトアカウントやグーグルアカウント(ほか幾つかある)なとが必要です。
klipper特有の設定
100.x.x.xの固有ipが振られてそれでアクセスするわけですが、そのままではmoonrakerのアクセス制限に引っかかって操作UIが起動出来ないです。
moonraker.cfgを編集し
trusted_clients:のセクションへ
100.0.0.0/8
を追記します。
追記したらmoonrakerサービスをUIから再起動します。
klipperじゃなくmoonrakerを再起動です
これでTailscaleの割当ipへブラウザからアクセスしても問題なく操作可能になります。
その他tailscaleについてのあれこれは
他の記事が詳しいかと思いますので参考まで
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