デレマスのロック担当が誰だったか覚えていますか？
はじめに言っておくが、私は厄介な多田李衣菜Pである。
李衣菜みたいに広いロックを持っていないから、いくらキマっていたとしても、キュート系やポップ系にロックとは言えない。
厄介な李衣菜Pであり、担当アイドルと共に木村夏樹のファンをやっている一人のプロデューサーの戯れ言を、誰かに聞いてもらいたくて書いている。
一人でも共感してもらえる人がいたらいいな。そんな程度の想いしかこの記事には込められていないことを前提に読んでいただきたい。
これは、先日のライブについての独り言である。
結論から言うと、私の期待が大きすぎただけなのかも知れないが、公式は確かに私の期待に応えてはくれなかった。
ライブのテーマはロックだった。
私は李衣菜Pであり、木村夏樹のファンであるから、当然ロックと聞くだけで胸が高鳴る人種である。
李衣菜Pを自称するだけあって、やはりロック系には好きなアイドルが多い。前述の二人はもちろん、輝子に涼や小梅、美玲や飛鳥、拓海など・・・。彼女らの、メタルやパンクを含むざっくりロック系の曲（やカバー曲など）が発表される度に、李衣菜と一緒に「ウッヒョー、ロックじゃん！」と喜び合ったものだ。
キャストが発表されたら真っ先に李衣菜を探したし、その次には夏樹を探した。が、夏樹はいなかった。
「え？ なんでロックなのに夏樹がいないの？」
そう思ったPは多分私だけではないと思う（と、信じたい）。
色々考えた。
キャストさんのスケジュール都合か、とか（やすきちさん某女児向けで忙しそうだし）。
でもでも、結構早い段階から準備してるんだし、ライブのスケジュールずらせたんじゃないか、とか。
じゃあなんでそもそもテーマをロックと銘打ったんだ？とか。
ロックと言えば夏樹なんてP全体の当たり前の認識だと思っていたけれど、夏樹が総選挙圏外常連の不人気メンだから邪険に扱っていいと思われたんじゃないか、とか。
……まあ、発表されてしまったものはしょうがない。
この不審点を受け入れるのに時間がかかって、李衣菜のいるライブに行かないことさえ考えた。
（※私は太客ではないので、担当や推しがいないと基本ライブには行けていません）
結局は、二日ともLVで参戦することにしたのだけれど。
李衣菜がいるのに、しかもロックの舞台なのに、やっぱり行かないわけにはいかないし。
ロックって言ってるんだから、李衣菜のソロがあるのは確定だと思ってたし。
なんなら二日連続二曲ともやるんじゃないかとか思ってたし。
少なくとも、李衣菜の出番は多いはずだと思ってた。
デレマスでロックと言えば夏樹だけど、ロックばか（失礼）と言えば李衣菜だし。
輝子はメタルだし一番ロックしてるからほぼメインかなとも思った。
そうして、不信感半分期待半分でLVへ臨んだ。ロックなのに現地に行けなくてごめんね、李衣菜PのくせにLVなんて全然ロックじゃないねと思いながら。
ライブが終わった。
輝子は最高だった。
PANDEMIC ALONEも、三人で歌った毒茸もかっこよかったけど、何と言っても紅は神だった。
生バンドで紅なんて聴ける機会なかっただろうし、やっぱり現地申し込めばよかったなと後悔したくらい。
ルナショウとかアンサーもめちゃくちゃロックだったよね。
今回のライブのMVPは間違いなく松田颯水さんだったと思う。
あとまゆメドレーは泣いた。ロックではないなぁと思ったけど普通に泣いた。まゆPだったら死んでいる。
双翼はかっこよかったし、二日目のMCは見ていて恥ずかしくなった（当方百合厨なのであのシーンが一番印象に残っているし、末長く幸せになってほしい）
でも、ところで、李衣菜の出番少なくなかった？
期待値が高すぎただけ？
デレマスでロックと言えば李衣菜、夏樹、涼、輝子って認識してたんですけど、私のこの認識は間違いでしたか？
私はずっと李衣菜のペンラを握りしめて今か今かと李衣菜を待っていた。
それなのに、出てくるのは新アイドルのちとちよばっかりで。
しょうがないよね、出てきたばっかりだから商業的に推したい気持ちもわかる。
でも、私、このライブ、ロックって聞いて来たんですけど。
……ØωØver!!のハートビートバージョンを二日間やったのはわかる。キャスト的にも、テーマ的にもちょうどよかった。
……ロキエモの人選も、夏樹がいないうちでは、私の中では最適解だった（夏樹Pは納得してないかもしれないけど）。
色々やれない曲があったのは時間の都合上しょうがないけど。
でも、李衣菜、今回、ずっと前川みくと一緒にしか出ていない。
どうして？
李衣菜はまたみくのおまけになっちゃったの？
アニメの時みたいに？
李衣菜は李衣菜だけで出してくれないの？
Twilight Skyまでみくと一緒なの？
トワスカくらい一人で歌わせてよ。CDに昔入ってたとしても納得いかないよ。
トワスカが二人ならSparkling Girlもやってよ。
あとトワスカの曲調はみくの声には合わないよ（※これは個人の見解です）。
李衣菜はソロが二曲もあるのに、しかもロックを銘打ったステージなのに、
なぜか一人で出してもらえなかった。
それどころか、全部の曲が前川みくと一緒。
これじゃまるで、李衣菜が一人ではだめだったみたい。
アニメから数年経って、「やっぱり李衣菜はみくと一緒じゃないとだめ」と、李衣菜一人や他の子との活動を否定されてしまったみたいで、なんだか、悲しい……。
確かにみくの方が人気があるのは事実だけど、私は李衣菜が大好きで、私にとっての担当アイドルは李衣菜しかいないんだ。
別に私、みくちゃんが嫌いなわけじゃないんです。
でも私、また李衣菜がみくと一緒にしか出てこなくなったら、本当にみくちゃんを嫌いになってしまうかもしれない。
李衣菜Pである私がみくに対してコンプレックスがあることは否めないけれど、それでも、これはちょっと酷くない……？
アスタリスクを推している方は幸せそうで何よりですね……
でも、李衣菜はアスタリスクだけじゃない。アスタリスクもいいけど、李衣菜はみくがいなくても李衣菜一人で魅力的なはず……
夏樹がいなかったからRock the Beatで出られなかったのはしょうがないけど、李衣菜と他の子で何かやるとか、色々やりようはあったと思う。
それに、ロックとは程遠い、なんならpopsでやれば？みたいな曲（パレットとか）もいっぱいやるなら、せめてロックの看板を掲げるのはやめて欲しかった。
テーマ分けするならちゃんとテーマに沿ってよ。
キャスト都合で難しいならそういう無理はしないでよ。
ロック曲を歌ってない子が「ロックしてましたね」と言っているのを聞くのは少し心苦しかった。まあ、ロックは人の心それぞれにと言えばそれまでなんだけど。
一言でまとめると、ロックなステージで、ロックアイドルである李衣菜を、前川みくと別で一曲くらい出して欲しかった。
思うことは他にも色々あるけれど、私が言いたいのはこれが全てです。
こんな長々とした駄文にお付き合いいただきありがとうございました。